令和3年12月24日(金)
私の大好きな象潟!
芭蕉のお陰である。
当時象潟は、松島と並ぶの景勝地
であったが、
文化元年(1804)の地震で陸地になって
しまう。
芭蕉は象潟に舟を浮かべ、
芭蕉は象潟に舟を浮かべ、
能因法師の隠棲した島に行き、
ついで、西行が
「象潟の桜は、波に埋もれて
花の上漕ぐ 海士の釣舟」
と詠んだ老い桜が、残っているのを見る。
「松島は笑ふがごとく、
「松島は笑ふがごとく、
象潟は憾(うら)むがごとし。
寂しさに悲しみを加へて、
地勢刀魂をなやますに似たり。
(その土地の趣が人の魂を悩ますに
似ている。)」
象潟や
象潟や
雨に西施が
ねぶの花
象潟の趣は、
象潟の趣は、
雨に濡れている合歓の花のよう、
すなわち哀愁をたたえて、
目をつぶっている西施のようである。