貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

せめて萩の花咲く野原での最期を!

2022-01-13 14:06:58 | 日記
令和4年1月13日(木)
 七月二十七日、
曽良は持病だったか、腹の病で、
伊勢の長島(今の三重県桑名市長島町)
のゆかりの人のもとへ、
独り旅立つ。
行き行きて 
  倒れ伏すとも 
      萩の原 
       曽良
 行けるところまで行き、
倒れて死ぬにしても、
せめて萩の咲いている原で
あってほしい。
 これは、曽良の悲しみの句である。
 腹痛だが、山中まで来て、
何があったか・・・・?
詮索する人もいる。