令和7年1月14日(火)
仙台市: 東 照 宮
仙台東照宮は
仙台東照宮は
仙台藩二代藩主伊達忠宗が、
徳川家康を伊達家の守護神
として祀るため、
慶安2年(1649)に、
三代将軍徳川家光に願い出、
許しを得て創建。
<随身門>
それから
5年後の承応3年(1654)に、
本殿や唐門石鳥居等全てが
完成する。
<拝殿>
芭蕉と曾良は、
元禄2年(1689)5月7日
(新暦6月23日)、
大淀三千風門下の
加右衛門の案内で、
東照宮等を訪れる。
芭蕉が訪ねたのは
芭蕉が訪ねたのは
完成から35年後ということになる。
曾良随行日記には、
「七日 快晴。
曾良随行日記には、
「七日 快晴。
加衛門(北野加之)同道ニテ
権現宮(仙台東照宮)を拝、
玉田・横野を見。
つゝじが岡ノ天神ヘ詣、
木の下ヘ行。
薬師堂、古ヘ国分尼寺之跡也。
帰リ曇。夜ニ入、
加衛門・甚兵ヘ入来。
冊尺並横物一幅づゝ翁書給。
ほし飯一袋・わらぢ二足、
加衛門持参。
翌朝、のり壱包持参。
夜ニ降。」
と記されている。
仙台東照宮は
仙台東照宮は
氏神神社として勧請された、
全国でもほぼ例のない東照宮。
<奥の院>
御譜代町と呼ばれた
伊達家とともに、
米沢から移転してきた家臣の住む
大町・肴町・立町・南町・柳町・
北目町・染師町・田町の8町を
氏子町として指定。
<神社下は宮町>
氏子町は
東照宮御祭礼の時に神輿を担ぎ、
山車を出すことが
決められている。
それが、仙台祭だ。
現在では、
現在では、
5年に一度行われており、
360年以上前に
御神体をのせて
江戸から仙台まで渡御した
東北最大ともいわれる御神輿が、
今もなお保存されている。
若い神主さんは、
若い神主さんは、
「芭蕉は訪れたようですが、
特に句も詠まれなかったので、
句碑はありません。」
と言われたので、
御朱印だけ戴くことにする。