貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

戦めく 嫁二人!

2022-09-19 11:43:02 | 日記
令和4年9月19日(月)

 芭蕉と曽良は、
元禄2年(1689) 5月3日に
田村神社の甲冑堂を拝観。
虎の石

『奥の細道』の、       
「二人の嫁がしるし、先哀也。
  女なれどもかひがひしき名の世に
聞こえつる物かなと 
袂をぬらしぬ。」
という二文が、碑に刻印されている。
  また、桃隣の句碑が残っている。 

 桃隣とは芭蕉の弟子で、
本名は、天野勘兵衛。
 芭蕉の(支考代筆)口述遺書中、
「桃隣へ申し候。再会かなはず。
 力落さるべく候。
いよいよ杉風・子冊・八草子
よろず御投げかけ、
ともかくも一日暮しと存ずべく候」
と書かれた人物である。
 碑には元禄9年(1696年)に詠んだ句。
「戦めく 
   二人の嫁や 
        花あやめ」



最新の画像もっと見る

コメントを投稿