貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

15 関市: 弁慶庵:惟然記念館   

2017-01-20 10:09:45 | 日記
15 関市: 弁慶庵:惟然記念館   

9月25日 15:55~16:20

4時前に到着。

 門を入ると、惟然(いねん)が住み、娘が

尼になってその後守り抜いたという庵、

 弁慶庵に上品な初老の女性が見えた。

 すぐお相手いただき、いろいろと説明して

いただく。

蕉門十哲の一人、広瀬惟然の住まい。

 芭蕉の大坂での臨終の世話をした弟子でも

ある。

 幼少時、名古屋の商家の養子に入り、

日々本を読んだり、俳句を作ったりする生活

を送っていた。  

 ある日、梅の木に鳥が舞い降り、羽風に梅

の花びらが散るのを見て、世の無常を知り、

妻子を捨て家を出る。

 郷里の関に戻り、仏門に入る。

 弁慶と同じ「膳、椀等七器だけ」を用いて

質素な生活をし修行をしていたようだ。

 椀箱の蓋に「弁慶庵」と自筆して入口に

掲げたという。

 そして、捨てた娘と名古屋や京都でばった

り出会う。

 父を慕い続けていた娘は、とうとう尼に

なり、この弁慶庵で一緒に住んだという。

芭蕉句碑は片隅にあり。

    鶯や 柳のうしろ 藪の前 芭蕉

弁慶庵:惟然記念館



芭蕉と広瀬惟然の関係など説明冊子



芭蕉句碑

 鶯や 柳のうしろ 藪の前



惟然句碑



惟然句碑



惟然など墓碑






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