令和6年1月20日(土)
幻住庵三曲二百歩の十句碑群の②
七句目は、
「独り尼
「独り尼
藁屋すげなし
白つつじ」 。
※ 白つつじの咲く
白つつじ」 。
※ 白つつじの咲く
その庵を訪ねると、
ひとり住みの尼のこと,
どこか応対も隔てがあって
よそよそしい。
八句目は、
「紫陽草や
藪を小庭の
別座敷」 。
※ 元禄7年、終の旅に
別座敷」 。
※ 元禄7年、終の旅に
旅発つ前,門人子珊(さん)宅での作。
藪をそのままに小庭の眺め
藪をそのままに小庭の眺め
とした離れ座敷。
その庭先に
紫陽花が咲いている
の意。
九句目は、
九句目は、
「樫の木の
花にかまはぬ
姿かな」 。
※ 花の中に、
※ 花の中に、
あたりにかまわずひとり
超然たる樫の木を賞して、
世間を遁れて隠棲する
主人秋風に対する挨拶とした。
これが不足した十句目となる。
ひとつひとつの句を
じっくり味わうことも
またいいものだ。
とくとくの清水は、
とくとくの清水は、
「たまたま心なる時は
谷の清水を汲みて
みづから炊ぐ」
との記述がある。
芭蕉が自炊していた痕跡 。
今も木立の中、
今も木立の中、
水を湧き出している。
管理の方によると、
今朝は9時から観光バスで
大阪からたくさん方が
お見えになったとか。
やはり、休日の大人の日だ。
やはり、休日の大人の日だ。