キャスティング。

今日から大河ドラマ「篤姫」が始まりますね。幕末好きのワタクシとしては歓迎したいところなのですが、キャスティングに首をひねってしまうのです。篤姫の宮崎あおいさんはかわい過ぎて？？？です。あとＮＨＫのサイトを見て勝海舟が北大路欣也さんというのも？？？だし、大久保利通がネプチューンの原田泰造？？？と思ってしまいました。役者さんそれぞれがいい悪いというのではありませんが、前にＴＶや映画で見たイメージを勝手に作り上げてしまっているので…。

勝海舟はもっとべらんめえなイメージだし、大久保利通は、昔、やはり大河ドラマでやった「翔ぶが如く」の鹿賀丈史さんのイメージが強烈で、原田泰造じゃないだろう…と思ってしまうのです。西郷隆盛の小沢征悦さんは1000歩ぐらい譲って、まあいいかなぁと。坂本竜馬の玉木宏さんは線が細すぎ…。原田泰造が坂本竜馬だったら面白かったのにと思います。この2人、入れ替えるとわりといい線いくかも…と個人的には思います。

スケジュールやら何やらの都合もあるでしょうし、製作者の意図もあるのでしょうが、ちょっとあまり食指が動かないなぁと思います。今日、最初をチラッと見ようかどうしようかまだ迷ってます。昨年の風林火山も結局全然見なかったしなぁ。

根無し草。

今日は穏やかな、とてもいいお天気になりました。明日から仕事という方も多いのでしょうか。学生の皆さまも冬休みがそろそろ終わりですね。受験生の方はこれからが本番ですよね。受験生だったのははるかに昔のことですが、初めて上京したのが大学受験のときで、受験が終わった翌日、長崎に帰るときに東京に雪が降ったのを鮮明に覚えています。2月中旬だから、1番寒い頃だったのかもしれませんね。

そのときは、まさか自分がこんなに長く東京に留まるなんて思いもしなかったなぁ…と不思議な感慨を覚えます。故郷にいた時間より東京で暮らす時間の方が長くなってしまいました。でも、不思議なもので、今でも高校サッカーや高校ラグビー、もちろん高校野球も故郷の代表校を応援してしまいます。なかなか「自分は東京人だ」という実感が持てないまま月日が過ぎていきます。賃貸暮らしだからかもしれませんね。家を買うと、そこに根を張ることになるのかなぁなどと思います。要するに根無し草のままこの年になってしまったような気もします。

根無し草のほうが気楽ではあります。でも、少しずつ寂しいなぁと思うようになってきたのは、やはり年をとったせいでしょうか。

カルチャーショック。

最近、桜餅にハマっております。関東風の小麦粉を焼いたものにこしあんという組み合わせのもの。ワタクシは九州の出身なので、最初にこのタイプの桜餅を見たときは、これは何物と思ったものです。それまでのワタクシは、桜餅といえば、道明寺粉で作ったもち米の粒粒感のあるものしか見たことがなかったからです。東京風の桜餅って、ワタクシにとっては一種のカルチャーショックだったわけです。

この、西側の人間にとっての食べ物のカルチャーショックは、出汁が真っ黒のうどんとか、角餅を焼いてお雑煮にすることとか、他にもいろいろあります。でも、うどんやお雑煮は情報としては聞いたことがありましたが、桜餅はそれまで聞いたことがなかったので、結構びっくりしたものです。もともとこしあんが好きなので、他の二つよりは違和感なく（というか、こういう和菓子もあるのだと思って）、おいしくいただいております。

カロリーのことが気にならないと言えば嘘になりますが、そこはＢ型の性、飽きるまではいくら食べても平気なのです。お後が怖ろしいことで。