雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

(いい)上司の条件。

2010-03-03 20:59:22 | works
午後から暖かくなったからというわけでもないでしょうが、上司の上司と上司は事業上の懸案箇所であり、ワタクシの事務所で現在大問題になっている現場を調査に出かけました。そう考えると、偉い人々はあれもこれも懸案事項を抱えて大変だなぁとしみじみ思う昨今ではあります。監査からの内部調査も大事ではあるのだけど、実際の事業で抱えている問題もいろいろある。いちいち頭を悩ませていたら、本当にストレスが溜まってやってられないんだろうなぁと、ミョーなところで同情してしまいました。下っ端は、とりあえず要求された資料を作ればいいけれど、偉くなればなるほど責任を持って判断をしなければなりません。中には、何とか責任を回避しようとする偉い人もいますが、そーゆー人々は大抵部下の評判は悪いと相場は決まっております。

評判のいい上司というのは、滅多なことでは判断がぶれません。部下を信頼して仕事を任せてくれて、最後の責任は取ってくれます。今の上司の上司はかなりそれに近い。ワタクシが今抱えているような類の内部調査のオーダーが来ると、それだけで舞い上がってパニクるエライ人もいると思うのですが、上司の上司は「淡々と資料を出しておけばいいよ」という指示のみで、あとはわりと自由にやらせてくれます。もちろん、上司が事あるごとに報告はしていますが、全然舞い上がる気配はありません。おかげで、ワタクシとしてはそれなりに神経は使うものの、かなり仕事はやり易い。他の人に内容が分からないようにいろいろ調べるのは大変ですが、まあ、淡々とやっていけばいいかと思えるのは心強い。相変わらず空いているデスクまで占領して書類が積み重なっていますが、何とかなるさ…と開き直りつつある今日この頃です。