雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

有楽町で逢いましょう。

2010-11-03 19:54:32 | …and so on
ワタクシも、リアルタイムでこの曲を聴いたことはないのですが、お亡くなりになったフランク永井さんの代表曲の中の一つです。現在はビックカメラが入っている読売会館に、その昔は有楽町そごうがありました。この「有楽町で逢いましょう」は、その有楽町そごうのために作られた、日本初のCMソングだったそうです。そごうが撤退してから、もう10年近く経つのでしょうか。その間に有楽町もずいぶん変わってしまいました。マルイが念願の有楽町進出を果たした陰で、ワタクシの青春時代の憧れだった有楽町西武が年末に閉館してしまいます。そのあとにはルミネが入ることになったようですね。一時期は某家電量販店が入るという話もありましたが、結局は家賃の折り合いがつかなかったらしい。ルミネが入ると、また有楽町の昔の面影が消えていきますね。

美容院で髪を切ってもらいながら、担当のお姉さんと延々とそういう話で盛り上がってしまいました。彼女は、ワタクシよりは下の世代ですが、やはり有楽町に対する思い入れは強いはずです。ワタクシも、仕事を始めた最初の頃は有楽町勤務だったので、わりと定点観測的に有楽町を眺めてきました。昔はよかったなどと言うとまるで婆さまですが、有楽町が変わっていく様子を眺めていると、やっぱりちょっと寂しい気分にはなってしまいます。有楽町西武ができるときに、マリオンに銀座の名を冠したかった西武側の申し入れが行政に受け入れられず、泣く泣く有楽町マリオンになった話とか、当時のことが懐かしく思い出されます。あれから30年近く経ったのだから、自分たちも年を取るはずだよね…というオチがつくのが悲しいのですが。