雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

偶然の産物。

2011-05-24 20:29:56 | …and so on
東京は昨日からどんどん気温が下がり、今日も午後から晴れたにもかかわらず外に出てみるとかなり肌寒い1日になりました。その分湿度も低くて過ごしやすいことは間違いないのですが、5月も終わろうとしているという季節感が全く湧かない昨今です。カイシャでも、もういい加減に仕舞ってもよさそうなひざ掛けをなかなか持ち帰れずにいます。寒がりの同僚の皆さまが口を揃えて「それ、どこで買ったんですか?」と聞いてくるひざ掛けですが、何のことはない無印良品で購入した代物です。一昨年、北側の大きな窓を背にして仕事をしていた時に、膝から下があまりにも冷えるのであちこちで真剣にひざ掛けを物色していて、無印で偶然見つけた次第。結構な大判のフリース素材で毛布代わりにもできそうな感じなので、その冬のシーズン中、寒がりの皆さまにはちょっとした話題を提供していたみたいです。

一口にひざ掛けと言っても、気に入ったものを探そうとするとなかなか見つからない。薄いのは意味がないし、高級カシミアのひざ掛けなどは、事務所で席を立つたびにそこら辺に放り出すという粗雑な扱いをするのにはもったいない。フリース素材で十分なのですが、帯に短し襷に長し…的なものばかりだったりします。なので、しばらく買うに買えない状況が続いたのですが、別のものを買うために行った無印でそのひざ掛けを見つけて速攻で入手した記憶があります。こーゆーことってわりとよくありますよね。探している時は気に入ったものに出会えないのに、偶然入った店で条件にぴたりと合った商品に出くわすとか。ワタクシの場合は、バッグと財布だけはかなり機能性にこだわるのですが、根性を入れて探している時より、ボーっとディスプレイを見ている時のほうが入手できる確率は高い気がします。

そのひざ掛けは値段の割にはコストパフォーマンスもいいみたいで、今年の冬で3シーズン目だったのですが、毛羽立つようなこともないし、かなり厚手なので粗雑に扱っても平気です。ものでも人でも、出会うべくして出会うことってやっぱりあるとミョーに納得しております。自分も入手しようと同僚女子が無印を探し回ったらしいのですが、結局見つけられなかったと落胆しておりました。縁とは不思議なものですね。