雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

災害派遣ということ。

2011-05-26 20:44:12 | works
東京は19:00ちょっと前ぐらいから結構な雨が降ってきました。一時期は沈静化しかけていた余震も、ここ数日はまた活発になってきたようです。あれだけ大規模な地震があると、余震も活発な時期と沈静化する時期が交互に現れるとのこと。ワタクシの事務所の技術職の方が、6月1日から3か月のスパンで岩手県に派遣されることが決まり、その手続きとそれに伴う必要経費を支出する関係でしばらくバタバタしておりました。ご本人にとっては3か月間、かなり厳しい労働条件になることは間違いないので、せめて東京で準備できるものは準備してあげたいですよね。なので、必要経費を短時間のうちに準備するのがワタクシの仕事でした。東京にいるのが申し訳ない気持ちにもなりますが、とにかく自分にできることは少しでも手早くしようと、かなりジタバタとしておりました。

派遣が正式に決まったのが10日ほど前だったので、派遣先との協定もまだ案の段階のまま突っ走らなければならず、入ってくる情報も二転三転する中での仕事になりました。もちろん、現地に行かれる方も準備その他で大変だったし、お給料をどちらから支給するかなどといった事務手続き、その間欠員が生じる職場の穴埋めをどうするかなど、なかなかクリアにならないまま見切り発車の状態でした。こういう非常時なのである程度の見切りは仕方ないのですが、あまりにもボロボロだと行ったご本人も大変だし、後処理もどんどん煩雑になります。結局、派遣先で3か月間旅館とホテルを借り切って宿舎にすることが本決まりになったのが昨日のこと。引っ越し荷物を輸送できるかどうかのギリギリの段階でした。派遣先の方々もほぼ不眠不休に近い業務をなさっているので、こちらの都合だけで急ぐこともできません。

ともあれ、31日に岩手県に出発ということになったので、できれば明日中に安全靴とか防塵マスクなどの必要最低限のものを揃えてほしいということで、購買担当の同僚女子とあちこち電話をかけまくって1日終わりました。何とか間に合わせて、できるだけ気持ちよく送り出したいと思います。3か月行くというだけでもこれだけ大騒ぎなのだから、現地の方々のご苦労を思わずにはいられない昨今です。