雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

坊主憎けりゃ袈裟まで…。

2011-07-13 19:47:25 | tv&movie
今日も東京は暑い1日でした。朝、職場に着くとボーっとしてしばらくは何にもやる気が起きない日々が続いております。夏バテするにはいくらなんでも早すぎるとは思うのですが、症状としてはそれに近いものがあります。朝食も抜いていないし、とりあえず起きれないほどではないので、ほとんど惰性で化粧をして逆帰巣本能(?)に従って電車に乗って、タラタラと職場まで通っております。30分ぐらいボーっとしているうちに今日やるべきことを思い出すのですが、何となく調子が思わしくない気がするのは、暑さのせいなのか加齢のせいなのか、いずれにしてもあまりうれしくはない。今は、職場に7:30ぐらいに着いているので、8:00の始業時にはそこそこ動けるようになってはいますが。その30分でメールチェックをして、新聞各社のWebサイトをチラ見して、さあ仕事するかという感じです。

サマータイムを導入する際のうちのカイシャの言い分の一つに、「朝の涼しいうちに通勤して、仕事を始めることで効率アップが期待できる」などという謳い文句がありました。あのー、家を出る時間は6:40のワタクシですが、その時点ですでに暑いんですけど…とツッコみたくなる昨今です。本社の机上の空論でサマータイムが始まったのは、どこかの国の総理大臣や原発事故を抱える電力会社のエライ人々とダブらなくもありません。始めてしまったからには後戻りできるわけもなく、猪突猛進あるのみというのも似ている気がします。今日は、スポーツドリンクの代わりに麦茶を買って事務所に向かったのですが、麦茶は冷たいから美味しいのであって、ぬるくなった麦茶ってどうよ?と思ってしまいました。それでも執務室は28℃設定の空調があるだけマシで、外に出ると暑くてヨレヨレしますよね。

それもこれも、後先考えずに「脱原発依存」にしがみついているどこかの総理大臣のせいのような気がしてきます。本来、暑いのは総理大臣の責任ではないはずですが、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いという諺もあります。国民からそんな恨みを買う前にお辞めになってはいかがなものかと思うのですが、ご本人にその気がないのは如何ともし難いようです。