雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

あっという間に終わります。

2011-07-18 14:50:01 | works
台風が接近してきた影響で、昨日までの笑うしかないような太陽は雲に隠れております。風も強いのですが、事務所内で扇風機を回しているよりもはるかに温度の高い熱風が、しかも結構強く吹いております。さっき買い物に出かけたのですが、外に出た一瞬、低温サウナの中に入ったような錯覚に陥りました。普通、風が吹くと体感的には涼しく感じてもよさそうなものですが、今、うちの近所で吹いている風は見事に熱風です。昨日、一昨日の肌が焼けていくような暑さではないけれど、これはこれでミョーに気持ち悪いものです。昨日までの暑さがコンクリートやアスファルトで冷え切らないまま風が吹いているので、いくら太陽が雲の中に隠れても焼け石に水のようです。あれだけ待ちわびていた(そのわりにはすっかり忘れていた)3連休も、結局はあっという間に終わってしまいます。とほほ。

明日からは、やっと手に入れた銀座香十の扇子を片手に、久しぶりに真剣に予算要求資料を作らなければなりません。先週、あまりの暑さで資料を見ても全く集中できなかったので、明日からはそのツケをたっぷり払わされることになります。暑いと仕事に集中できないのは、普段から集中力が欠如しているワタクシだけかと思っていたら、実家の妹(ご幼少の頃から、母に「妹ほどの真面目さがあなたにあれば…」と散々嘆かれていた)も、暑くて仕事にならないと電話で話しておりました。予算資料の本社への提出期限は8月1日なのですが、7月26日の幹部会で「来年度はこのくらいの金額で予算要求します」という報告をしなければならないので、それまでには体裁を整えておかないとまずい。実質あと5日が勝負ですが、あの暑い、扇風機の風も届かない執務室で集中力が持つのかは甚だ疑問です。

それでも、事務所の計理屋は5日ぐらい我慢して頑張れば、あとは本社にお任せできます。本社の計理屋の皆さまは、お可哀想に、これから9月中旬まではひたすら超過勤務が待っております。若くて家が近いと、よほど仕事ができない烙印でも押されない限りは、誰でも一度は通る道だもんね。その昔、神宮外苑の花火大会の音だけを本社で仕事しながら虚しく聞いていたこともあった(ような気がする)ワタクシは思うのでした。