自分的には効果があると思うんですけど、意外と一般的にはあまり効果が無いと言う方が多いブレーキキャリパー交換について考えてみました。
素人考えなんで、間違ってる事もあるでしょうから、真剣には読まないでくださいね(笑
実際は数値的な問題だけではなく「タッチ」と言うのが非常に重要になってくるとは思うんですけどね~
「タッチ」とはなんぞや?
●ブレーキレバーを握る
↓
●マスタからフルードが押し出される
↓
●ブレーキホース内をフルードが流れる
↓
●キャリパー内にフルードが押し込まれる
↓
●ピストンを押し出す
↓
●ブレーキパッドをブレーキディスクに押しつける
単純に考えても、これだけの行程を踏んで、ブレーキをかける感じになる訳ですから、この行程内での圧力ロスが「タッチ」の変化につながるわけですよね~?
つまり、マスターを交換したり、ホースをメッシュ化したり、キャリパーを交換したりする事で「タッチ」を良くする感じなんでしょうな~
モノブロックのキャリパーにしたり、ステンレスメッシュホースにしたりするのは「剛性」を上げる事で「タッチ」を改善するって事になりますよね。
これは間違いなく効果ありそうな気がします。
横型マスターからセミラジアルやラジアルのマスターに交換するって言うのは、レーバー部での縦方向ベクトルを横方向ベクトルに変更する部分を取り除いて、レバー→マスターピストン部での「タッチ」を良くするって事ですよね?
これまた物理的に理に適った事ですから効果ありますわな。
でもって、僕が実施した「方押し2ャbド」から「対向4ャbド」キャリパーへの変更。
この場合、物理的には同じ圧力をかける形になるので、効果は薄いと思われるかもしれませんけど、方押しの場合、可動部の剛性がイマイチ高くないため、フニャっとした「タッチ」になるので、結構効果はありました。
これも剛性アップがなされたって事ですよね?
さて、今現在、僕が考えてるのはピストン径大径化により性能向上。
バリオス2(ZR250B7F)の純正ではトキコの方押し2ャbド、ピストン径はφ32mm+φ25mm(だったと思う)
現在取り付けてあるNSR250R MC21用キャリパーは対向4ャbド、ピストン径はφ30mm+φ25mm
両方マスターは横型の1/2(12.7mm)で動かしてます。
あれっ?MC21用の方がピストン径小さいっすな(驚
でも、良く効くんだよね~(笑
ブレーキの効きとピストン径は関係ないのか!
さにあらず、一般的にニッシンキャリパーはトキコキャリパーと比べて1サイズ小さいマスターを選定する事が多いらしいっすね、トキコとニッシンではピストン可動域が異なってるのかな?
一応、面積計算(片側で計算するのが正解らしいので片側面積ですが)
(π=3.14で算定)
トキコ 方押し2ャbド
16mm×16mm×3.14 + 12.5mm×12.5mm×3.14 = 1294.465mm2
ニッシン 対向4ャbド
15mm×15mm×3.14 + 12.5mm×12.5mm×3.14 = 1197.125mm2
だいぶ差があるんですけど、1/2マスタ(トキコ製)で動かした場合のストローク量はほとんど変わらなかった。
剛性感があがった分だけカチッっとした「タッチ」になったんで使いやすくなりましたね~
さてさて、ここからが問題。
同じニッシン製の対向4ャbドキャリパーでピストン径が異なるモノが数種類ございます。これを交換する事でブレーキ性能は上がるのか?
まずはラインアップ
●φ34mm+φ32mm 面積:1711.300mm2
●φ34mm+φ30mm 面積:1613.960mm2
●φ32mm+φ30mm 面積:1510.340mm2←入手済み
●φ30mm+φ30mm 面積:1413.000mm2
●φ30mm+φ25mm 面積:1197.125mm2←現状
ん~結構面積違うもんですね~
物理的にパッドをディスクに押しつける面積が大きくなるわけですから、そこでのロスは少なくなりますわな。だから上位車種は大口径のモノが採用されてダブルディスクになるわけですよね
さて、折角大口径ピストン化して効率を上げたとしても、ブレーキレバーストロークが増えすぎては、非常に使い辛いですし「タッチ」は悪い感覚になりそうですね。
という事で、現在と同じストローク感で大口径ピストンのキャリパーを使いたい!
マスター1/2(12.7mm)の場合のマスターピストン径面積は126.613mm2
●φ30mm+φ25mm 1197.125mm2÷126.613mm2 = 9.455
●φ32mm+φ30mm 1510.340mm2÷126.613mm2 = 11.929
9.5:12って事でカナリのブレーキレバーストロークの増加が見込まれますね
これでは使いづらそうなんで、マスターピストン径をワンサイズ(14mm)上げます。
●φ32mm+φ30mm 1510.340mm2÷152.880mm2 = 9.879
14mmマスターでも若干ストロークが増えそうですけど、まあ許容範囲っすね。
つまりCBR954RRのキャリパーを使用する場合、ピストン径が大きくなってキャリパーとしての性能は上がって、マスターからの吐出量を増やしてあげると「タッチ」は良くなるって事っすな。
という事で手元のφ14mmマスターをオーバーホールするか、φ17ラジアルマスターを買うしか無さそうですね・・・お金が(笑
っと、ここまで長々と考えて来たんですけど、実際のブレーキの「効き」ってパッド、ディスクの状態、タイヤの状態、キャリパーのメンテ状況に起因するんすよね~
今回の考察はこの辺りの件は完全に度外視しました(笑
新規にマスターを買うという暴挙に出るための言い訳だと思ってください(爆
素人考えなんで、間違ってる事もあるでしょうから、真剣には読まないでくださいね(笑
実際は数値的な問題だけではなく「タッチ」と言うのが非常に重要になってくるとは思うんですけどね~
「タッチ」とはなんぞや?
●ブレーキレバーを握る
↓
●マスタからフルードが押し出される
↓
●ブレーキホース内をフルードが流れる
↓
●キャリパー内にフルードが押し込まれる
↓
●ピストンを押し出す
↓
●ブレーキパッドをブレーキディスクに押しつける
単純に考えても、これだけの行程を踏んで、ブレーキをかける感じになる訳ですから、この行程内での圧力ロスが「タッチ」の変化につながるわけですよね~?
つまり、マスターを交換したり、ホースをメッシュ化したり、キャリパーを交換したりする事で「タッチ」を良くする感じなんでしょうな~
モノブロックのキャリパーにしたり、ステンレスメッシュホースにしたりするのは「剛性」を上げる事で「タッチ」を改善するって事になりますよね。
これは間違いなく効果ありそうな気がします。
横型マスターからセミラジアルやラジアルのマスターに交換するって言うのは、レーバー部での縦方向ベクトルを横方向ベクトルに変更する部分を取り除いて、レバー→マスターピストン部での「タッチ」を良くするって事ですよね?
これまた物理的に理に適った事ですから効果ありますわな。
でもって、僕が実施した「方押し2ャbド」から「対向4ャbド」キャリパーへの変更。
この場合、物理的には同じ圧力をかける形になるので、効果は薄いと思われるかもしれませんけど、方押しの場合、可動部の剛性がイマイチ高くないため、フニャっとした「タッチ」になるので、結構効果はありました。
これも剛性アップがなされたって事ですよね?
さて、今現在、僕が考えてるのはピストン径大径化により性能向上。
バリオス2(ZR250B7F)の純正ではトキコの方押し2ャbド、ピストン径はφ32mm+φ25mm(だったと思う)
現在取り付けてあるNSR250R MC21用キャリパーは対向4ャbド、ピストン径はφ30mm+φ25mm
両方マスターは横型の1/2(12.7mm)で動かしてます。
あれっ?MC21用の方がピストン径小さいっすな(驚
でも、良く効くんだよね~(笑
ブレーキの効きとピストン径は関係ないのか!
さにあらず、一般的にニッシンキャリパーはトキコキャリパーと比べて1サイズ小さいマスターを選定する事が多いらしいっすね、トキコとニッシンではピストン可動域が異なってるのかな?
一応、面積計算(片側で計算するのが正解らしいので片側面積ですが)
(π=3.14で算定)
トキコ 方押し2ャbド
16mm×16mm×3.14 + 12.5mm×12.5mm×3.14 = 1294.465mm2
ニッシン 対向4ャbド
15mm×15mm×3.14 + 12.5mm×12.5mm×3.14 = 1197.125mm2
だいぶ差があるんですけど、1/2マスタ(トキコ製)で動かした場合のストローク量はほとんど変わらなかった。
剛性感があがった分だけカチッっとした「タッチ」になったんで使いやすくなりましたね~
さてさて、ここからが問題。
同じニッシン製の対向4ャbドキャリパーでピストン径が異なるモノが数種類ございます。これを交換する事でブレーキ性能は上がるのか?
まずはラインアップ
●φ34mm+φ32mm 面積:1711.300mm2
●φ34mm+φ30mm 面積:1613.960mm2
●φ32mm+φ30mm 面積:1510.340mm2←入手済み
●φ30mm+φ30mm 面積:1413.000mm2
●φ30mm+φ25mm 面積:1197.125mm2←現状
ん~結構面積違うもんですね~
物理的にパッドをディスクに押しつける面積が大きくなるわけですから、そこでのロスは少なくなりますわな。だから上位車種は大口径のモノが採用されてダブルディスクになるわけですよね
さて、折角大口径ピストン化して効率を上げたとしても、ブレーキレバーストロークが増えすぎては、非常に使い辛いですし「タッチ」は悪い感覚になりそうですね。
という事で、現在と同じストローク感で大口径ピストンのキャリパーを使いたい!
マスター1/2(12.7mm)の場合のマスターピストン径面積は126.613mm2
●φ30mm+φ25mm 1197.125mm2÷126.613mm2 = 9.455
●φ32mm+φ30mm 1510.340mm2÷126.613mm2 = 11.929
9.5:12って事でカナリのブレーキレバーストロークの増加が見込まれますね
これでは使いづらそうなんで、マスターピストン径をワンサイズ(14mm)上げます。
●φ32mm+φ30mm 1510.340mm2÷152.880mm2 = 9.879
14mmマスターでも若干ストロークが増えそうですけど、まあ許容範囲っすね。
つまりCBR954RRのキャリパーを使用する場合、ピストン径が大きくなってキャリパーとしての性能は上がって、マスターからの吐出量を増やしてあげると「タッチ」は良くなるって事っすな。
という事で手元のφ14mmマスターをオーバーホールするか、φ17ラジアルマスターを買うしか無さそうですね・・・お金が(笑
っと、ここまで長々と考えて来たんですけど、実際のブレーキの「効き」ってパッド、ディスクの状態、タイヤの状態、キャリパーのメンテ状況に起因するんすよね~
今回の考察はこの辺りの件は完全に度外視しました(笑
新規にマスターを買うという暴挙に出るための言い訳だと思ってください(爆