井の中の蛙、カイラス山巡礼に挑む!

夢のカイラス巡礼を終え、登山を再開しました。山岳信仰の延長上に四国遍路、カイラス山巡礼があり、原点の登山に戻ります。

山開きの夕張岳に登る!

2012-06-21 14:13:49 | 芦別・夕張山系の山
 6月16日(日) 今日は夕張岳の山開きです。
夕張岳には貴重なユウバリソウが咲いています。
そのユウバリソウが盗掘に遭い絶滅が危惧されています。
こんな事情からユウバリソウが咲き出すまで麓の林道を閉じて入山できないようになっています。

 今日は晴れてその林道が解放されます。
数年振りに夕張岳に登りたくなって出掛けてみました。

 札幌を朝6時過ぎに出発しました。
夕張の中心部を過ぎて桂沢湖へ向かう道路に入ったのですが、どうも様子が違います。
道路が立派すぎるのです。
どうやらシューパロダムの建設に伴い道路が変わっているようです。

 これを知らずに林道の入口が見つけられずに通り過ぎてしまいました。
おかしいことに気づいてUターンします。
やっと、夕張岳と書かれた標識を見つけました。
札幌から走ってくる道路の左側にでなくて、反対の右側に標識があるので見つけられなかったのです。

 この林道も結構な長さがあります。
札幌から2時間掛かってやっと登山口です。
登山口にはすでに駐車している車が林道に止められています。
   
  
 8:45分、私としては随分遅い出発になってしまいました。
12時には山頂に着きたいので頑張って歩くことにします。
しかし、前回来た時と道路の様子が違います。
ここから先にこんな立派な林道があったかな?と思いながら歩きます。

 10分ほど登ってやっと見覚えのある登山口に到着です。
   
    この標識の右から登るのが冷水沢コースです。

 今日は、この令す井沢コースを登り、降りは馬の背コースを降りる予定です。
つづら折りの登山道をゆっくり登ります。
所々笹が登山道を覆い隠し足元の見えない場所があります。

 50分ほどで冷水沢に到着、水も飲まずに先を急ぎます。
9:50分、馬の背コースとの分岐に到着、ここで軽く一息入れます。
   

 さらに先を急ぎます。
すると、登山道に大きな糞が落ちています。
   
    熊の落とし物だと思います。暗緑色をしておりフキなどを食べたようです。

 ほどなく石原平に到着です。
ここはシラネアオイの大群落があります。
   
    
    これだけ大きな群落は、他の山では見ることができません。

 登山道の上の方で鈴の音が聞こえました。
5分ほど登るとお年寄りが登山道にある岩に腰掛けて休んでいます。
挨拶をしてお話を聞くと、何と83歳とのことです。
娘さんと登っているが、今日は体調が悪いので望岳台で引き返そうかと思っていると話してくれます。
 私は、登っている先で娘さんに逢ったらその旨伝えますねと言って別れました。

 10:15分、望岳台に到着です。
   
    ここで、少し休みます。
   
    芦別岳が見えています。

 15分ほど歩くとやっと急な登坂部が終わります。
前方の視界が開け山頂が見えてきます。
   
    ここから先に高層湿原が広がります。

 花も咲いています。
   
   
   
 
 さすが、花の名山といわれる夕張岳です。
まだ夏山シーズンが始まったばかりだというのにいろいろな花が咲いています。

   
    この雪渓がある場所は池になっているのですが、今は半分が雪で覆われています。

   

   
    まだまだ雪が残っています。

   
    木道が続きます。
 この辺りがお花畑です。
   
   
   
   
   
   

 そして、ユウバリソウにご対面です。
   

 ユウバリソウが咲いている場所は山頂下にある砂礫地です。
   
    このコルにあるほんの少しの砂礫地にしか咲いていないのです。

   
    
   
 山頂下には神社の社があります。
   
    この社の前で今年1年の登山が怪我なく登れるようにお参りします。

 11:35分、山頂に到着です。
   

 雲海の上に遠くの山々が見えています。
羊蹄山に積丹半島の山、まだ雪が多く光り輝く暑寒別の山々、間近には十勝連峰、群青色の日高、それらの山がグルーッと夕張岳を囲んでいます。

   
     山頂から登ってきたルートを振り返ります。

 30分ほど休んで下山します。

 馬の背からのつづら折りの登山道を転げるように駆け降ります。
膝が悲鳴を上げますが、急な坂道で足が自然と速くなってしまうのです。

 14:15分、夕張山荘に到着です。
   

 山荘の左横に新しい小屋を造る基礎ができています。
6~7人の人達が忙しそうに土木仕事をしています。
話を聞くと、ボランティアで小屋の新築工事をしているようです。
廃材を使ってログを組み新しい小屋を建てるようです。

「ユウバリコザクラの会」の皆さんでした。