先日(6月17日)行われた「故星野道夫の見た風景」と名付けられた星野道夫さんが撮影した写真をスライド上映し、そのスライドを奥様の直子さんが解説するという催しは会場が満員と盛況でした。
あらためて、星野道夫さんの写真が持つ魅力に惹かれている人達の多いことに驚かせられました。
このスライド上映会に東京から来たNkさんが1日時間があるので札幌近郊の山へ登るという話があり、彼女の友達mocoさんと3人で風不死岳に登り、下山は楓沢という苔むした沢を降ることになりました。
6月17日〔火)
天気は曇り空です。
風不死岳は支笏湖に面した火山です。
すぐ隣が樽前山でこの山は今でも溶岩ドームの噴気口から白い煙を噴き上げています。
まずは下山口となる楓沢に車をデポします。
紋別橋の近くに林道の入口があるのでそこへ駐車します。
そして、風不死岳の北尾根の登山口へ向かいます。
mocoさんの車は車高が低いので国道沿いに駐車します。
国道から100mほど入ったところが登山口となります。
さあ、ここから急登が続きます。
天気が良ければ少し登ると目の前に支笏湖やその対岸に恵庭岳が見えるはずですが、今日は雲の中ですので何も見えません。
モクモクと登ります。
8合目から一層急になった斜面を登ると山頂です。
この山は標高が低いので山頂近くまで樹木が生い茂っています。
山頂はゴロゴロとした岩があります。
ここまで約2時間の行程でした。
山頂は風が強いので少し降ったところで休みます。
風不死岳から樽前山に向かって降ると途中から地面の土が変わります。
火山性の砂礫の土になります。
この辺りから高山植物の花が咲いています。
この樽前山で代表的な花がタルマエソウ(イワブクロ)です。
そして一面のエゾイソツツジです。
マルバシモツケかな?
樽前山の外輪山を7合目のヒュッテに向かって降ります。
そしていよいよ楓沢へ降るのですが、この楓沢の入口はなかなか難しい場所にあります。
何故かといいますと、広い斜面の先に沢の入り口があ里、しかも小沢が何本もあります。
そんなことで楓沢の源頭部に上手くはいるのが難しいのです。
しっかりとした地図読みが要求されます。
楓沢に向かって降り前に昼食と取ります。
曇り空で視界はないものの暖かく回りに咲く高山植物を見ながら贅沢な時間を過ごします。
さて、いよいよ楓沢へ向かって降ります。
まずはコンパスで当たりを付けて降ります。
エゾイソツツジなどの小灌木を踏みながらちょっと気の引ける下山です。
少し降ると林の中に突入です。
しかし、下草の草丈は低く、快適な藪漕ぎです。
林の中は一気に視界が悪くなります。
どうも予定したコースを右に外れているようです。
地図を見ながら降りますが地図に現れない小さな沢が何本も出てきます。
結局、どうやら楓沢と思われる大きな沢に出ましたのでそれを降ります。
4mほどの落差がある落ち込みです。
この落ち込みは狭くて降れません。
ここから左岸の藪漕ぎをして下降点を探します。
しかしなかなかいい下降点が見つかりません。
そうこうして降っていると何と沢のほとんどを高巻いてしまいました。
やっと沢に降りてみると少し苔が生えています。
こんなところを降りました。
こんな地形が所々にあります。
沢底は砂です。
平なので歩きやすいですが、あちらこちらに倒木があり沢を塞ぐように倒れています。
そんな倒木は飛びます。
こんな事でやっと国道まで降りました。
そこでハッキリしたことは、楓沢ではなくて1本隣の沢を降ったようです。
東京から来たNkさんが林の中の歩きが楽しかったと言ってくれたのが救いです。
もう一度きっちり楓沢を歩かなければいけないと心に誓いを立てました。
あらためて、星野道夫さんの写真が持つ魅力に惹かれている人達の多いことに驚かせられました。
このスライド上映会に東京から来たNkさんが1日時間があるので札幌近郊の山へ登るという話があり、彼女の友達mocoさんと3人で風不死岳に登り、下山は楓沢という苔むした沢を降ることになりました。
6月17日〔火)
天気は曇り空です。
風不死岳は支笏湖に面した火山です。
すぐ隣が樽前山でこの山は今でも溶岩ドームの噴気口から白い煙を噴き上げています。
まずは下山口となる楓沢に車をデポします。
紋別橋の近くに林道の入口があるのでそこへ駐車します。
そして、風不死岳の北尾根の登山口へ向かいます。
mocoさんの車は車高が低いので国道沿いに駐車します。
国道から100mほど入ったところが登山口となります。
さあ、ここから急登が続きます。
天気が良ければ少し登ると目の前に支笏湖やその対岸に恵庭岳が見えるはずですが、今日は雲の中ですので何も見えません。
モクモクと登ります。
8合目から一層急になった斜面を登ると山頂です。
この山は標高が低いので山頂近くまで樹木が生い茂っています。
山頂はゴロゴロとした岩があります。
ここまで約2時間の行程でした。
山頂は風が強いので少し降ったところで休みます。
風不死岳から樽前山に向かって降ると途中から地面の土が変わります。
火山性の砂礫の土になります。
この辺りから高山植物の花が咲いています。
この樽前山で代表的な花がタルマエソウ(イワブクロ)です。
そして一面のエゾイソツツジです。
マルバシモツケかな?
樽前山の外輪山を7合目のヒュッテに向かって降ります。
そしていよいよ楓沢へ降るのですが、この楓沢の入口はなかなか難しい場所にあります。
何故かといいますと、広い斜面の先に沢の入り口があ里、しかも小沢が何本もあります。
そんなことで楓沢の源頭部に上手くはいるのが難しいのです。
しっかりとした地図読みが要求されます。
楓沢に向かって降り前に昼食と取ります。
曇り空で視界はないものの暖かく回りに咲く高山植物を見ながら贅沢な時間を過ごします。
さて、いよいよ楓沢へ向かって降ります。
まずはコンパスで当たりを付けて降ります。
エゾイソツツジなどの小灌木を踏みながらちょっと気の引ける下山です。
少し降ると林の中に突入です。
しかし、下草の草丈は低く、快適な藪漕ぎです。
林の中は一気に視界が悪くなります。
どうも予定したコースを右に外れているようです。
地図を見ながら降りますが地図に現れない小さな沢が何本も出てきます。
結局、どうやら楓沢と思われる大きな沢に出ましたのでそれを降ります。
4mほどの落差がある落ち込みです。
この落ち込みは狭くて降れません。
ここから左岸の藪漕ぎをして下降点を探します。
しかしなかなかいい下降点が見つかりません。
そうこうして降っていると何と沢のほとんどを高巻いてしまいました。
やっと沢に降りてみると少し苔が生えています。
こんなところを降りました。
こんな地形が所々にあります。
沢底は砂です。
平なので歩きやすいですが、あちらこちらに倒木があり沢を塞ぐように倒れています。
そんな倒木は飛びます。
こんな事でやっと国道まで降りました。
そこでハッキリしたことは、楓沢ではなくて1本隣の沢を降ったようです。
東京から来たNkさんが林の中の歩きが楽しかったと言ってくれたのが救いです。
もう一度きっちり楓沢を歩かなければいけないと心に誓いを立てました。