井の中の蛙、カイラス山巡礼に挑む!

夢のカイラス巡礼を終え、登山を再開しました。山岳信仰の延長上に四国遍路、カイラス山巡礼があり、原点の登山に戻ります。

二度目の羊蹄山!

2014-02-06 08:05:45 | 後方羊蹄山・ニセコ・積丹山系・道南の山
 今年は思う存分山スキーを楽しむつもりです。

 2月2日(日曜日)
 
 今日は、2度目となる羊蹄山です。
真狩村の神社の沢から登ります。
今日の同行者はUchiさんです。
Uchiさんとは神社の沢の入り口で午前8時の待ち合わせをしています。

 今日は午前中だけあまり風もなくまあまあの天気なので、チャチャと登って滑ってくるつもりです。
中山峠を越えると羊蹄山が見えるのですが、今日は薄い雲の中です。
それでも、喜茂別まで来ると羊蹄山が姿を見せてくれました。
   
    この天気を見て、「今日はいいぞ!」と思ったのですが・・・

 神社の沢の入り口に付くと、すでに車が7~8台駐車しています。
   
    私も、この列に加わります。

 出発準備をしているとUchiさんもやってきます。
さて、準備ができたので出発です。
私たちの前に単独の男性が歩いています。
トレースの中にスノーシューの歩いた足跡があるのでボードの人も先行しているようです。

 松林の中を歩きますが、昨日からの降雪があまり無く、登りのトレースがしっかりと残っています。
このトレースを使ってドンドン登ります。
40分ほどで砂防ダムを越えると、この辺りから斜度が少しずつ増してきます。

 上空には薄い雲が張り出してきます。
先行する単独の人は直ぐ上を歩いているのですがなかなか追いつきません。

   
    こんな疎林の中を歩きます。

 1度、休憩を取りますが、寒いので直ぐに歩き出します。
冬場は、ゆっくり歩きあまり汗をかかないようにして長い時間を歩くようにしています。
休憩は身体を冷やす元になるからです。

 ドンドン傾斜がきつくなってきます。
1100m辺りで、やっと、先行している単独の人に追いつきました。
トレースのお礼を言ってラッセルを変わります。

 しかし、直ぐ上は雲の中です。
視界もなくスキーで滑るには楽しくないので、ここからギリギリとなる1200mまで登って降ることにします。

 スキーからシールを外して滑降の準備をします。
身体に活を入れるため熱いミルクティーを飲みます。
熱いミルクティーがのどを通りおなかの中に下がっていくのが分かるほど身体が冷えています。

 滑降の準備ができたので、さあ、ここからは楽しい時間です。
左手の斜面の方が荒れていないのでそちらへ移動して滑ります。

 ちょっと重い感じのする雪でしたが、ノートラックの斜面を思い思いに滑ります。
この時間が一番楽しいのです。
あまり離れないように10回ほど曲がると止まってUchiさんを待ちます。

 単独の人は、「お先に!」といって華麗な滑りで滑降していきます。
私たちも負けずに滑ります。
調子に乗って滑ってしまい、途中で動画を撮すのを忘れてしまいました。

 急斜面が終わったところで一休み!
1時間かかって登った斜面もスキーで降るとほんの数分で降ってしまいます。
ちょっと物足りない感じがしますが、今日の天気では1200mが限界です。

 駐車場に戻るとまだお昼なのです。
体を温めるために「まっかり温泉」へ向かいます。
この温泉の露天風呂は、天気が良ければ目の前に羊蹄山が見えます。
しかし、今日の天気では下の方1/3ほどしか見えません。
十分に身体を温めるこの時間が、私は大好きです。

 昼食は、「いし豆」というそば屋さんへ行って来ました。
真狩にある羊蹄山から吹き出している湧水のすぐそばです。
値段が少し高めですが、当日挽いた粉を使ってそばを打っているので美味しかったです。

そばに興味のある方は、ぜひ、一度尋ねてみてください。