友達のOmさんからスキーでいける札幌近郊の山へ登りたいとの話がありました。
スキーでラッセルを楽しみたいということでしたので、支笏湖に向かって小1時間ほどで行ける漁岳(1,317m)に登ることにしました。
3月14日(金曜日)
朝6時にOmさんを迎えに行き、一路登山口を目指します。
漁岳は、夏道がない山ですので夏は沢から冬は雪が降り積もってから登る山となっています。
今年の夏に沢から登って、山頂手前でルートを間違え、密生したくま笹に行く手を阻まれ心が折れそうになった苦い経験のある山です。
今回はスキーですのでそんなことはないと思います。
天気はいいのですが、低気圧の影響で風が強いようです。
まずは、林道歩きです。
8:20分に登山口から歩き出します。
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先行者のトレースが付いています。
スノーシューで単独の方が先行しているようです。
最初は私が先行してトレースを付けます。
そして、Omさんにトップを変わってもらってどんどん歩きます。
1時間ほど歩いたところで林道の消える地点まで来ました。
ここから稜線目指して傾斜のある斜面にジグを切って登ります。
快調に登っていくと、やがて、視界が一気に開け、目の前に恵庭岳の大きな姿が見えるようになります。
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そして、下を見ると手前に凍って白くなっているオコタンペ湖が見え、その隣に黒く見える水を湛えている支笏湖が見えます。
支笏湖は、北海道では珍しく冬でも凍ることのない湖といわれています。
稜線は風が強いので尾根から風下に移動して休憩を取ります。
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ここからは稜線を外さないように登っていきます。
山頂手前にあるコブ山(1,175m)の上から単独の男性が降りてきます。
どうやら彼が私達より先にスノーシューで歩いていた人のようです。
軽く挨拶を交わして、私達はこのコブ山を左手からトラバースします。
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山頂部がやっと望める場所まで来ました。
しかし、コルから先は強い風が吹いています。
天気が良く視界があるのでとりあえず行ける所まで進むことにします。
この辺りでOmさんは疲れており、私の後ろで「そろそろ止めようか?」というのを期待していたようでした。
私は、「この風でどこまで行けるかな?」と思いつつ、「せっかくOmさんが初めて来た山だから何とか山頂を踏ませたい」と考えていました。
コルまで来ると案の定強い風が右手から吹いています。
足下は風紋でデコボコした堅い雪です。
とりあえず、山頂までの3分の1ほど登った灌木にスキーをデポしてさらに登ることにします。
アイゼンは持ってきていないので、1歩1歩確実にキックステップして足下を固めます。
そうして頑張った甲斐があり11:40分、山頂に到着です。
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山頂には、夏に見た大きな看板があります。
しかし、看板の色がずいぶん剥げていました。
風の強い山頂では記念写真を写すだけで直ちに下山します。
そして、スキーをデポしたところから一気にコブ山を回り込みます。
ここまで来ると尾根の支笏湖側は風が和らぐので、ここで休憩を取ります。
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正面に見えるのは、小漁岳です。
ゆっくり休むと後はスキーで降るだけです。
登った苦労もスキーで降るとアッという間です。
林道に出ると先に降っていたスノーシューの先行者も追い抜いてしまいました。
この辺がスキーの有利なところですね。
今日は風が強いものの天気に恵まれ、いいスキーが出来ました。
Omさんも満足してくれたので、ヨシヨシの山でした。
スキーでラッセルを楽しみたいということでしたので、支笏湖に向かって小1時間ほどで行ける漁岳(1,317m)に登ることにしました。
3月14日(金曜日)
朝6時にOmさんを迎えに行き、一路登山口を目指します。
漁岳は、夏道がない山ですので夏は沢から冬は雪が降り積もってから登る山となっています。
今年の夏に沢から登って、山頂手前でルートを間違え、密生したくま笹に行く手を阻まれ心が折れそうになった苦い経験のある山です。
今回はスキーですのでそんなことはないと思います。
天気はいいのですが、低気圧の影響で風が強いようです。
まずは、林道歩きです。
8:20分に登山口から歩き出します。
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先行者のトレースが付いています。
スノーシューで単独の方が先行しているようです。
最初は私が先行してトレースを付けます。
そして、Omさんにトップを変わってもらってどんどん歩きます。
1時間ほど歩いたところで林道の消える地点まで来ました。
ここから稜線目指して傾斜のある斜面にジグを切って登ります。
快調に登っていくと、やがて、視界が一気に開け、目の前に恵庭岳の大きな姿が見えるようになります。
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そして、下を見ると手前に凍って白くなっているオコタンペ湖が見え、その隣に黒く見える水を湛えている支笏湖が見えます。
支笏湖は、北海道では珍しく冬でも凍ることのない湖といわれています。
稜線は風が強いので尾根から風下に移動して休憩を取ります。
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ここからは稜線を外さないように登っていきます。
山頂手前にあるコブ山(1,175m)の上から単独の男性が降りてきます。
どうやら彼が私達より先にスノーシューで歩いていた人のようです。
軽く挨拶を交わして、私達はこのコブ山を左手からトラバースします。
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山頂部がやっと望める場所まで来ました。
しかし、コルから先は強い風が吹いています。
天気が良く視界があるのでとりあえず行ける所まで進むことにします。
この辺りでOmさんは疲れており、私の後ろで「そろそろ止めようか?」というのを期待していたようでした。
私は、「この風でどこまで行けるかな?」と思いつつ、「せっかくOmさんが初めて来た山だから何とか山頂を踏ませたい」と考えていました。
コルまで来ると案の定強い風が右手から吹いています。
足下は風紋でデコボコした堅い雪です。
とりあえず、山頂までの3分の1ほど登った灌木にスキーをデポしてさらに登ることにします。
アイゼンは持ってきていないので、1歩1歩確実にキックステップして足下を固めます。
そうして頑張った甲斐があり11:40分、山頂に到着です。
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山頂には、夏に見た大きな看板があります。
しかし、看板の色がずいぶん剥げていました。
風の強い山頂では記念写真を写すだけで直ちに下山します。
そして、スキーをデポしたところから一気にコブ山を回り込みます。
ここまで来ると尾根の支笏湖側は風が和らぐので、ここで休憩を取ります。
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正面に見えるのは、小漁岳です。
ゆっくり休むと後はスキーで降るだけです。
登った苦労もスキーで降るとアッという間です。
林道に出ると先に降っていたスノーシューの先行者も追い抜いてしまいました。
この辺がスキーの有利なところですね。
今日は風が強いものの天気に恵まれ、いいスキーが出来ました。
Omさんも満足してくれたので、ヨシヨシの山でした。