4月に入ると札幌近郊も雪融けが進み、日中の気温が10度を超えるようになってきます。
こうなると山スキーはザラメ雪を楽しむ春スキーのシーズンとなります。
4月14日(月曜日)
Omさんの希望で札幌近郊にある無意根山へ春スキーを楽しみに行って来ました。
この山の麓には豊羽鉱山という施設がありましたが、今は廃鉱となっています。
しかし、廃鉱後も後始末のため鉱山には人が入っています。
そのため、鉱山の入り口にゲートが設けられ、以前の登山口まで入れなかったことがあります。
今回もこの点が気になりましたので、事前に入山記録などを調べたところ、その様なことがないようですので安心して入山しました。
札幌の天気は快晴です。

登山口まで除雪もされていました。
8:00分、準備を終えて、さあ、スタートです。
まずは、スキー場跡の急な斜面を登ります。
そこから、林の中をドンドン登っていきます。
登るにしたがって周りの視界が開けてきます。
その中で異彩を放っているのは、定山渓天狗岳です。

この山は、札幌近郊に山に登ると、どこからでも見える山です。
一番右の三角が山頂です。
1時間半ほど登ると稜線に到着です。
この稜線に出た所が標高で1,150mほどある千尺高原と呼ばれているところです。
ここからは羊蹄山や余市岳、無意根山の山頂など360度の眺望が楽しめます。
さて、さて、この千尺高原はスノーモービルがつけたキャタピラの跡が縦横無尽についています。
まるで、モービルの運動場のような有様です。
モービルの皆さん、もう少し登山ルートを離れた場所で遊んでいただけないでしょうか。
このような状況が続くとモービルとスキーヤーの衝突事故を起こしかねません。
山頂まではまだまだ距離があります。

目の前にドーンと見えるのが羊蹄山です。
ここから見る羊蹄山は左右の均整が一番取れていると思います。

そして余市岳です。
この南面の斜面で何度粉雪を楽しんだことでしょうか。
ここからは山頂を眺めながら右に大きく回り込むように進みます。
視界がないとここから先は大変な場所なのですが、今日は天気がいいので迷う心配はありません。
それにしても、稜線は右手から強い風が吹いており、汗を書いた身体が冷えてきます。
ジャケットを着て歩きます。
なだらかな斜面を登ったり降ったりしながら高度を稼ぎます。
目の前に山頂部の大きな斜面が見えてきます。
左手は急な斜面となって窪んでいるのですが、その底に無意根尻小屋の赤い屋根が見えています。
この小屋をベースにしてこの斜面を楽しむのもいいと思います。
クラストした斜面を登ります。
右からの風に押されながらやっと登りきったのですが、山頂標識が見えません。
山頂標識を求めて歩いていると、やっと、先の方に小さな標識を見つけました。

11:05分、山頂に到着です。
しかし風が強いので休む場所がありません。
記念写真を写すとすぐに下山します。
途中の風下でシールを外して山頂部を一気に降ります。
やっと風の当たらない場所を見つけたので休憩します。
風が当たらないと強い日差しのおかげで身体がポカポカしてきます。
こんなところは、春山のいいところです。
休んでいると、単独の女性がスノーシューで登ってきます。
近くまで来たので、「休憩しませんか。」と声をかけます。
コーヒーをご馳走するととても喜んでくれました。
ここからはスキーの利点を生かして降ります。
千尺高原まで多少の登り返しがありますが、それもシールを付けずにやり過ごし、さあ、千尺高原から登山口まで春スキーを楽しみます。
途中で何度も休みます。
クラストした斜面のところどころが春の日差しで融けており、堅いところと柔らかくなった斜面を滑るのは大変なのです。
悲鳴を上げる太股の筋肉を騙しながら滑ります。
最後のスキー場の跡を気持ちよく滑り降りると登山口です。
今日は天気に恵まれ、春スキーが存分に楽しめた1日でした。
こうなると山スキーはザラメ雪を楽しむ春スキーのシーズンとなります。
4月14日(月曜日)
Omさんの希望で札幌近郊にある無意根山へ春スキーを楽しみに行って来ました。
この山の麓には豊羽鉱山という施設がありましたが、今は廃鉱となっています。
しかし、廃鉱後も後始末のため鉱山には人が入っています。
そのため、鉱山の入り口にゲートが設けられ、以前の登山口まで入れなかったことがあります。
今回もこの点が気になりましたので、事前に入山記録などを調べたところ、その様なことがないようですので安心して入山しました。
札幌の天気は快晴です。

登山口まで除雪もされていました。
8:00分、準備を終えて、さあ、スタートです。
まずは、スキー場跡の急な斜面を登ります。
そこから、林の中をドンドン登っていきます。
登るにしたがって周りの視界が開けてきます。
その中で異彩を放っているのは、定山渓天狗岳です。

この山は、札幌近郊に山に登ると、どこからでも見える山です。
一番右の三角が山頂です。
1時間半ほど登ると稜線に到着です。
この稜線に出た所が標高で1,150mほどある千尺高原と呼ばれているところです。
ここからは羊蹄山や余市岳、無意根山の山頂など360度の眺望が楽しめます。
さて、さて、この千尺高原はスノーモービルがつけたキャタピラの跡が縦横無尽についています。
まるで、モービルの運動場のような有様です。
モービルの皆さん、もう少し登山ルートを離れた場所で遊んでいただけないでしょうか。
このような状況が続くとモービルとスキーヤーの衝突事故を起こしかねません。

山頂まではまだまだ距離があります。

目の前にドーンと見えるのが羊蹄山です。
ここから見る羊蹄山は左右の均整が一番取れていると思います。

そして余市岳です。
この南面の斜面で何度粉雪を楽しんだことでしょうか。
ここからは山頂を眺めながら右に大きく回り込むように進みます。
視界がないとここから先は大変な場所なのですが、今日は天気がいいので迷う心配はありません。
それにしても、稜線は右手から強い風が吹いており、汗を書いた身体が冷えてきます。
ジャケットを着て歩きます。
なだらかな斜面を登ったり降ったりしながら高度を稼ぎます。
目の前に山頂部の大きな斜面が見えてきます。
左手は急な斜面となって窪んでいるのですが、その底に無意根尻小屋の赤い屋根が見えています。
この小屋をベースにしてこの斜面を楽しむのもいいと思います。
クラストした斜面を登ります。
右からの風に押されながらやっと登りきったのですが、山頂標識が見えません。
山頂標識を求めて歩いていると、やっと、先の方に小さな標識を見つけました。

11:05分、山頂に到着です。
しかし風が強いので休む場所がありません。
記念写真を写すとすぐに下山します。
途中の風下でシールを外して山頂部を一気に降ります。
やっと風の当たらない場所を見つけたので休憩します。
風が当たらないと強い日差しのおかげで身体がポカポカしてきます。
こんなところは、春山のいいところです。
休んでいると、単独の女性がスノーシューで登ってきます。
近くまで来たので、「休憩しませんか。」と声をかけます。
コーヒーをご馳走するととても喜んでくれました。
ここからはスキーの利点を生かして降ります。
千尺高原まで多少の登り返しがありますが、それもシールを付けずにやり過ごし、さあ、千尺高原から登山口まで春スキーを楽しみます。
途中で何度も休みます。
クラストした斜面のところどころが春の日差しで融けており、堅いところと柔らかくなった斜面を滑るのは大変なのです。
悲鳴を上げる太股の筋肉を騙しながら滑ります。
最後のスキー場の跡を気持ちよく滑り降りると登山口です。
今日は天気に恵まれ、春スキーが存分に楽しめた1日でした。