台風8号が週末に北海道の太平洋沖を抜けましたが、札幌近辺にはそれほどの被害もなく天気が回復しそうなので近郊の山へ出掛けてきました。
今回は、支笏湖の周りにある二山を歩くことにしました。
この二山は、隣り合わせにある山なのですが対照的な山容となっています。
風不死岳は支笏湖に面した山ですが、緑が濃く、山頂部も低木に囲まれています。
一方、樽前山は今も噴煙を上げている活火山ですので地肌は砂礫地となっています。
今回は、風不死岳の北尾根を登り、樽前山の外輪山をほぼ一週しようというものです。
7月5日(土曜日)
まずは樽前山五合目にある駐車場で一緒に登るウッチーさんと合流します。
1台の車をこの駐車場に残し、その後、風不死岳の登山口へ向かいます。
駐車場はすでに満杯の有様です。
ここは、人気の山のようです。
7:40分、北尾根の登山口を出発します。
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林の中ですので空気がヒンヤリして気持ちがいいです。
この林の中を歩くのですが、登山道はいきなりからかなりの急勾配となっています。
この急勾配に負けないようにゆっくりとした足取りで歩くのですが、すぐにジワーッと汗がにじんできます。
汗が目に入りそうですので時々拭いながら登ります。
8:30分、ほぼ1時間ほど歩いたので休憩します。
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ここが6合目です。
幾分高度を稼いだので樹木の合間から支笏湖の湖面が見えてきます。
さらに高度を稼いでいくと登山道の両側が明るくなってきます。
そろそろ山頂が近くなってきたようです。
9:40分、約2時間で風不死岳の山頂です。
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ここからの眺めが素晴らしかった。
まず支笏湖が目の下に見えます。
湖岸の向こう岸には恵庭岳が聳えています。
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残念ながら鋭い鏃のような山頂ドームは雲の中でした。
反対側には樽前山が見えます。
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外輪山とその中央に溶岩ドームが見えています。
木の生えていない荒涼とした風景が特徴的な山です。
ここで少し休んでいると次々に樽前山の方向から登ってくる人達がいます。
そうです、北尾根を登る人より樽前山の5合目にある駐車場から登ってくる人がメインなのです。
軽く休憩を取った後は、いったん降ります。
この降りもなかなかの傾斜なのです。
途中1カ所には鎖場もあります。
林の中を降り終えると、今度は樽前山に向かって登ります。
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樽前山と駐車場に向かう分岐点です。
11:15分、監視員の方がパトロールしていました。
樽前山の外輪山に向かって登ります。
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溶岩ドームがドンドン近づいてきます。
そして後ろを振り返ると風不死岳が遠くなっています。
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外輪山にはいるとタルマエソウ(樽前山ではイワブクロのことをこう呼びます。)の群落が目に入ってきます。
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溶岩ドームから噴煙の吹き出している様子がよく見えるようになってきます。
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西山への登りは少し急になってきます。
それを我慢して12:10分、やっと西山に到着です。
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西山で昼食を取ることにします。
風が急に強くなってきました。
あたりが暗くなってきます。
風不死だけの山頂が黒い雲に隠れるとどうやら雨が降っているようです。
その黒い雲が樽前山に方にも広がってきます。
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ポツポツと雨が飛んできます。
降るというよりは横から吹き飛んでくるのです。
雨具を着て山頂にある観測機器の陰に隠れます。
幸いなことに西山にはほとんど雨が降りませんでした。
黒い雲が樽前山を越えて流れて行きます。
辺りが明るくなってきたので私達も出発します。
13:00分、樽前山神社の社に到着です。
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小さな社が石積に囲まれています。
中を覗いてみるとこんな様子でした。
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ここから樽前山の山頂までは20分ほどでした。
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これで溶岩ドームをほぼ1周したことになります。
溶岩ドームの上部は鋭く尖っており、西山よりに火口があるようでした。
札幌からも見える樽前山です。
しかし、外輪山を1周したのは初めてでしたので新鮮な気持ちで歩くことができました。
そして、歩く度に姿を変える溶岩ドームの姿を楽しむことが出来ました。
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厚い雲に覆われた風不死岳です。
この雲が雨を降らせたのですが、私達は雨に当たらず歩くことが出来ました。
山頂からは、外輪山を回り込むようにして降ります。
その登山道にも沢山のタルマエソウが咲いています。
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山頂から30分ほどで駐車場に到着です。
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これで、今日の登山は終わりです。
樹木に覆われた風不死岳と噴煙を吹き上げる溶岩ドームを持つ樽前山、山容の全く違う二つの山を楽しむことの出来た登山でした。
今回は、支笏湖の周りにある二山を歩くことにしました。
この二山は、隣り合わせにある山なのですが対照的な山容となっています。
風不死岳は支笏湖に面した山ですが、緑が濃く、山頂部も低木に囲まれています。
一方、樽前山は今も噴煙を上げている活火山ですので地肌は砂礫地となっています。
今回は、風不死岳の北尾根を登り、樽前山の外輪山をほぼ一週しようというものです。
7月5日(土曜日)
まずは樽前山五合目にある駐車場で一緒に登るウッチーさんと合流します。
1台の車をこの駐車場に残し、その後、風不死岳の登山口へ向かいます。
駐車場はすでに満杯の有様です。
ここは、人気の山のようです。
7:40分、北尾根の登山口を出発します。
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林の中ですので空気がヒンヤリして気持ちがいいです。
この林の中を歩くのですが、登山道はいきなりからかなりの急勾配となっています。
この急勾配に負けないようにゆっくりとした足取りで歩くのですが、すぐにジワーッと汗がにじんできます。
汗が目に入りそうですので時々拭いながら登ります。
8:30分、ほぼ1時間ほど歩いたので休憩します。
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ここが6合目です。
幾分高度を稼いだので樹木の合間から支笏湖の湖面が見えてきます。
さらに高度を稼いでいくと登山道の両側が明るくなってきます。
そろそろ山頂が近くなってきたようです。
9:40分、約2時間で風不死岳の山頂です。
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ここからの眺めが素晴らしかった。
まず支笏湖が目の下に見えます。
湖岸の向こう岸には恵庭岳が聳えています。
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残念ながら鋭い鏃のような山頂ドームは雲の中でした。
反対側には樽前山が見えます。
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外輪山とその中央に溶岩ドームが見えています。
木の生えていない荒涼とした風景が特徴的な山です。
ここで少し休んでいると次々に樽前山の方向から登ってくる人達がいます。
そうです、北尾根を登る人より樽前山の5合目にある駐車場から登ってくる人がメインなのです。
軽く休憩を取った後は、いったん降ります。
この降りもなかなかの傾斜なのです。
途中1カ所には鎖場もあります。
林の中を降り終えると、今度は樽前山に向かって登ります。
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樽前山と駐車場に向かう分岐点です。
11:15分、監視員の方がパトロールしていました。
樽前山の外輪山に向かって登ります。
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溶岩ドームがドンドン近づいてきます。
そして後ろを振り返ると風不死岳が遠くなっています。
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外輪山にはいるとタルマエソウ(樽前山ではイワブクロのことをこう呼びます。)の群落が目に入ってきます。
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溶岩ドームから噴煙の吹き出している様子がよく見えるようになってきます。
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西山への登りは少し急になってきます。
それを我慢して12:10分、やっと西山に到着です。
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西山で昼食を取ることにします。
風が急に強くなってきました。
あたりが暗くなってきます。
風不死だけの山頂が黒い雲に隠れるとどうやら雨が降っているようです。
その黒い雲が樽前山に方にも広がってきます。
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ポツポツと雨が飛んできます。
降るというよりは横から吹き飛んでくるのです。
雨具を着て山頂にある観測機器の陰に隠れます。
幸いなことに西山にはほとんど雨が降りませんでした。
黒い雲が樽前山を越えて流れて行きます。
辺りが明るくなってきたので私達も出発します。
13:00分、樽前山神社の社に到着です。
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小さな社が石積に囲まれています。
中を覗いてみるとこんな様子でした。
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ここから樽前山の山頂までは20分ほどでした。
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これで溶岩ドームをほぼ1周したことになります。
溶岩ドームの上部は鋭く尖っており、西山よりに火口があるようでした。
札幌からも見える樽前山です。
しかし、外輪山を1周したのは初めてでしたので新鮮な気持ちで歩くことができました。
そして、歩く度に姿を変える溶岩ドームの姿を楽しむことが出来ました。
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厚い雲に覆われた風不死岳です。
この雲が雨を降らせたのですが、私達は雨に当たらず歩くことが出来ました。
山頂からは、外輪山を回り込むようにして降ります。
その登山道にも沢山のタルマエソウが咲いています。
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山頂から30分ほどで駐車場に到着です。
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これで、今日の登山は終わりです。
樹木に覆われた風不死岳と噴煙を吹き上げる溶岩ドームを持つ樽前山、山容の全く違う二つの山を楽しむことの出来た登山でした。