井の中の蛙、カイラス山巡礼に挑む!

夢のカイラス巡礼を終え、登山を再開しました。山岳信仰の延長上に四国遍路、カイラス山巡礼があり、原点の登山に戻ります。

春は山菜の季節

2018-06-17 07:13:49 | その他
 6月、北海道もいい季節を迎えました。
春は、山登りよりも山菜取りです。
4月末からアイヌネギ、5月中旬からウド、そして6月に入ると笹竹(姫タケ)のシーズンとなります。
この笹竹を北海道ではタケノコといいます。
本州でいうタケノコは孟宗竹ですが、北海道のタケノコはクマ笹の若芽です。

    
    これで170本です。

 このタケノコですが、太いもので五百円玉ほどの太さになります。
といっても、五百円玉の太さは極上物でなかなか見つかりません。
こういう太いタケノコがある場所は、クマ笹の背丈も2m~3mにもなり、笹原の中に入ると周囲が見えなくなります。
そんな中で笹の根元を見ながら歩くのですから自分の居場所が分からなくなり遭難事故が起きます。
プロの人たちは、旗竿の先にラジオや警報装置を縛り付け、その音が聞こえる範囲で収穫するという方法を取って道迷いを防いでいます。
私は、山登りの経験を活かして現場の地図をよく見て地形を頭の中に叩き込み道迷いを防いでいます。

それでも。毎年、数人が命を落とすという、まさに、命がけの山菜採りがタケノコ採りです。

 今年の目標は400本としていましたが、すでに達成しました。
収穫場所は、札幌市内から車でわずか1時間ほどの場所に採りに行きます。
冬はスキー客で賑わうニセコなどはタケノコ採りの主戦場となり、この時期はタケノコ採りの人達が駐車する車で一杯になります。

 札幌は近郊に自然がいっぱいです。
そんな自然を満喫し、さらに自然の恵みに感謝する春です。

 最近はマナーの悪い人たちが増えており、駐車スペースにゴミが目立っています。
皆さん、山菜採りでもごみは持ち帰りましょう!!


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