アメフットの問題、なんだか大学の違いを痛感させられますよね。関学ってやっぱり洗練されたスマートさや都会的なセンスのよさでは関西でもピカイチの大学ですよね。これに対して日大。関東のことはよくわかりませんが、日大ってこんな大学だったんだ、とついつい思ってしまいます。理事長さんを筆頭に関学とは対極にある大学なんでしょうねえ。もちろんよいところもあるんでしょうがね。でも、当事者間での言っていることが違うのは、言った・言ってない、で、会った・会ってない加計・森友問題とも同じですねえ。ほんとに困った国になってしまいました。道徳教育が必要なんでしょうか。
そんなこんなで、先週は昨年同様、火曜日から金曜日まで東京に出張でした。ほんとは水曜日からなんですが、1日休みをもらって火曜日の早朝から出かけました。東京国立博物館で特別展「名作誕生-つながる日本美術」を見て、中古やさんをまわり、夜はアンジェラ・ヒューイットのコンサートに行きました。加えて、木曜日は仕事が終わって、千葉幕張のマリンスタジアムでファイターズ戦を見てきました。遊びに行ったみたいと言われますが、仕事はしっかりしました。
中古やさんは、渋谷のレコファンにまず行きました。しかし、なんとなく購入意欲がわかず、何も買わずでありました。そして新宿のディスクユニオンへ。ここはお店が隣の紀伊国屋書店の8Fに変わっていました。加えて、売り場面積も狭くなり、在庫数もかなり減ったようでした。少し元気がなくなりましたね。それでも、ケーゲルとベートーヴェン交響曲全集が1300円でよかったのですが、へーグナーのブルックナー交響曲第4~9番のライブの6枚組が4320円で思わず買ってしまったのです。しかし、MHVではもう1000円くらい安く出ていて少々がかりしました。でも、中古やさんまわりは楽しいですねえ。
そして、アンジェラ・ヒューイットですが、5月22日火曜日の紀尾井ホールでのコンサート。JSバッハの平均律グラヴィーア曲集第1巻でした。これはたまたまこの日に東京に行くので、と思って調べてたら見つけて、ネットで購入しました。4500円。この日は家を始発で出て、東京をウロウロしていたし、ということで睡魔が怖かったのでした。ですので夕食は食べずに四ツ谷駅から歩いて紀尾井ホールへ。大久保利通が暗殺されたところかと思いながら、紀尾井坂を登りました。
紀尾井ホールは、800席ほどの中ホール。木張りの壁でたいそうきれいでした。私の席は1階の20列目の真ん中。最後列の一つ前です。まあ大ホールではないので、まあまあですね。舞台中央には光輝くFAZIOLIが鎮座されておりました。7時開演。8曲ごとにお水を飲まれ、全6回ほど暫し休憩。そして24曲終わったところで20分の休憩。そして後半24曲が終わったら、9時20分くらいでした。周囲には睡魔に負けた人もそれなりにおられました。
前半よりも後半の方があっという間の終わったな、という印象でした。ヒューイットのこの曲、新録音の方のCDは持っており、時間などはほぼCDと同じ。ただ、生で聴く方が、ピアノの音色が飛び抜けてきれいでした。 一音一音がそれはもう宝石のようなきらびやかさと、それでいて心に染み込んでくる優しさを兼ねそなえておりました。これはFAZIOLIによるものかもしれません。このような音色で奏でられる平均律は、我々の心の中に静かに入り、それでいて強烈な印象を植え付けるのでありました。そして、個性的なものではなく、常識的な平均律でした。淡々と声高になることもなく、それでも曲によっての表情の変化は確実に表現していましたし、大波や小波が押し寄せるように、我々に語りかけるのでした。それで、曲が進むと、こんな平均律の世界にとっぷりと浸ることになり、それは、他では決して経験することのない心地よさでありました。これぞ平均律を聴く醍醐味であり、本当に素晴らしい平均律体験でありました。
ヒューイットは、この翌日にゴールドベルク変奏曲を演奏し、9月28日には平均律の第2巻を演奏するようです。2巻は本当に聴きたいですねえ。でも、東京ですからねえ。
そんなこんなで、先週は昨年同様、火曜日から金曜日まで東京に出張でした。ほんとは水曜日からなんですが、1日休みをもらって火曜日の早朝から出かけました。東京国立博物館で特別展「名作誕生-つながる日本美術」を見て、中古やさんをまわり、夜はアンジェラ・ヒューイットのコンサートに行きました。加えて、木曜日は仕事が終わって、千葉幕張のマリンスタジアムでファイターズ戦を見てきました。遊びに行ったみたいと言われますが、仕事はしっかりしました。
中古やさんは、渋谷のレコファンにまず行きました。しかし、なんとなく購入意欲がわかず、何も買わずでありました。そして新宿のディスクユニオンへ。ここはお店が隣の紀伊国屋書店の8Fに変わっていました。加えて、売り場面積も狭くなり、在庫数もかなり減ったようでした。少し元気がなくなりましたね。それでも、ケーゲルとベートーヴェン交響曲全集が1300円でよかったのですが、へーグナーのブルックナー交響曲第4~9番のライブの6枚組が4320円で思わず買ってしまったのです。しかし、MHVではもう1000円くらい安く出ていて少々がかりしました。でも、中古やさんまわりは楽しいですねえ。
そして、アンジェラ・ヒューイットですが、5月22日火曜日の紀尾井ホールでのコンサート。JSバッハの平均律グラヴィーア曲集第1巻でした。これはたまたまこの日に東京に行くので、と思って調べてたら見つけて、ネットで購入しました。4500円。この日は家を始発で出て、東京をウロウロしていたし、ということで睡魔が怖かったのでした。ですので夕食は食べずに四ツ谷駅から歩いて紀尾井ホールへ。大久保利通が暗殺されたところかと思いながら、紀尾井坂を登りました。
紀尾井ホールは、800席ほどの中ホール。木張りの壁でたいそうきれいでした。私の席は1階の20列目の真ん中。最後列の一つ前です。まあ大ホールではないので、まあまあですね。舞台中央には光輝くFAZIOLIが鎮座されておりました。7時開演。8曲ごとにお水を飲まれ、全6回ほど暫し休憩。そして24曲終わったところで20分の休憩。そして後半24曲が終わったら、9時20分くらいでした。周囲には睡魔に負けた人もそれなりにおられました。
前半よりも後半の方があっという間の終わったな、という印象でした。ヒューイットのこの曲、新録音の方のCDは持っており、時間などはほぼCDと同じ。ただ、生で聴く方が、ピアノの音色が飛び抜けてきれいでした。 一音一音がそれはもう宝石のようなきらびやかさと、それでいて心に染み込んでくる優しさを兼ねそなえておりました。これはFAZIOLIによるものかもしれません。このような音色で奏でられる平均律は、我々の心の中に静かに入り、それでいて強烈な印象を植え付けるのでありました。そして、個性的なものではなく、常識的な平均律でした。淡々と声高になることもなく、それでも曲によっての表情の変化は確実に表現していましたし、大波や小波が押し寄せるように、我々に語りかけるのでした。それで、曲が進むと、こんな平均律の世界にとっぷりと浸ることになり、それは、他では決して経験することのない心地よさでありました。これぞ平均律を聴く醍醐味であり、本当に素晴らしい平均律体験でありました。
ヒューイットは、この翌日にゴールドベルク変奏曲を演奏し、9月28日には平均律の第2巻を演奏するようです。2巻は本当に聴きたいですねえ。でも、東京ですからねえ。
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