こんなCDを買った!聴いた!

最近購入した、または聴いたCDについて語ります。クラシック中心です。

正月は、ハンデルを聴いていました。

2018年01月07日 22時41分50秒 | ヘンデル
あっという間に三が日も終わり、仕事であります。年末はしっかり紅白歌合戦を見ました。あまり新鮮な歌があるようでないようで、半分は懐メロでした。また、安室さんが話題になりましたが、どうもピンときません。せっかくだから、もう少し歌ったらよかったのにね。そんな中で、以前から思っていたのですが、SEKAI NO OWARIがいいんです。今年も「RAIN」が一番よかった。他の人はあまり興味を持ちませんでしたが、新しい曲を歌って欲しいな、と思いました。毎年同じ歌ばかり歌っている人もいますしね。加えて、口パクも多いのも何とかならんか。それならビデオを流したらいいのでは、と思いました。

ということで、今年の第1回目は、ヘンデルです。私、けっこうこの人には興味関心がありまして、CDを見つけたら買おうとは、以前にも述べました。でも、ヘンデルと言ってますが、ハンデルが正しいんでしょうね。1712年にはロンドンに移住し、1727年にはイギリスに正式に帰化したそうですから、ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルではなく、ジョージ・フリデリック・ハンデルとすべきです。それで、うちのCDを見ても、George Frideric Handelの表記が多いですね。 Georg Friedrich Händelはドイツと日本くらいなんでしょうね。まあ、そんなことはどうでもいいですが、現在はバッハの方が断然有名ですが、当時はヘンデル(日本ではこの名で…)のほうが圧倒的に知名度は高かったし、もう全然違う存在だったそうですね。

それはさておき、ヘンデルの曲、歌劇やオラトリオ以外では、水上と王宮の花火、合奏協奏曲以外は本当にCDは少ないですね。協奏曲ではオルガン協奏曲はそれなりにありますが、その他と言えば、どんな曲があるのかあまり私も把握しているわけではないのですが、他にはオーボエ協奏曲、ハープ協奏曲、二重協奏曲くらいですかね。これらのCDも実に希少であります。

それで、手元のあるのは、2008年に発売され激安BOXと言われていた「バロック・マスターワークス (60CD)」。この中にヘンデルは8枚ありまして、その中にオルガン協奏曲とそれ以外の協奏曲が1枚づつあります。そして後者には、ハープ協奏曲Op4-6・オーボエ協奏曲第1番HWV.301、第2番HWV.302a、第3番HWV.287、2つのチェロのための協奏曲ト短調・フルート協奏曲ニ長調が収められています。この中で、ハープとオーボエはいいとして、チェロとフルートについては、番号も付いてないし、調べてもわかりません。本当にヘンデルの作品なんでしょうか。

このCDの演奏ですが、ラッキー・ウェイクフォード(Hp)、マルコルム・メシッター(ob)、フェレンツ・スツッチ(Vc)、エドワード・ベケット(Fl)、ロス・ポープル(Vc&指揮)ロンドン・フェスティヴァル管弦楽団。録音は1996~1997年ロンドン。原盤はARTE NOVAです。うーん、知らないですね。オケも臨時編成か名を変えたものか、実際は他の団体の演奏であるのに、録音でこの名を使っているか、でしょうか。

緩急緩急の4楽章からなる曲がほとんどなんですが、その中の緩の楽章が好きです。中でも、チェロCの③Largoが一番いいですね。ハープCの②Larghetto、オーボエ1Cの③Siciliana、オーボエ2Cの③Andante、フルートCの③Largo、オーボエCの③Largoとどれもゆったりとした曲であり、しっとりとした情感に満ち、それぞれの楽器のよさがにじみ出ています。それぞれの演奏は、堅実であり、ヘンデルのよさを十二分に味わうことができますね。他の演奏も聴きたいのですが、ハープやオーボエ協奏曲はいくつかあるので、またなんとかしたいものです。

今日は、三連休の中日。この三連休は嬉しいですね。昨日は姫路の廣峯神社に行きました。星野仙一さんがお亡くなりになりましたね。ご冥福をお祈りいたします。
((SONY BMG 88697303862-1,2 2008年 輸入盤)

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