こんなCDを買った!聴いた!

最近購入した、または聴いたCDについて語ります。クラシック中心です。

ドン・カルロ 様……②

2006年01月14日 17時10分35秒 | ヴェルディ
先月、カラヤンのドン・カルロを買ったことを述べましたが、カラヤンはこのオペラのビデオも残しています。1986年のザルツブルク復活祭音楽祭のライブです。ソニーからDVDも出ていますが、わが家には、おそらく今から10年以上前でしょうか。NHKBS2で放送してましたが、それを録画したビデオがありますので、それを少し久しぶりに見ました。最近は、トンとオペラなどの放送をNHKはしなくなりましたね。昔は頻繁にしてましたよ。もっとしてくださいNHKさん!キャストは、カレーラス、カプッチッリ、バルツァ、フルラネット、イッツォ・ダミーコ、サルミネンなどで、CDと重なる部分もあります。今は亡きカラヤンの指揮から始まって、うーんカラヤンやなあ~って懐かしい思いがしました。生でカラヤンを見たかったですねぇ。で、舞台は暗いんです。その中で若き日のカレーラスが登場しまして、この人は誠実な人柄なんでしょうか。そんな感じが所作や歌いっぷりから感じます。ドンカルロはぴったしのはまり役ですね。でも、この人誰かに似てるなと思ったら、あのカリフォルニア州知事さんに似てませんか?。そんで、かのロドリーゴとの二重唱も終わって、あっという間の第一幕。第二幕では、最近トンと見なくなったアグネス・バルツァが出て大きな声で歌います。そうこうしているうちに、エリザベッタ王妃のイッツォ・ダミーコが哀しげな様子で出て来ました。この人は、たしかまだ20代だったと思いますが、きれいな人です。切ないほど王妃の役を演じてますが、どうもバルツァに虐められている感じがしてなりません。あらゆる面で負けているものなあ。CDではフレーニがやってます。これは堂々とした存在感があり、大したものです。でもビデオを見る分には、ダミーコさんのほうが絶対いいよねぇ。この人はその後どうなったんでしょうね。トンと見なくなりましたね。…。そんなことを思ってみていたら、ヴェルディ嫌いの家人が来て、中断させられました。
しかし、ヴェルディのオペラは、どうも苦手であります。理由は①話しがけっこう複雑。②けっこうえぐい。かわいそうな人が多い。③話しに救いがない。④なんか暗い…。まあ、同じイタリアでもプッチーニさんは好きなんですがね。でも、久しぶりに、聞くと音楽はいいですね。ほんといいです。もっと聞かねばなりませんね。

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2 コメント

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質問 (ツモピンフ)
2006-01-16 12:36:27
たくさんのCDを買いすぎて、同じものを買ってしまうことはないのですか?
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Unknown (mikotomochi58)
2006-01-16 13:16:23
ツモピンフさん、質問ありがとうございます。重複して買ってしまうことは、物覚えが悪いわりにはあまりありません。昔、ブルトヴェングラーのライブのレコードを同じ曲でも録音日時を間違えて買ってしまったことはあったと思います。最近では、BCJバッハのカンタータのVol.20を二枚買ってしまいました。この程度ですかね。
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