先月、カラヤンのドン・カルロを買ったことを述べましたが、カラヤンはこのオペラのビデオも残しています。1986年のザルツブルク復活祭音楽祭のライブです。ソニーからDVDも出ていますが、わが家には、おそらく今から10年以上前でしょうか。NHKBS2で放送してましたが、それを録画したビデオがありますので、それを少し久しぶりに見ました。最近は、トンとオペラなどの放送をNHKはしなくなりましたね。昔は頻繁にしてましたよ。もっとしてくださいNHKさん!キャストは、カレーラス、カプッチッリ、バルツァ、フルラネット、イッツォ・ダミーコ、サルミネンなどで、CDと重なる部分もあります。今は亡きカラヤンの指揮から始まって、うーんカラヤンやなあ~って懐かしい思いがしました。生でカラヤンを見たかったですねぇ。で、舞台は暗いんです。その中で若き日のカレーラスが登場しまして、この人は誠実な人柄なんでしょうか。そんな感じが所作や歌いっぷりから感じます。ドンカルロはぴったしのはまり役ですね。でも、この人誰かに似てるなと思ったら、あのカリフォルニア州知事さんに似てませんか?。そんで、かのロドリーゴとの二重唱も終わって、あっという間の第一幕。第二幕では、最近トンと見なくなったアグネス・バルツァが出て大きな声で歌います。そうこうしているうちに、エリザベッタ王妃のイッツォ・ダミーコが哀しげな様子で出て来ました。この人は、たしかまだ20代だったと思いますが、きれいな人です。切ないほど王妃の役を演じてますが、どうもバルツァに虐められている感じがしてなりません。あらゆる面で負けているものなあ。CDではフレーニがやってます。これは堂々とした存在感があり、大したものです。でもビデオを見る分には、ダミーコさんのほうが絶対いいよねぇ。この人はその後どうなったんでしょうね。トンと見なくなりましたね。…。そんなことを思ってみていたら、ヴェルディ嫌いの家人が来て、中断させられました。
しかし、ヴェルディのオペラは、どうも苦手であります。理由は①話しがけっこう複雑。②けっこうえぐい。かわいそうな人が多い。③話しに救いがない。④なんか暗い…。まあ、同じイタリアでもプッチーニさんは好きなんですがね。でも、久しぶりに、聞くと音楽はいいですね。ほんといいです。もっと聞かねばなりませんね。
しかし、ヴェルディのオペラは、どうも苦手であります。理由は①話しがけっこう複雑。②けっこうえぐい。かわいそうな人が多い。③話しに救いがない。④なんか暗い…。まあ、同じイタリアでもプッチーニさんは好きなんですがね。でも、久しぶりに、聞くと音楽はいいですね。ほんといいです。もっと聞かねばなりませんね。