8月になって、マリーンズ好調です。20日にはホークスを破り単独首位へ。8月に首位になるのは、1970年以来50年振りだそうです。1970年といえば、濃人監督でパリーグ優勝のとき。まあ、それ以来ペナントレースでは年間1位にはなっていませんからね。今年は、切れ目のない打線と、若手投手陣が非常によく頑張っています。一番に和田、四番に安田を抜擢したのもすごい。そして荻野と種市の一軍復帰を願うばかりであります。しかし、ライオンズとイーグルスに勝たないとね。
と、まあ暑い毎日が続く中で、今回は、ブラームス。フランツ・コンヴィチュニー指揮ライプチヒ・ゲヴァントハウス管による交響曲第1番ハ短調作品68であります。1962年6月12,13日の録音。
と、まあ暑い毎日が続く中で、今回は、ブラームス。フランツ・コンヴィチュニー指揮ライプチヒ・ゲヴァントハウス管による交響曲第1番ハ短調作品68であります。1962年6月12,13日の録音。
実は、この演奏、以前から欲しかったんですが、なかなか入手出来なかったんです。過日、タワーさんから出たコンヴィチュニーのベートーヴェンの交響曲全集を買いました。この全集は、すでに持っていましたが、今回SACDハイブリッド盤で復刻されたので、音質向上を期待して買いました。コンヴィチュニーのこのベートーヴェンも素晴らしい演奏だし、他にもシューマンやブルックナーの交響曲も実にいい。だから、ブラームスも、と思ってでありました。コンヴィチュニーのブラームスって、残念なことに第1番しか演奏が残っていません。
それで、少し前にScribendumから出ている「フランツ・コンヴィチュニーの芸術」(20CD)を見つけ、これにブラームスの1番が収められているし、値段も2000円ほどなどで購入しました。ただ、ベートーヴェンやシューマン全集も収められており、かなりダブりましたが…。しかし、その後、タワーさんから、この演奏がSACDで発売されました。値段もそれほど変わらずで、それなりに残念でありました。まあ仕方ないですがね。このところ、タワーさんのコンヴィチュニー演奏のSACD復刻、けっこう出されていますね。ブルックナーなども欲しいです。
ブラームスの1番って、やはり立派な曲ですねえ。まあブラームスの4曲の交響曲はどれもそうですが。この立派な曲をより立派に演奏。そして、壮大なスケールで堂々とした演奏であり、仰ぎ見る威容すら感じます。厳格なインテンポ。まったくもって、この曲を正攻法で演奏。特に何もせず、楽譜どおりに演奏する。それでこれほどまでに崇高な演奏になっています。そして、その背景には、LGOの素晴らしさも特筆すべきものですね。これぞドイツのオケだ、であります。分厚い響きで、正に重厚。こんなベートーヴェンは最近は耳にしなくなりました。それだけに魅力的な演奏でありますし、私は大好きです。
第1楽章、冒頭から実に剛毅で重厚な展開。ゆったりと堂々とした歩み。しかし、弦楽器の重い安定感のある響きは実にいい。そして主部に入って次第に熱気が高まる。まさに、熱いブラームス。やはりこんなブラームスが理想形なんですね。実にいい。第2楽章でも、剛毅さが健在で、甘い表情はまったく見せず、分厚い弦が渋く歌う。しかし、重い響きですねえ。ゆったりとしたテンポ。ヴァイオリンのソロも地味ですが、それでも美しい。第3楽章、木管に堅実に歌う。派手さは全くなく渋い音色。弦もそれに合わせての落ち着いた演奏に終始。次楽章への期待が高まります。そして第4楽章。この楽章が実に充実していいです。冒頭からゆったりとしたテンポでのじらすような歩み。これもオケの重厚さあっての効果。そしてティンパニの鮮明な炸裂をへてのホルン。このホルンが素晴らしい。実演で聴いたら涙がでそう。このホルンは弱冠24歳のペーター・ダム。さすがですね。そのあとのフルートもきれいです。そして弦の合奏によるテーマは明るく歌う。実に堂々した風格の演奏が展開。重厚な響きに熱が加わり、一糸の乱れも感じず進む中で、このオケの響きに惚れ惚れしつつ、コンヴィチュニーの手腕にも感服するのでありました。
今日、ケガから復帰した大嶺佑太投手が支配下と登録されました。二軍でもいい活躍をしているようなので、早く一軍に復帰して活躍してもらいたいですねえ。
(Scribendum SC809 2017年 輸入盤)
それで、少し前にScribendumから出ている「フランツ・コンヴィチュニーの芸術」(20CD)を見つけ、これにブラームスの1番が収められているし、値段も2000円ほどなどで購入しました。ただ、ベートーヴェンやシューマン全集も収められており、かなりダブりましたが…。しかし、その後、タワーさんから、この演奏がSACDで発売されました。値段もそれほど変わらずで、それなりに残念でありました。まあ仕方ないですがね。このところ、タワーさんのコンヴィチュニー演奏のSACD復刻、けっこう出されていますね。ブルックナーなども欲しいです。
ブラームスの1番って、やはり立派な曲ですねえ。まあブラームスの4曲の交響曲はどれもそうですが。この立派な曲をより立派に演奏。そして、壮大なスケールで堂々とした演奏であり、仰ぎ見る威容すら感じます。厳格なインテンポ。まったくもって、この曲を正攻法で演奏。特に何もせず、楽譜どおりに演奏する。それでこれほどまでに崇高な演奏になっています。そして、その背景には、LGOの素晴らしさも特筆すべきものですね。これぞドイツのオケだ、であります。分厚い響きで、正に重厚。こんなベートーヴェンは最近は耳にしなくなりました。それだけに魅力的な演奏でありますし、私は大好きです。
第1楽章、冒頭から実に剛毅で重厚な展開。ゆったりと堂々とした歩み。しかし、弦楽器の重い安定感のある響きは実にいい。そして主部に入って次第に熱気が高まる。まさに、熱いブラームス。やはりこんなブラームスが理想形なんですね。実にいい。第2楽章でも、剛毅さが健在で、甘い表情はまったく見せず、分厚い弦が渋く歌う。しかし、重い響きですねえ。ゆったりとしたテンポ。ヴァイオリンのソロも地味ですが、それでも美しい。第3楽章、木管に堅実に歌う。派手さは全くなく渋い音色。弦もそれに合わせての落ち着いた演奏に終始。次楽章への期待が高まります。そして第4楽章。この楽章が実に充実していいです。冒頭からゆったりとしたテンポでのじらすような歩み。これもオケの重厚さあっての効果。そしてティンパニの鮮明な炸裂をへてのホルン。このホルンが素晴らしい。実演で聴いたら涙がでそう。このホルンは弱冠24歳のペーター・ダム。さすがですね。そのあとのフルートもきれいです。そして弦の合奏によるテーマは明るく歌う。実に堂々した風格の演奏が展開。重厚な響きに熱が加わり、一糸の乱れも感じず進む中で、このオケの響きに惚れ惚れしつつ、コンヴィチュニーの手腕にも感服するのでありました。
今日、ケガから復帰した大嶺佑太投手が支配下と登録されました。二軍でもいい活躍をしているようなので、早く一軍に復帰して活躍してもらいたいですねえ。
(Scribendum SC809 2017年 輸入盤)
さて、今回は、コンヴィチュニーのブラームスですか。私の数多いコレクションにも、コンヴィチュニーのCDの演奏は、見当たりません。ステレオで残されたものがあるので、いずれ、コレクションに加えたいと思います。ブラームスの第1番などは、このコンビに、ピッタリかと想像できます。世間で評判の、ミュンシュ/パリOは、音色が明るすぎて、私は、?と思いますが、ドイツのオケによるブラームスは、やはり良いですね。
ロッテ、好調ですね。でも、王者、SBはヤッパリ強い!なんとか、食らいついていって欲しいものです。でも、今年、Aクラスは、間違いないでしょう。
コンヴィチュニーのブラームス、タワーさんからのSACDがもう少し早く出ていたら、買ったのですが、残念です。ブラームスはやはりこんなドイツの伝統的な演奏がいいですね。私もミュンシュのブラームスは、評価が高いですねえ。迫力満天の演奏ですが、どうも好きになれません。どこか違うぞ違うぞと思っています。
マリーンズ、今週もイーグルス・バッファローズには勝ち越しました。この調子で今週のライオンズ・ホークスにも立ち向かっていって欲しいですねえ。
また、ご教示ください。