ホスタ(ギボウシ)が美しい季節になりました。
半日陰の庭にはホスタがいっぱい!
明るい葉の色から、微妙に青白い葉まで
様々な緑を見せてくれています。
これはマルバタマノカンザシ。
マルバタマカンとよく呼ばれています。
ホスタの原種なんですね。
大きな大きな葉。 葉脈が深く刻み込まれていて、その凹凸が美しいです。
雨上がりの朝陽にキラキラ輝いています。
このマルバタマカンは夏に真っ白な大きな花を咲かせます。
それがとってもいい香りなんです。
小さなユリのような、そんな花です。
今年は何本の花芽が上がってくれるのか、楽しみにしています。
青さが深くて、ちょっと粉でも吹いているように感じる大きな葉の
このホスタは
シーボルディアナ エレガンス という品種です。
Hosta sieboldiana 'Elegans'
2006年に裸の根だけが入っている袋を買い
その根を植えこんで
2006年の5月には
こんな可愛い姿だったんですよ^^
10年経って、今は和庭に引っ越しして立派な姿になりました。
今、花を咲かせ始めています。
今年は花芽が5本。
本当はもっとスッと高く花芽が伸びて、もっと大きな花を咲かせられるはずなんです。
大きな葉のことを考えて、私が和庭の奥の方に植え過ぎてしまって
木陰になり過ぎ陽射しが不足しています。
昨年はもっと貧弱な花だったので
今年は木の枝をかなり透かせながら、少しでも日が入るように考えました。
それでもやっぱり・・・もっと陽射しが欲しそうです。
ただ青白い葉のためには日影の方がいいんですって。
微妙ですね~^^;
ホスタは日影に強くて、葉が美しく、寒さにも強くて
水さえ切らさなければ 毎年美しく庭を飾ってくれます。
日影に何を植えたらいいんだろう、って悩んでいらっしゃる方にはオススメです。
さて、斑入りの葉のこの子は
ホスタ オーレオマルギナータ
Hosta fortunei var. aureomarginata
このホスタも シーボルディアナ・エレガンスと同じ時に
同じような根の状態で買い植えこんだものです。
ホスタは冬の間、地上の葉はなくなって越冬するので
その根を掘り上げて売っていたんでしょうね。
初めて根だけで売っているのを見た時は、ちょっとびっくりでした。
でもこうやってしっかり育ってるわけなのでスゴイですよね。
このオーレオマルギナータは夏に薄紫の花を咲かせます。
ホスタじゃないけど、今半日陰の庭ではアナベルも綺麗です。
アナベルって優れものの紫陽花ですよね~
どこで切ってしまっても、ちゃんと花を咲かせるんですものね。
本当にお利口さんです^^
この写真の左側に進むと
薔薇やクレマチスを育てている東の小さな半日陰のゾーンに出ます。
いまその辺りはホトトギスの葉で明るく彩られています。
ホトトギスもステキですよね~
そして先日までクレマチスと薔薇が賑やかだったこの場所。
ここにもホスタが何種類もいます。
中央の奥に大きな葉を伸ばしている2株はロイヤルスタンダード。
白い、ちょっとだけ薄紫を感じさせる香りのある花を
夏に咲かせます。
手前で明るく少し小さな葉を茂らせているのは
ホスタ ゴールデンティアラ。
この子はもう少ししたら花を咲かせますよ。
ほら、花芽が現れてきました。
ゴールデンティアラの花穂の数は毎年すごいんです。
今年も6月から7月にかけて、薄紫の花をたくさん咲かせてくれることでしょう。
我が家の庭には、まだまだホスタがいっぱい。
半日陰だからこそのホスタ三昧です。
一度にご紹介できないので、また今度見てやってくださいね^^
お帰りの前に応援ポチっとよろしくお願いします。