2月6日(火)、多賀城市で今年度2回目の
みみサポサロンを開催しました。
降雪の影響が心配でしたが、
10名以上の方々が足を運んでくださいました。
この日のテーマは
「歯っぴー!スマイル!よい歯を保とう!」。
講話は、歯科衛生士の沼倉由紀さんにお願いしました。
参加者の皆さんには、RDテストを実施していただきました。
RDテストは、お口の中に生息している虫歯菌の数を調べ、
虫歯になりやすいかどうかを判定することができるものです。
講話では、大切なお話をたくさん聞くことができました。
①1本歯を失うと、かむ力はなんと5割も減少する。
噛めなくなることで、食べられるものが減る、
さらに噛めなくなってきて、体力が減退する、
元気がなくなってきて、引きこもりがちになる…という
負の連鎖が起こる。(オーラルフレイルと言われる)
②オーラルフレイルの予防のためには歯磨きが肝心!
ゴシゴシと力を入れて磨かないこと。
歯ブラシを手のひらで握る持ち方だと、力が入りすぎる。
鉛筆を持つように歯ブラシを握れば、
必要以上に力が入らず、優しい力で丁寧に磨くことができる。
③1日に出るだ液の量は1500ml。
だ液は口の中を洗浄し、口の中の酸性を中和する働きがある。
だ液の分泌が減ると、細菌の繁殖が進み虫歯のリスクが高まる。
歯みがき粉は高価なものでなくてもよく、、
自分が楽しく歯みがきできる味のもので良いそうですよ。
歯の汚れは歯ブラシでしか取れないので、
きちんと磨くことが大切です!とのこと。
歯を白くする効果のある歯みがき粉は、歯がしみる方には不向き。
研磨剤の入った歯みがきは歯を削ってしまうので注意。
歯の定期健診はできれば半年に1度。
歯垢は歯みがきで取れるが、歯石は歯科医で取ってもらうしかない。
その意味でも歯科検診は大切。
だ液が少なくなってきたかも…という方のための、
マッサージも教えていただきました。
〇耳下腺マッサージ…指数本を耳の前に当て、10回ほど円を描くように
マッサージ。
〇舌舌腺マッサージ…顎の中心あたりの柔らかい部分に両手の親指を
そろえて当て、10回ほど上方向にゆっくり押し当てる。
〇顎下腺マッサージ…顎のラインの内側のくぼみ部分3~4か所を
順に押していく。目安は各ポイントを5回ほど。
講話が終わってからは、サイコロトークを行ないました。
ここでも沼田先生への質問が多く出され、盛り上がりましたよ!
歯の大切さを再確認した福元でした。
まずは、おやつを減らさないといけないんでしょうね…。