みみサポみやぎ つぶやきブログ

宮城県聴覚障害者情報センター(愛称:みみサポみやぎ)のスタッフが毎日交代であれこれとつぶやくブログです。

大崎市みみサポサロン開催しました。

2024年07月23日 15時06分47秒 | 日記

昨日22日(月)大崎市地域交流センター(あすも)にて開催。
猛暑の中、参加者は予想以上の28名。

今回の講話は「知っていますか がんのこと」
講師は健康推進課技術主幹兼係長松浦さん。
参加者の皆さん、がんについて関心が高そうです。


・「がん」にかかる日本人は、約 2 人に 1 人。
・「がん」の 6 割近く、早期発見なら約 9 割は治ると
  言われてる。

そして、
・「がん」の予防には、禁煙、節酒、正しい食生活、運動、
 適正体重の維持が望ましい。
・「がん」になる可能性は誰でもあり、正しい生活を送る
 ことでさらにその可能性を低くできる。

繰り返し、がん検診について
・「がん」は進行すればするほど治りにくくなるため
 「早期発見」が大事。
・「早期がん」は自覚症状がないので、「がん検診」を
  受けることが重要。

他にも、「がんにかったら」「緩和ケアについて」も。

勉強になりました。

いずれにしてもがんの早期発見は大事。
このためにがん検診を受けましょう。

交流サロンの始まる前に、高齢障がい福祉課課長補佐
長谷川さんと氏家さんの紹介。
お二人とも名前などを手話で。
上手です。


さらに宮城県北部保健福祉事務所母子・障害第二班の
手話通訳員菅原さんの紹介。


それぞれの職員の顔を覚えてもらい、何かあった時には
気軽に相談できると思います。

交流サロンではサイコロトーク。
1.教えて松浦さん
2.今日の講話を聞いて取り組みたいと思ったことは?
3.がんについて身近な話
4.聞こえについて
5.私のコミュニケーション
6.話したいことなんでもどうぞ!
サイコロを転がしてもいいし、希望の数で置いてもいいし。

がんについて聞いたり
自分や家族のがんの経験だったり
聞こえで困ったこと
などなど。

ここで印象に残ったこと。
あるろうの方ががん検診の胃バリウム検査で胃の状態を
調べるために体形をその都度変えるたびに放射線技師が
寄ってきて体形を変えさせられるのが苦痛と。
これがあるから次回は受ける気にならないと。

確かに聴覚障害者にはあるあるです。
相手がマスクをしたまま健診を受けたりすることもあり
コミュニケーションが十分ではない。
この苦悶するような対応の仕方にどうすればいいのかと。
これについては講師の松浦さんも悩み。
しかし、この聴覚障害者のニースがあることはとても重要。
のちに職場で検討してみることになり、聴覚障害者も安心して
受けられるようになって欲しいものです。

参加者のほどんとが手話奉仕員養成講座を修了された方ば
かりの方々。
がんのこと家族だけでなく身近にいる聴覚障害者にも伝えて
あげるとみみサポサロンの成果があると感じます。
ぜひ伝えてください。

これを書いた松本は昨夜かなり辛いものを食べ過ぎて胃が
変になったそうです。
みなさんほどほどにしましょう。

今日の旧みみサポみやぎの花壇
 
 
コメント
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