
昨年4月にリハビリテーション部作業療法課に入職させて頂きました。
スタッフの入れ替えもあり、作業療法課にとって大変な時期での入職…
本当にあっという間の一年でした。

国家試験合格を目指した学生時代が終わり、
今自分が「作業療法士」として働いていることが嬉しくもあり、
未だに不思議な気持ちでもあります。

今働くことが出来ているのは決して私の力ではなく、家族や共に切磋琢磨した仲間、
そして今までに出会った大学の恩師、実習のバイザー、担当させて頂いた当事者の方々…
様々な人の支えや出会いがあり、今の私がいると思います。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

人としても社会人としても作業療法士としても未熟な私ですが、作業療法課の先輩方をはじめ、
リハビリテーション部の皆さん、病棟スタッフの皆さんがいつも優しく接してくださり、
この恵まれた環境に感謝しつつも、甘えることなく皆さんとチームの一員として
働けるよう気を引き締めて頑張らなければいけないという気持ちです。

患者様と接する毎日で、迷い悩むことはたくさんありますが、
その気持ちから学び成長するきっかけも、患者様との毎日にあります。

恩師から言って頂いた「目の前の方から学べる作業療法士になってください。」という言葉の意味が、
この一年の出会いや別れを経てやっと分かった気がします。
作業療法は“その人らしさ”を大切にします。

病気や障害があっても患者様やご家族がその人らしく過ごせるように、
私は少しだけ背中を押して一歩踏み出すきっかけになれたら良いなと思います。
まだまだ頼りない私ですが…
一人一人に真摯に向き合い、目の前の方から学び、
一緒に悩んで成長していけるような作業療法士を目指し頑張っていきます。
これからもよろしくお願いします

