みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

高畑山(471m)・高室山(818m)・倉骨山(756m)2025年3月30日(日)

2025-04-05 | クラブ山行

クラブ山行報告 2025年3月30日(日) 天候:曇り 参加者 20名 (女性14名 男性6名)

CL 松尾さん

感想・雑記 

 今回の山行の目的はミツマタの群生(高畑山)とカルスト地形の頂上での展望(高室山)である。
先ずはミツマタを見るために臨時駐車場になっている「マルト林産工業所」の広場に車を停めて近くの高畑山登山口に向かう。
登山口から林道を歩いて5分もしないうちにミツマタが現れた。さらに歩くと山の斜面一帯をミツマタが埋め尽くしていた。
その規模に圧倒される。斜面の花の中に道があり、20分ほどかけてカメラに収めながら気持ち良くゆったりと登る。
ミツマタのトンネルを抜けると程なく杉の若木を取り囲む鹿よけネットが現れる。ミツマタ群生地はここまでである。
ここから高畑山に向かうには林道を右へ進んで回り込むか、またはまっすぐ登りネットの下を運動会の障害物競技のように四つん這いになって、くぐり抜けるかである。
鹿よけネット内に入ると登山道は作られている。なお林道は高畑山頂上近くの標高400m辺りまで伸びている。
高畑山からの展望は木々のため望めず。
次に東隣りの高室山へ。佐目自然公園駐車場から登るが、初めから急登である。
このところの陽気から一転して今日は寒の戻りで冷たい風を受けるようになる。高室山に到着すると、どんよりとした雲が低く360度の展望はお預けとなった。
高室山と同じく石灰岩カルスト地形である霊仙山、御池岳には雲がかかっている。
じっとしていると寒くなってきたので尾根伝いに倉骨山に行きトンボ帰り。集合写真の撮影後、風を受けない林道出合まで下りて昼食を摂った。
「今日はなんにしても寒かった」とM・Y氏の弁。しかしながら野登山に勝るとも劣らないミツマタ群生を見られたのはCLのM・C氏のお陰である。感謝多々。

(記録担当 T・Tさん)

コースタイム

ベイシア6:00==関IC==伊吹PA==彦根IC==高畑山登山臨時駐車場7:20~7:30・・・高畑山登山口7:35・・・ミツマタ群生地7:45~8:05・・・高畑山8:30~8:40・・・臨時駐車場9:10~9:20==佐目自然公園駐車場9:25~9:45・・・腰越の城(砦)跡10:15・・・高室山11:20~11:35・・・倉骨山11:40~11:50・・・高室山11:55~12:05・・・風を避けるため林道出合で昼食12:10~12:45・・・佐目自然公園駐車場13:35~14:00(解散)==ベイシア15:30

(写真担当 Y・Tさん)

(地図提供 A・K)

 

(地図提供 A・K)

 

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水無山(1,506.6m)2025年3月23日(日)

2025-03-29 | クラブ山行

クラブ山行報告 2025年3月23日(日)天候:晴れ 参加者 9名 (女性 5名 男性 4名)

CL  清水さん

感想・雑記

 岐阜百山「水無山」は、南砺市と飛騨市に跨る山。YAMPには、登山ルートが無くレポートも少ない。トレースがあるか心配。
登山者はいないだろうと思っていたが、登山口付近に着くと車が2台ある。駐車場は無く登山口付近に路駐した。
 雪質は硬くアイゼンを装着しスタート。前日登ったとみられるトレースが有り、先頭を交代しながら登る。
登り始めるがすぐに雪質が変わり、足がずぼって歩きにくい。早々にワカンに履き替えるが、
ずぼりまくる。体力が削られ、心も折れる。
始めは、杉の樹林帯で枝等が落ち、穴も有り歩きづらい。抜けるとブナ林に変わり、雪が白く木々の隙間から青空が見えて来た。
ピーク1073m・1173m地点では、踏み跡もなく真っ白な銀世界が広がっていた。まだまだ・・・アップ・ダウンを繰り返しながら進む。
スタートから3時間でピーク1278m。少し霞んではいるが御前岳、猿ヶ馬場山等の山々が見える。皆んなの顔がニッコリ!とても気持ちの良い景色の綺麗な場所。
ピーク1459mから水無山の山頂が目の前に現れたが、時間は登頂予定の11:30。急がないと登頂出来ないかも・・・と焦って登る。
山頂直ぐ手前で3m位の雪壁があり、皆が苦戦してよじ登り、やっと登頂!
「長かった~ 疲れた~ やった~」 12:05 5時間かかって登頂出来た!!
山頂は、雪庇の上にあり、思ったより広く大絶景!歩いて来た道も見える。
 少し先に広場があり展望が良いらしいが、今回は時間が予定より少し遅れている為、行くのを止めた。
山頂からは、金剛堂山・白木峰は確認出来たが、地図上で近くにあるはずの人形山、籾糠山が分からなかった。
写真を撮り、雪と戯れて遊び、昼食を食べる。天気は快晴で風も無く暑いくらいである。
下山は、雪が更に緩くなり、ずぼりながら下る。
急斜面では、「ここ滑れるかなぁ?」と童心に帰り、尻滑りをしながら楽しく下山した。
ブナ林は、空が見え明るかったが杉の樹林帯に入ると16時近いせいか薄暗くなる。トレースも見づらく道から外れそうになる。
予定より10分遅れの到着となったが無事下山出来た。
 とても大変な長距離の雪山ハイクでしたが、皆さんのおかげで楽しい時間が過ごせたことに感謝します。

(記録 S・Eさん)             

コースタイム

関4:30==美濃IC==ひるがのSA==飛騨清見IC==駐車地6:45〜7:10(登山口)・・・1073mピーク9:15・・・・1278mピーク10:50・・・1459mピーク11:35・・・
水無山山頂12:05〜12:45・・・登山口(駐車地)16:10〜16:45==飛騨清見IC==美濃IC==関18:50

(写真担当 M・Tさん)

 

(地図提供 A・K)

(地図提供 A・K)

 

 

 

 

 

 

 

 

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三ツ峠山(開運山)1,785.2m 2025年3月9日(日)

2025-03-11 | クラブ山行

 

クラブ山行報告 2025年3月9日(日) 天候:晴れ 富士山方面ガス 参加者 17名(女性 5名 男性 12名)

CL 古谷さん

感想・雑記

 AM4:30まだ暗いうちに関をマイクロバスにて出発。片道284Km4時間余りの長距離遠征。
「富士山を間近に見る」ための遠征だが懸念事項は現地で昨夜降った雪。
登山口まで無事たどり着けるであろうかという心配と冠雪した登山道への心配、そして新雪による雪景色への期待。
通行できたのは三ツ峠バス停までで、登山口までは通行止めだった。すでに多くの車が駐車している。
 登山口までツボ足で進み、そこでチェンスパ・軽アイゼンを装着。心地よい深さに冠雪した林道を進む。
本来ならば単調な林道だろうが昨夜の寒波・降雪で出来た冬山景色が飽きさせない。とりわけ針
が密集したような霧氷が新鮮だ。
雪山を楽しむうちに三ツ峠山山頂に到着。残念ながら富士山は一瞬、頂を見せただけで雲の中。山行中での機会を期待して御巣鷹山へ。
御巣鷹山はアンテナ施設により展望はなし。とりあえず山頂ゲット。
三ツ峠山荘脇の広場で富士山が見えることを期待しながらの昼食。
残念ながら富士は顔を見せてくれない。反対側の南アルプス。八ヶ岳はあんなにキレイに見えるのに・・・。今回はダメかと半ばあきらめながら木無山へ。
木無山「これが山頂?」と思えるほどの平地に看板1枚?だが、これで「三ツ峠山」3座の山頂ゲットし、
三ツ峠山の別名「開運山」を登った事になると思った時、ふと脇の広場を見ると富士山!
思うように姿を見せてくれなかった富士山が現れてくれた。
しかもその全景を!「デカい!」間近に見る冠雪した富士山は神々しいほど。
新鮮な雪山を楽しみ、迫力の富士山を見た。良い山行だったと思う。
思うに今回の山行の難関はその催行判断だったと思う。
当日は晴れ予報なのに前日夜の雪。
遠方で峠道まである登山口までの道程への心配。そして冠雪した山で無事登山できるのか?リーダーの心労は想像に難くない。
 リーダーの努力・判断と、それを支えた諸役の方々に感謝!ありがとうございました。

(記録担当 M・Yさん)

コースタイム

[旅程往路] 関4:30==富加関IC==美濃加茂HO==駒ヶ岳SA==境川PA(靴履き替え)=一宮御坂IC==三ツ峠山登山口バス停駐車場8:45 

  [旅程帰路] 14:30三ツ峠山登山口バス停発==18:50関着  マイクロバス利用 

[山行行程]

 三ツ峠バス停9:00・・・三ツ峠登山口9:15・・・三ツ峠山11:00・・・御巣鷹山11:25・・・

 三ツ峠山荘脇広場(昼食)11:50~12:30・・・木無山12:50・・・三ツ峠バス停14:00

          歩行約3時間 休憩 約2時間  全行程移動距離8.9km 累積標高差670m

         (写真担当 Y・Tさん T・Tさん)

(地図提供 A・K)

(地図提供 A・K)

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鷲ヶ岳(1,671.5m)2025年1月26日(日)

2025-02-05 | クラブ山行

クラブ山行報告 2025年1月26日(日)天候:晴れ 参加者 14名 (女性 8名 男性 6名)

CL 可児さん

 感想・雑記

 鷲ヶ岳スキー場第2駐車場まで除雪してありましたが、道路の凍結箇所があり慎重な運転が必要でした。今日の鷲ヶ岳はスキー場で2mの積雪です。
駐車場でワカン、スノーシューを付けて、スキー場ゲレンデの端をスキーヤーの邪魔にならないように第3リフト終点近くまで歩き、右に入って林道から登る。
5日前に下見に来た時、スキー場の人から「スキー場を歩くことはやめて欲しい。」と注意を受けました。
 その方が親切に、この林道を歩くことを勧めてくださいました。以前はゲレンデトップまで歩いて【尾根コース】で登っていたがそれも厳しくなった。
林道は植林されて景色は良くないが、勾配が緩やかで風の心配もなく、下見のトレースと昨日歩いたと思われるトレースが有り、
迷うことなく【尾根コース】との分岐まで約2時間で登ることができた。ここからは眺望も良く雪原歩きが楽しい。
分岐から100m位先の急登を登ると、いっぷく平に出る。ここからの展望が一番で、眼下に奥美濃の山々等が山裾から一望できる。
大日ヶ岳、野伏ヶ岳、小白山・・・また、別山、白山、荒島岳、越前大日山も見える。青空はあるが白山の頂上に少し雲がかかっているのが残念だ。
雪化粧した山々の景色を楽しみながら登山道(林道)を約15分水平移動して、鷲ヶ岳登山口に9:50に着く。
登り始めは階段のある急登である。積雪が多いためワカン、スノーシューで苦戦して登る。
 標高1500mあたりから今回の核心部である標高差約100mの急登をジグザグで登る。
トレースが薄っすら残ってはいるが、積雪が多く、かなりの斜度で、先頭を歩くのはキツイと思われる。
体力のある女性Sさんが引っ張って、後続は安心して付いて登る。
急登を登りきると、目の前は頂上に続く純白のビクトリーロード。
 青空の中、樹氷が付いた白い木々が美しく輝き、まさに絶景である。10:45頂上到着。
山頂にある標柱は雪で埋もれているためピッケルを立てて頂上とした。本日の登山者は【みのハイク】のみ、風も無く穏やかである。
昼食を摂っていると雪雲が上空に出てきてアラレが降ってきた。慌ててアイゼンに履き替え下山開始、急登の下りはトレースの階段が出来ていて安全である。
天候もすぐに回復し、時間の余裕もあり、登りで撮れなかった写真を撮って楽しんだ。
下山は同じ道をピストンだが、リーダーの先導でいっぷく平の祠まで新雪をトラバースして登る。
 祠の屋根の積雪とツララが見られ、周りは真新しいクリーミーな雪に覆われている。やはり高い所は気持ちいい・・・ここで休憩して、一気に下山した。
今日の鷲ヶ岳山頂の積雪はゾンデ棒で計測した所、2m以上、眺望と樹氷の素晴らしい景色を見られ最高でした。天気、雪質、登山道等の状態が良く予定より早く下山できた。

(記録担当 S・Tさん)                                 

 

コースタイム

関P5:30==美濃IC==高鷲IC==

鷲ヶ岳スキー場第2駐車場6:50~7:15・・・夏道P8:20・・・尾根コース分岐9:15

・・・一ぷく平9:30・・・鷲ヶ岳登山口9:50・・・鷲ヶ岳10:40~11:45・・・

鷲ヶ岳登山口12:10・・・一ぷく平12:37~12:50・・・夏道P13:25~13:40・・・

鷲ヶ岳第2駐車場14:30~15:00==高鷲IC==美濃IC==関P16:00

 

(写真担当 F・Yさん)

 

 

(地図提供 A・K)

(地図提供 A・K)

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大日ケ岳(1,709.0m)~天狗山(1,658.5m)2025年1月19日(日)

2025-01-28 | クラブ山行

山行報告 2025年1月19日(日) 天候:曇り 総参加者 27名

       大垣労山 5名 多治見労山 7名 中津川労山 2名 あるぱいんKANI  4名 みのハイク 9名 

       みのハイク CL 五十川さん(女性 3名 男性 6名)

講師 あるぱいんKANI  小酒井Tさん

感想・雑記 

 今や日本の各地で外国人居住者や訪問客を見かけるのは珍しくなくなった。高鷲スノーパークも然り。混雑する中、10人乗りのゴンドラで最高地点駅まで登る。
 [みのハイク] 9名 [大垣労山] 5名 [多治見ろうざん] 7名 [中津川労山] 2名 [あるぱいんKANI] 4名 の計27名が揃ったところで
小酒井遭難対策部長による挨拶があり、先ずはアイゼンを装着しての実践歩行を始めるとのことだった。
 雪質は良く、トレースもあって気持ち良く登り始める。
樹氷・霧氷・海老のしっぽを見ながらであったが、残念なことに青空は無く大日ヶ岳まで濃霧で視界不良、頂上では強い風も受けた。
そのような気象条件下でワカンの履き替えを行なった。グローブをしたままできるか。私は苦戦を強いられた。
みのハイクは装填を早く終え、先頭に立って次の天狗山を目指した。すると不思議なことに天狗山上空は雲が切れ青空が、そして真っ白に輝く白山も姿を見せた。
歓声があがる。天狗山頂上からすぐの天狗の鼻にも登った。鼻の南側にはクラックがあるので要注意だ。昼食は天狗山で摂ったが風はなかった。
大日ヶ岳に戻るとそこは濃霧と風だった。一体誰が天狗山のあの無風の青空を予想し得ただろうか。
小酒井遭対部長は12:30を引き返す時刻と捉えながらも天狗山目指したその判断力、恐れ多い。
 今回の講習会は歩行の実践のみだったが、変化に富んだ山岳気象を体験でき、雪山限定の天狗山と天狗の鼻に登れたのは収穫であった。
                 

(記録担当 T・Tさん)


コースタイム  

関P6:00==美並コンビニ6:40==美並IC==高鷲IC==道の駅大日岳(トイレ休憩)==高鷲スノーパークP 準備・食堂集合・ゴンドラ乗車7:30~8:10+++ゴンドラ上駅・開会挨拶・ゲレンデ外登山口8:30~8:50・・・前大日9:40・・・大日ヶ岳10:10~10:30・・・天狗山(集合写真)11:20~11:25・・・天狗の鼻11:40・・・天狗山(昼食)11:50~12:15・・・大日ヶ岳13:00・・・ゴンドラ上駅・閉会挨拶・解散14:00~14:15+++高鷲スノーパークP14:30~14:45==高鷲IC==美並IC==美並コンビニ==関P16:15

 

(写真担当 F・Yさん)

 

(地図提供 A・K)

(地図提供 A・K)

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