みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

高賀山(1224.2m)大和谷コース(周回)(2021.4.11)

2021-04-15 | クラブ山行

クラブ山行報告

2021年4月11日(日)   天候 晴れ   参加者 12名

 

CL 松尾Kさん

感想・雑記
 三週間ぶりのクラブ山行です。今日はまったく雨の心配はありません。山々の新緑と沿道の八重桜も満開です。本日は信仰を集める高賀三山の一座高賀山を大和谷からのコースです。
 高賀の森公園で準備後、CLの挨拶、ストレッチをします。上半身を重点的にやると良いそうです。班編成はありませんが、1号車から出かけます。
 下見のお陰でピンクのリボンがずっと付いています。こちらのコースは北側で花の楽しみはありません。大きな滝を眺め、渡渉(7回位)とスリルがあります。清らかな済んだ水は高賀の水ですね。林道を横切り狭い登山道へ入っていきます。
 見ただけでは解りませんが、キツネノカミソリの葉が群生しています。8月頃にオレンジ色の花が咲きますが、その頃には葉は枯れています。
 急登を過ぎると何だここが加部峠かと解りました。何回も林道から登りなめこを採りに来ました。昨年はなめこ、ゼロでした。加部峠にはカタクリが咲いていて、しばらく休憩します。左はタカネ、右の高賀山へと急登が待っていました。
 両脇の笹が刈ってあります。鉄塔に着くと誕生山方面の白山から来ている鉄塔が伸びています。何もつかまる所が無くて黙々と登ります。大きな岩の横を過ぎると頂上は近いです。
 頂上に着くと皆さんランチタイム中でした。ほぼ360度のパノラマです。随分雪が解けて黒い山筋が表れています。白山、乗鞍岳を眺めての私達もランチタイムです。今日はゆっくり出来ました。
 下山は3号車からです。御坂峠からの劒岳は確認できません。峠に1台車有り楽チンした人がいたのですね。ここからは登山道は凸凹していますが、沢山の花が楽しめました。中でも白い小さな星型の(ワチガイ草)は珍しい花だそうです。
 岩屋に着くと岩の上に沢山のミヤマカタバミが咲いていました。岩屋は8畳一間位はありました。階段の両脇には色々な種類の山野草が咲いていて、楽しんでのゆっくり下山です。
七曲りを過ぎ、修験者が清めた垢離場と記した横には水が流れていて橋を渡りました。東屋に着き、長い下りの林道にはスミレの花が咲き、力石まで来ると駐車場が見えました。
 皆さん無事下山しました。
 CLの挨拶と山行部長から下山の時に、個々でストレッチをして下山に構える事、そんな癖をつけてこれからの山行にしたら良いのではと言われました。下山に特に怪我が多いですから。皆さん自覚しましょう。下山したらクールダウンのストレッチも忘れずにしたいです。東屋でコーヒータイムをして解散しました。
                               (記録担当 渡辺Aさんの記録より)

出合った花
ヤマルリソウ、カタクリ、ミヤマカタバミ、ネコノメソウ、ワチガイソウ、ヤマエンゴサク、ハルトラノオ、ミヤマスミレ、エイザンスミレ、ハシリドコロ、ユキザサ、アズマイチゲ、コチャルメルソウ、ミヤマシキミ、シキミ、ツクバネソウ、ヤブレガサ、ムサシアブミ、
などでした。

コースタイム
関市7:00==道の駅にわか茶屋==高賀神社==高賀の森公園登山口7:40~8:10・・・大和谷8:50・・・加部峠9:54・・・鉄塔10:04・・・高賀山頂上10:45~11:35・・・御坂峠11:50・・・岩屋12:25・・・七曲12:50・・・東屋13:00・・・高賀の森公園13:20~13:45解散

 

                               (写真提供 古谷さん)

 

                    (高賀山の花 写真提供 古谷さん・ 監修 渡辺Aさん)

 

                           

                                    (GPS軌跡提供 多賀さん) 

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飯盛山(745m)~西津汲(793.3m)(2021.4.11)

2021-04-12 | クラブ山行

クラブ山行報告

2021年4月11日(日)   天候 晴れ   参加者 25名

CL 森川Nさん

感想・雑記
 好天に恵まれ、ゆったりと山を楽しむ山行であった。集合場所に集まった参加者は、コロナ禍における久しぶりのクラブ山行だからか、春の陽気に誘われ、山花への期待からか、皆表情は明るい。そこここで近況を交えた挨拶が交わされる。
 関市を出発し、途中〔道の駅織部〕にて織部集合組が合流。参加者25名 配車6台の山行となった。天狗の森登山口に予定よりもやや早く到着。ほぼ同時に他の登山者の車が2台ほど入ってきて、それほど広くない駐車場がいちどに狭くなる。どうやらこの山は人気の山のようだ。山シャク含め“お花山”への期待が一挙に膨らむ。
 準備体操後、2グループに分けて登山開始。道はそれほどきつくない。雑木林の登山道をのんびりと登る。どうやらリーダーもゆっくりと歩を進めてくれているようだ。途中、リーダーや知識豊富な参加者から道々の花の解説が入る。【ネコメソウ】【ダンコウバイ】【カタクリ】【ミノコバイモ】そして【山シャク】。【山シャク】はまだ蕾で固いがこの先に咲いているであろう“花”への期待が膨らむ。花あるごとに皆それぞれに立ち止まって写真撮影。おかげでのんびりとした山行がよりゆったりとしたものになる。それがより山を楽しむリズムに代わる。
 まるでハイキング。心地良い風景と爽風につつまれ、見知った者と雑談を交わし、時に路傍の花をめでながら山道をたどる。これも『みのハイキングクラブ』の一つの形なのかもしれない。
 ゆっくりとしたぺ-スながらも1時間ほどで【ユズリハ】の茂る山道を登り、飯盛山山頂に到着。しばし休憩の後 西津汲を目指し山頂を下る。と そこにはヒトリシズカの群生、待望の【山シャクの花】。皆一様に花をめで、写真撮影。待望の花だけにより一層熱が入る。
 が、ここは今回の山行で一番の難所危険個所。急登で不安定な岩場。慎重に足場を確認・確保し、誤って引き起こすかもしれない落石にも注意し、確実に歩を進める。皆真剣だ。往路復路とも事故もなく、皆この箇所を通過した。
 【シャクヤク】の茂る山道を通り、1時間ほどで西津汲山頂。リュックを山頂にデポし、少し下ったところにある山シャクの群生を探索。どれもまだ蕾は固い。あと、2・3週間ほどか?。残念。先ほどの花を蕾に重ね、心でシャッター。パチリ。
 見晴らしの良い西津汲山頂でそのまま昼食。多めにとってもらったランチタイムを皆 和気あいあいと楽しむ。
 12時頃に下山開始。飯盛山手前の難所も難なくクリアし、皆 足取りは軽く雑談を交わしながらの下山となった。高低差も少なく歩行距離もそれほどなく時間にゆとりをもってゆったりと山を楽しむ。そんな山行がたまにはあってもいいのでは と思う山行であった。
 最後に、今回の山行を企画していただいたCL SL 諸役の方々 ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。またいつかこんな山行がしたいものです。
                           (記録担当 村瀬Yさんの報告より)

コースタイム
関市6:50 ==道の駅「織部の里」 7:45~8:00 (トイレ休憩)==天狗の森登山口8:25~8:45 ・・・飯盛山山頂 9:45 ・・・反射板10:45 ・・・西津汲(外津汲山)山頂10:50 ~12:00(昼食)・・・反射板12:05・・・飯盛山山頂12:40 ・・・天狗の森登山口13:35 ==道の駅「夢さんさん谷汲」14:00 解散

 

                             (写真提供 松田Nさん)

 

                                  (GPS軌跡提供 藤沢さん)

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