クラブ報告
2016年3月20日(日) 天候 曇りのち晴れ 参加者 14名
CL 泉谷さん
日照岳が雪が少なく藪山となり、天狗岳に変更。やったーと思ったのは私だけかな。
2600m級の山の大展望にワクワク。朝4時の集合なのに、皆さん早く集まって集合5分前に出発。諏訪サービスエリアにて朝食タイムを取り渋温泉をめざす、
湯みち街道終点の御殿湯旅館に駐車代を支払い、指定の場所にしかしどろべったんのひどい場所でありました。
登山口は旅館前の鉄の橋を渡った所にあり、案内版もありました。橋のまえの箱に登山計画書を入れて、アイゼンを装着して出発。八方台分岐までは急登が続き無言でひたすら登り、若者達を追い抜く速度、すぐに汗が出て暑くなりました。
あまりえらかったので、私はゆっくりついていきました。分岐を超えると周りは針葉樹のシラビソやコメツガばかりの中を歩き、唐沢鉱泉分岐に着き樹林を抜けたら黒百合平に着きました。黒百合ヒユッテの屋根は太陽光発電の屋根でした。さすが北八の最高峰の天狗岳は人気があり、ヒュッテの前は人だかり。トイレ休憩、ストックからピッケルに代えて少し荷物もデポしておきました。
天狗岳のコースは二つ有り、今日は中山峠から登ります。森林限界を抜けて見上げれば雄々しい岩稜の東天狗と、優しそうな丸い西天狗が目の前に出てきました。東天狗の右の岩稜に取り付き、岩と雪とのミックスで注意しながら登ります。天狗の山頂は人でいっぱいで狭く、お昼ごはんは西天狗岳にしようとのことで、鞍部まで降りて西天狗岳をめざす。
20分ぐらいで山頂。三角点は雪の中で西天狗岳と書かれた標柱がでていました。山頂は風もなく、雲も少なく大パノラマ、展望最高、やったー。みんなの顔がほころびます。目の前にどかんと硫黄岳。赤岳。中岳。阿弥陀岳。横岳の縦走路までみえました、
蓼科は上のほうだけ雪でまるで富士山みたいでした。その横に北横岳、幸せな時間はあっというまに過ぎ下山です。帰りは東天狗岳をトラバースしていきます。
アイゼンをひっかけたら、即転落です。慎重におりていきます。中山峠分岐に出て黒百合ヒュッテまで戻りほっとしました。帰路は同じ道を帰ります。八方台分岐からはこんなに急な登りだったことに驚き下っていきました。
リーダーの計画書どうりの時間の山行でした。雪質も良く凍って怖い場所がなく、山道も良く踏まれていてトレースもしっかりついていて、ラッキーでした。
リーダーまた諸役の皆様お世話になりました、ありがとうございました。
(記録担当 鷲見Sさんの報告より)
コースタイム
関3:55=富加インター=諏訪インター6:00=渋温泉P登山口7:05~7:50・・・八方台分岐9:00・・・唐沢鉱泉分岐9:20・・・黒百合ヒュッテ10:07~10:30・・・中山峠10:40・・・東天狗岳12:00~12:07・・・西天狗岳山頂12:30~13:05・・・黒百合ヒュッテ14:00~14:20・・・唐沢鉱泉分岐14:40・・・八方台分岐15:00・・・渋温泉P15:40~16:16=関19:30
(写真提供 前田さん)
(地図提供 前田さん)