クラブ山行報告
2022年12月11日(日) 天候 曇り時々晴れ 参加者 48名 (普通コース36名、短コース12名)
CL 古谷さん
感想・雑記(普通コース)
今年の干支の山、忘年登山、みのハイキングクラブ800回記念山行と3つのイベントが重なるCLさん曰く本年度最大の行事山行。でクラブ入会4か月余、クラブの皆さんとまだ馴染まず、クラブへの思いもまだ薄い私になぜか記録をという依頼ですので、失礼があったり、至らぬところはご容赦を。
小谷山、虎御前山についてはCLさんからクラブニュース等でご説明いただいた通り、歴史があり、戦国時代や城好きには訪問必須の場所ですね。ちなみに小谷城は日本5大山城(岐阜城は違う)であり、また日本百名城の一つ。8月から登山の合間に城巡りを始めた私も今回の山行を楽しみにしていました。
関を出発しましたが、途中R303号線道中は雨。若干心配になりましたが、 駐車場へ着くと雨も上がり、準備し追手道より登山開始。普通コースは38名の大所帯で5つの班に分かれていました。
なるほど。小谷山は城跡の遺構を巡っていく歴史ロマンを感じる登山道です。途中桜馬場では、大河ドラマ「江」の撮影写真が掲示されていたり、琵琶湖、竹生島が眺望できます。途中本丸跡や曲輪跡等を巡りカメラで忙しい山登り。新花の百名山の小谷山ですが、今は季節外、興味がある方は再訪問してください。山頂手前の急登を経て大嶽城跡がある頂上に全員到着。広い山頂で昼食を取り、周回コースで下山。落葉の絨毯ですべりやく慎重に下っていく。途中一人近くの歴史資料館まで走り、百名城スタンプをゲット。全員駐車場に戻り大河ドラマ「江」放映記念に作られた巨大な兜の前で集合写真を撮り、虎御前山登山口に向かうためバスに乗り込む。
ここで浅井長政の三女戦国時代最強?の女性「江」について。ドラマではのだめカンタービレのイメージが強い上野樹里が演じていましたが、少しだけ話を。三番目の夫が6才年下二代将軍徳川秀忠。仲が良かったのか、怖かったのか側室も持てず7人の子を出産。
1人が三代将軍家光で七代将軍家継まで浅井家の血は繋がる。徳川一五代将軍の中で唯一正室で生母なのは「江」。二人目の夫との子孫は大正天皇の嫁いでおり、今上天皇にも浅井家の血が・・・ まだあるがここらで。
虎御前山登山口からこれまた織田家オールスターの遺跡を巡り、頂上付近の信長陣跡で記念イベント。800回記念の横断幕あり、歌あり、記念写真あり、ワインを始め飲物あり、渡辺さんの手作りケーキやお菓子あり、ジャンケンありで色々凄いね。見てるだけでごめんなさい。イベント後下山しバスで関へ。予定より早く到着。ハイキングと思ってましたが、中々きつかったですね。
皆様大変お疲れ様でした。記念山行に参加させていただきありがとうございました。
(普通コース 記録担当 長瀬さんの報告より)
コ-スタイム(普通コース)
関6:00==道の駅織部の里==小谷城跡ガイド館P8:25~8:45==小谷城跡9:40==清水谷分岐10:25==小谷山山頂10:45~11:30(昼食)==ガイド館P12:20~12:40==虎御前山登山口12:45==虎御前山(織田信長陣跡)13:05~14:00(イベント)==虎御前山下山駐車場14:35~15:00==道の駅織部の里==関17:15
(普通コース 写真提供 村瀬さん)
感想・雑記(短コース)
道中は雨模様で心配したが現地についてみたら何とか傘なしで行けそうです。
短コース組は10名の予定でしたが、天候を見て現地で2名増えて12名になりました。普通コース組とは別れ、我々は中腹駐車場までバスで楽々と移動です。
番所跡から出発です。戦国の世を戦い、破れ、勝ち抜き又、肉親の情を流し流され幾多のドラマを生んだ舞台の跡を辿ります。主役は織田信長、木下藤吉郎、相手は浅井長政、久政、お市の方などです。お市の方の子の三姉妹も波乱万丈の生涯を生きました。茶々、初、江の3人で、それぞれ豊臣秀吉、京極高次、徳川秀忠の妻になりました。そんな事を思い思いしながら落ち葉の道を歩きだしました。厳しく詮議をされたであろう番屋跡からお茶屋跡、御馬屋敷跡、馬洗池と往時が偲ばれます。
しばらくして何とも物騒な名前の石がありました。首据石と書いてありましたが上部が平らになっています。裏切り者の部下を殺害し首をさらした所らしいです。当時は首の持ち運びは普通だったのですね。次は何とも広い場所に出ました。大広間跡です。千畳敷とも言うそうです、がかなりの広さです。東側の石垣跡も見ていきます。少し崩れて歩きにくい階段を登ると本丸跡です。一番奥から降りようと行ってみましたが急峻に切り立ってとても降りられません。大堀切跡でした。納得です。ここで時間となり駐車場まで戻りました。道路越にこれから登る虎御前山が見えています。その先には琵琶湖に浮かぶ竹生島も見えます。
駐車場まで戻り虎御前山登山口まではバスで移動です。いきなりの急登で息が切れます。ロープに助けられて何とか登り切りました。古墳群を見ながら今日のセレモニーの会場である織田信長陣地跡まで向かいます。ここで普通コースの方々を待ちます。ほんの一時でメンバー方々が到着です。皆涼しい顔をしています。
800回会山行の記念セレモニーを祝しうれしい限りです。 今回は縦走なので、短い道を戻ります。
(短コース 記録担当 鷲見Mさんより)
(短コース 写真提供 古谷さん)
(地図提供 古谷さん)