みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

三方岩岳・野谷荘司山

2013-06-28 | 準山行
クラブ報告

CL 高桑さん
 空梅雨が一変し恵の雨の後、今日は山登り日和で心も弾みます。高桑リーダーさんの挨拶の後、3台の車に分乗して予定通り出発する。
 白川郷ICを出ると、昨日全線開通した白山スーパー林道に入り、30分も走ると三方岩駐車場に着く。ここはすでに1450mの標高で除雪した雪原もあり肌寒い。準備をすませSさんの指導でストレッチ、班編成はなく出発です。
 登り始めると、五弁の白い花びらが落ちているのが目につき、オオカメノキだとわかりました。登山道に沿っては、期待通り可憐な花が迎えてくれます。マイヅルソウ、イワカガミ、コバイケイソウ、オオバキスミレ、ゴゼンタチバナ、ツマトリソウ、モミジカラマツ、ツクバネソウ・・・。
 花の名前に詳しいNさん、Iさんに教わりながら、カメラに収めたりして、ジグザグ道をゆっくりと進む。シラビソやダケカンバの樹林帯を抜けると、いつの間にか三方岩展望台に着く。中程には、木のテーブルとイスが置かれている。展望を楽しんでいると、顔の周りを虫がまとわりつきうっとうしい。手で払いのけながらの写真撮影でした。
 少し先の尾根を通り過ぎて、振り向くと飛騨岩という切り立った断崖になっていて、その中程の高い所が三方岩岳の頂上です。
 アップダウンのある尾根道から、眼下には鳩谷ダム湖、白川郷の合掌集落が、見上げると、猿ヶ馬場山や籾糠山が鎮座しています。また北を向けば、雪渓を残した大笠山や笈ヶ岳、南に妙法山などが一望できます。そして快晴なら霊峰白山が望めます。
 野谷荘司山の山頂は、三角点の標柱はあるものの、広場も木陰もなく、長い尾根の道端に一列に並んでのランチタイムになりました。雲も少しあり、照りつけるばかりでなく、下から吹き上がってくる涼風で、心も満たされ至福のひとときでした。
 下山は、所々切れ落ちて、ゆるんでいる崖道を慎重に歩きます。ウラジロヨウラク、ベニドウダン、サラサドウダン、ツバメオモト、ハクサンチドリなど、お花の種類の多さに感激です。三方岩展望台でもう一度絶景を楽しみ、花との別れを惜しみつつ全員無事に登山口に戻りました。
 帰りには、「白川郷の湯」で汗を流し、高桑リーダーさんの挨拶で解散。関市役所に時間通り帰りました。
 お花と展望の素晴らしい山行で、CL、SL、各担当係の皆様、車を出して下さった三人様本当にありがとうございました。皆様笑顔で家路に向かわれ幸せな一日でした。                 

     
(記録担当 此島さんの報告より)


(スライド写真提供 須田さん・水野さん)

コースタイム
関6:00=美濃IC=ひるがの高原SA=白川郷IC=三方岩PK7:55~8:20…三方岩展望台9:15~9:35…野 谷荘司山11:17~12:00…三方岩展望台13:45~14:05…三方岩PK14:35=白川郷の湯15:15~16:30(CL挨拶・ 解散)=関18:00
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開聞岳 霧島山

2013-06-26 | 自主山行
新しいチャンネル

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風越山

2013-06-12 | クラブ山行
クラブ報告
6月9日(日)    天候 晴     参加者 21名


CL 小林さん
中津川IC降りて国道19号線を北上し、寝覚の床交差点を右折して5km程走ると標高約1020mの登山口に着きました。すぐ近くに車が4台くらい駐車できます。今日の天気は快晴、空気もカラッとして涼しいです。登山口を10m程登るとすぐに分岐がありました。Aコース(急な登りです)Bコース(Aコースよりなだらかです)の標識がありAコースを登りました。登山道は短いジグザグが続き分かりやすくふかふかして歩きやすい。カヤトの丘まで急登が400m(標高差)くらい続きましたが西側の樹林帯で、気温も低いようで時折吹く風の冷気が気持ちよく、皆さんの足取りも軽く、楽しい会話が聞こえてきました。カヤトの丘近くになると展望が開けてきて大きく御嶽山が見えました。梅雨に入っているのに今日は珍しく山全体がはっきり見渡せます。その右手には乗鞍岳、穂高連峰、左手には糸瀬山、恵那山も見えています。カヤトの丘は、片斜面にカヤ(ススキ)の草原があり、かつて木曽馬の牧草地として使われたそうです。カヤの青草が風に吹かれて美しくなびく様子から木曽八景のひとつ「風越山の青風」と称され、その名残がこのカヤトの丘です。今はまだカヤが枯れていて、そこに蕨がたくさん生えていたのでしばし収穫を楽しみました。草原の反対側は樹林帯で、ユキザサの群生があちらこちらにあり、今が見頃の白い花をたくさん咲かせていました。丈が40cmくらいあり大きくて見事です。ここから樹林帯の尾根をアップダウンしながら約40分で頂上に着きました。この尾根にはマイヅルソウの群生が多くあり、見頃の小さい花をたくさん見ることができました。頂上は三角点と標識があるだけで見通しが悪く、10分程進んだ先に展望地がありました。展望地からは、中央アルプスが目の前にドンと大きくはっきりと見え、木曽駒ヶ岳、宝剣岳や7月に登る三ノ沢岳などが確認できました。カヤトの丘まで降りてから昼食をとり、すばらしい展望を楽しみながらゆっくり過ごして、ここからBコースを下山しました。登山道は、良く整備されていて3ヵ所くらい展望台があり御嶽山がよく見えました。「木曽のナー 中乗りさん 木曽の御嶽さんは ナンジャラホーイ・・・」と皆が自然に歌っていました。また、白樺、ブナなどの新緑が美しくさわやかな気分です。「目に青葉、山ホトトギス 初かつお」・・・今日はホトトギスの鳴き声も聞こえました。初鰹も今ですね。まさにこの時期ですね。ニッコウキスゲ、コアジザイの群生もあり蕾が膨らんでこれからきれいに咲きそうです。薄いオレンジ色のレンゲツツジも咲いていました。風越山は花の種類が多く見られます。カヤトの丘から樹林帯の日陰の中を約1時間で無事下山しました。すばらしい展望と可憐な花々との出会い、また、さわやかな天気に恵まれ、楽しく登山ができたことを皆さんに感謝します。ありがとうございました。
(記録担当 清水さんの報告より)

(スライド写真提供 須田さん)

コースタイム
関6:00=津川IC7:00=鷹鳥屋登山口8:20~8:40分岐8:41・・・カヤトの丘10:00・・・山頂10:40・・・展望台10:50~11:00・・・カヤトの丘(昼食)11:30~12:30・・・分岐12:31・・・鷹鳥屋登山口13:30=中津川IC15:15=関16:15
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瓢ヶ岳

2013-06-11 | クラブ山行
クラブ報告
6月2日(日)   天候 曇/晴れ   参加者 30名   清掃参加者 4名


CL 藤沢
ついこの間まで、薫風の季節を楽しんでいたのに、例年より早く梅雨入り宣言が出て今日は1日目として東海地方は終日曇りの予報の通りで朝から薄曇りである。恒例の関市役所駐車場清掃も兼ねて行われ、すっかり慣れてきたようで手際よくやられ時間より早く終わった。清掃のみの参加のみなさん早朝からお疲れ様でした。
リーダーが挨拶をされてから6台の車に乗り合わせ出発した。途中美並道の駅で休憩して美並カントリーゴルフ場に到着。
準備を済ませOさんの指導で軽いストレッチをしてから、Aグループ、Bグループの2班に分かれて歩き出した。瓢ヶ岳は誰でも登っている身近な山なので、参加者は少ないかもしれないと思っていたけれど、集まったのは健脚者やその1歩前の人も。
初心者へ後退してしまった私を含めて多彩な仲間なので、とても心強く感じた。
釡ヶ滝コースは初めての人が多く戸惑うほどで、すぐに薄暗い谷沿いに歩き難い苔のはりついた大きな石がごろごろしている。道標に登山道でなく歩道とかいてあるが、どうみても遊歩道とは言い難い傾斜のきつい登りなのに頂上まで「歩道」の立札だった。
危ない谷を何度も渡ったり横切ったりで、泥濘んだところにこの時期、恐怖のヒルがいた。
下半身の衣類や靴にべったりくっ付き大騒ぎである。幸いそう多くはなかったし、身体をくわれた人はいなかったようです。いつもは瓢の森登山口から入るけれど、今日は少しコースが変わるだけ位にしか思っていなかったのが甘く見た証拠だろうか。登山道は谷から離れても急傾斜をぐんぐん登っていくが、スギ林からの落ち葉で歩きやすくなる。南岳付近、以前は展望が良くて区切りをつけたけれど、今は草や樹木が茂り休憩どころでなく通過となる。ここからが強烈な藪こきで、クマ笹が身の丈より伸びていて、かき分けても分けても顔にあたり、傷がつくのを防ぎながら進み骨ヶ平についた。
小広場になっているが、ヒノキ林などに囲まれて暗く展望もないので、大休止したくなる場所ではないけれど、AとBが合流したのでとても賑やかになった。この辺は以前5月連休の頃、大きなカタクリが群生していて避けて歩こうにも踏んでしまうほどだったけれど、今はどうなったか思いははせる。それにしても今日は先頭を歩かせてほしいと申し出たKさんは、小休止が1回あったかどうかわからない位に、ここまで歩き続けるとは、手足に障害がありながらなんと強い精神力の持ち主なのだろう。仲間と山を歩くうちに鍛えられ、なお持続力を保つため頑張っていられることに拍手をおくります。骨ヶ平からは安定した道になり、ようやく花木が見られベニサクラドウダン、タニウツギが多くなり、もう散ってしまって2つ位の花しか残っていなかったシロヤシオ、コシアブラなど青葉の林を見上げると少し日がさして明るくなった。予定時間ぴったりに頂上について、早々に集合写真を撮ってから昼食の時間になる。ここで元会員K.Uさんにばったり会い友好を温めた。楽しいひと時に遠望の山を確認しあったり、おしゃべりに夢中だったりしてすぐ下山になったような気がする。いつもはくっきり見る白山や御嶽の姿があったかどうかも知ろうとせず情けない記録係である。特筆すべきは、S.Sさんがゴミ袋をザックにさげて歩き、それを清掃しながら協力していたK,Nさんたちです。帰りはきれいになった山道がとても気持ちが良かった。南岳を降りたあたりでIさんが大きなホウノ葉を採って両手に持ち意気高々と飛んだり跳ねたりしていたので山中でしか見られない様子が面白かった。今まで蒸し暑かったけれど、スギ林で緑陰とまでいかなかったけれどわずかに涼風が吹いてホッするところを過ぎると谷沿いなり、登る時大騒ぎしたところも同じようにして無事渡り、釜ヶ谷も終わりに近くなると とても印象的な真っ白な3弁の花をつけた低木が何本もならんでいて名前を知りたいので、聞いても誰にも分からなかった。どうしても調べるという宿題が出てしまったようだ。駐車場に着いたのは計画書とほぼぴったりの時間に歩くことが出来て、C,L S,L、各担当係りと参加者の皆さん見事なチームワークだったと思う。ありがとうございました。

(記録担当 松野Mさんの報告より)


(スライド写真提供 須田さん)

 コースタイム
関市役所駐車場清掃7:00~7:50
関7:50=美並道の駅8:30=美並カントリーゴルフ場駐車場8;50…釜ヶ滝コース登山口9;10…南岳10:45…骨ヶ平11:00…頂上11:40~12;30…岩間の滝14:10…ゴルフ場駐車場14;20解散14;40
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天生湿原と籾糠山

2013-06-10 | 自主山行
白山の下見で大白川までの途中で見た白山きれいでした。6月8日から白川村から通行できます。一人500円を払い10:30から歩き出す。少し花の咲く季節には早いでしょうか?。エンレイウ、ニリンソウ(緑もありました)、ミズバショウ、リュウキンカ、サンカヨウ、ツバメオモト、マイズルソウ、ザゼンソウ、ショウジョバカマ、キクザキイチゲ、キヌガサソウ、ミヤマカタバミ、タムシバ(葉が出る前に花が咲く)ムシカリ、ヤグルマソウ、カニコウモリ、ササユリ(蕾固し)ツクバネソウ、ユキザサ、ミツバオウレン、イワナシ、ツツジ、コバイケソウ、クモキリソウなど。籾糠山の頂上からは猿ヶ馬場山が見え、遠くには妙法山が望めました。頂上は入れ替わり立ち替わり多くの人が来ました。又下山時にすれ違ったグループは私達、みのハイクの様に20人とか30人の団体が多かった様な気がしました。なかなか花の季節に合わせようと思うと難しいですが、今年もキヌガサソウ(別名花笠草)に会えた事、会ってくれて「ありがとう」と言いたい、そんな満足した花山行でした。













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