みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

労山雪山講習会(大日ヶ岳)(2022.4.17)

2022-04-30 | クラブ山行

労山講習会報告

2022年4月17日(日)  天候 曇り  参加者

 

CL 可児さん

感想・雑記
 残雪期の雪山歩行訓練で大日ヶ岳へ
 今日は山の会(労山)「6グループ」の参加、みのハイクからは4名です。みのハイクは集合時間1時間前に現地に到着、朝食、準備、体操等を済ませ余裕で他のグループを待つ。
 本日の行程の説明が有り、メインは「スノーボラード:雪上での支点構築」と言う山頂直下の斜面で急斜面を想定し、ロープを使用して半マストで下降すると言うものだ。
 事前にグーグルで検索してみたものの、実際やってみないと分からず、当日に挑みます。
 登山口には全く雪は無くスタート。使用しない装備もザックに詰め込んで、雪山フル装備の重量感を認識する。「アイゼン、ワカン、ピッケル、ヘルメット、ストック、オーバー手袋」、更に「お助けセット」に「ロープ」を常備品に持つことを推奨しています。
 通常、雪山では雪崩を想定して「ビーコン、スコップ、ゾンデ棒」は必携です。どんどん重くなるばかりですが、この重さにも慣れなくては! スタートから1時間半で一ぷく平に着く。この辺りから山頂まで雪が有りました。ここで休憩がてら簡易ハーネスの作り方を練習しました。
 11時頃、大日ヶ岳山頂着。いつもは雪の中に埋まっている山頂標識や大日如来様も今回は見ることが出来た。山頂からはゼブラ柄の白山、クラブ青葉30山の小白山、野伏ヶ岳、薙刀山、願教寺山等が見えました。来年はどの雪山にチャレンジしようかなと想像しながら昼食をとる。
 お腹も満たし、いよいよメインの「スノーボラード」の訓練が始まりました。雪で支点を作ってロープワーク、半マストで下降します。不器用な私は半マスト結びに苦戦する。何回も何回も練習してやっと下降し始める。「分かるって楽しい!」笑顔になる。
 そろそろ下山する時間になり、グループ毎に下る。みのハイク下山は早いですよー。14時半、無事下山。今回、アイゼン、ワカンの出番は無くオール壺足でした。
 みのハイクは少人数での参加でしたが、スムーズに訓練を進める事が出来て、レベルアップしたと思います。
 良い経験になりました。 ありがとうございました。
                              (記録担当 河津さんの報告より)

コースタイム
美並5:00==美並IC==ひるがの高原SA(トイレ休憩)スマートIC==ひるがの高原登山口P5:45(全会集合6:45) ひるがの高原(水道山)登山口P7:00・・・一ぷく平8:45・・・大日ヶ岳山頂10:45~12:30・・・一ぷく平13:30・・・ひるがの高原登山口P14:30==ひるがの高原SAスマートIC==美並IC==美並16:00

 

                             (写真提供 松岡さん)

 

 

                                 (GPS軌跡提供 松岡さん)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

関市役所P清掃と高山~鶴形山登山道クリーンハイク

2022-04-23 | クラブ山行

クラブ山行報告

2022年4月17日(日)  天候 曇り  合計参加者 34名

Aコース17名   Bコース11名   Cコース2名    関市役所P清掃のみ4名

 

CL 古谷さん

感想・雑記(Aコース)
「暑さに慣れていないので熱中症に気を付けて・・・」TVの向こうの気象予報士が注意喚起をしていた、季節外れの初夏の陽気。薄い布団で就寝したのを悔やんだ夜、そして今朝は少し肌寒い。
 体調管理の難しい日々を経て迎えた4月17日(日)恒例の関市役所駐車場清掃と高山―鶴形山クリーンハイクが34名の参加者により行われた。うち4名は清掃のみ参加。
 市役所駐車場はみのハイクの山行にとって欠かせない場所、感謝の気持ちを込めて清掃しましょう。ゴミ袋10袋の成果があった。常緑樹の落ち葉が主である。
 予定より早い時間から始められた清掃は6:20には終わりリーダーの説明の後6:406:40に、A、B、Cの3コースに分かれ、それぞれの登山口に向け出発。以降はAコースの記録である。登山口到着後、配車係りの人が車をデポの為、移動中の15分間、付近に群生する花の撮影会、「二輪草」「シャガ」「ホウチャクソウ」。
 ストレッチを済ませ7:30クリーンハイク開始、7:45重要文化財 鹿苑寺 地蔵堂 六角堂は通称?8:37湯の洞分岐。
 8:50(2020/12/13忘年登山の折の道迷い分岐)の確認、9:54高山山頂到着。Bコース組を待つ間、最高点へ、往復25分位を要した。戻るとBコース組が到着していた。早速、集合写真撮影、10:40山頂は狭いため我々は鶴形山に向け出発。昼食は1時間おあずけ。今頃Bコース組は・・・。
 11:45鶴形山山頂近くの鉄塔の所で昼食休憩、時折冷たいものが空から・・・大した事はない。12:15出発、鶴形山山頂には立派な標識が二つ。357.1mと360mと。四捨五入したの?そういえば高山504m、湯の洞山500mの標識も同じ山頂に。途中「大御前神社跡及び別山神社跡」 「不動滝」を経て13:30洲原神社到着。トラブルもなく無事下山。
 3コース揃ったところで、 接待係りの人のお世話でお茶会。13:50解散した。
クリーンな山でゴミはほんの一握り、ビニールテープなどがあっただけ。
 リーダーはじめ諸役の皆さんお疲れ様でした。
ありがとうございました。
 出会った花は   ニリン草 シャガ ホウチャクソウ ツクバネ ミツバツツジ もちツツジ ウワミズザクラ キランソウ 
                           (記録担当  安藤さんの報告より)

コースタイム(Aコース)(登山口ー高山ー鶴形山ー洲原神社)
関6:40==にわか茶屋(トイレ)==登山口7:10~7:30・・・六角堂7:45・・・湯の洞分岐8:37・・・(忘年登山道迷い分岐)8:50・・・高山9:54~10:02・・・最高点10:13・・・高山10:27~10:40・・・鉄塔11:45~12:15(昼食)・・・鶴形山12:20~12:25・・・「大御前神社跡及び別山神社跡」12:45・・・「不動滝」12:55・・・洲原神社13:30~13:50(お茶会)解散

 

                        (Aコース写真提供 村瀬さん / 市役所P清掃写真提供 古谷さん)

 

感想・雑記(Bコース)
 6時からの清掃予定でしたが、5時40分には多くの方が参集され、『お久しぶり!』 『春は少ないね』等の会話を交わしながら清掃開始。1時間後には10袋の落ち葉が集まる。皆さまお疲れ様でした。

 その後CLさんの挨拶があり各コースに別れ関市役所出発。洲原神社少し南の地点で降車。リーダー指示にて、配車担当の方が巡視路登山口にデポして下さる間に、準備体操を行いひと足早く出発した。 
 線路を横切り、段差の大きい階段を登り、深く流れの速い曽代用水に横たわる橋を渡り登山道にとり着く。広葉樹の枯葉が蓄積し、所々に椿の花を散りばめた登山道をシャカシャカと登り始める。ジグザグの登山道、ふと横に視線を落とす。こんな急登の縁を登ってるんだとちょっと恐怖。(配車担当の方は早々と15分後に追いつき合流) 奥御前神社跡に着くとひまわりの里のネモフィラ畑が小さく、くっきり見えた。その後登山道は主に針葉樹の枯葉が蓄積したクッションの良い道となり、展望のない鶴形山頂上に到着。そこで記念写真を撮り高山に向かう。
 1.5時間後高山頂上に着き、A・C班に合流。集合写真を撮った後他の班と別れ、頂上にて昼食を摂る。
 下山は、巡視路分岐にてA班に付けて頂いた赤府を回収しNO.7鉄塔に到着。ここで左膝の具合が悪い方が、大腿内側の痛みを訴えられる。すると、皆さんチームワーク良く漢方薬服用の確認、再度服用のすすめ、温シップの提供、ストックを貸す、リュクを代わりに担ぐ等々瞬時にされた。また、巡視路の階段を下りられる時には、ご本人の前を進み落ち葉を払い除け転倒しないよう気を配っておられる方もみえた。(甲斐あって無事、独歩にて下山された。)
 下山後、巡視路登山口からデポ車にて須原神社に到着。各班と合流。接待係の方が中心となり暖かい飲み物・お菓子を提供してお茶会。最後に、CLさんの挨拶で山行は解散となった。

 今回の登山目的に登山道清掃、20201213忘年登山道迷い検証もあったが、登山道は朽ちた太い倒木は見られたものの、ゴミはほとんどない状態だった。また、NO.7番鉄塔通過し200m程先の道迷いの件に関しては、黒のプラスチック階段を確認し下山する事で検証された。平均年齢73.5歳強のB班、高山頂上手前の尾根に向かって、這うようにして道なき急登を制覇、アクシデントに見回れた方に対し、事前に変化を察知、ご本人の意向を尊重しながら見守り、苦痛を口にされると素早い対応等々、やりましたよね!
 皆さまお疲れ様でした。また次もよろしくお願い致します。 
                         (Bコース記録担当 石原さんの報告より)

コースタイム(Bコース)(洲原神社―鶴形山―高山―巡視路―登山口) 
関6:40=にわか茶屋6:55==洲原神社7:10~7:30‥鶴形山8:50・・高山(昼食)10:20~11:15・・巡視路分岐12:15・・7号鉄塔付近12:25~12:40・・巡視路登山口13:05~13:20==洲原神社13:30~13:50(解散)  

 

[

                            (Bコース写真提供 西田さん) 

 

 

                              (地図提供 古谷さん)    

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

栗ヶ岳(1728.2m)(2022.4.10)

2022-04-16 | クラブ山行

クラブ山行報告

2022年4月10日(日)   天候 晴れ   参加者 5名

CL 泉谷さん

感想・雑記
 ここ1週間は晴れが続き、下界での気温も4月下旬から5月初旬並みとなってこの時期としては暑いくらいだ。今回の栗ヶ岳は、締まった雪でも歩行時間10時間程のロングコースである。緩んだ雪の状態では、時間も疲労度も余分にかかる。そんなことを思いながら、森茂林道ゲートに着いた。
 ゲート前に駐車するが2〜3台がやっとのスペースである。この山行の特徴の1つは林道歩きが長いことだ。今年は例年よりも雪が多く、林道の脇には雪の壁が見られた。除雪はされているものの、ゲートより50分程歩いた林道崩壊地点までであった。崩壊はほぼ修復されており、それ以降は雪上歩行となった。森茂峠には広いスペースがあり、ここでテント泊して登ったことをCLが話された。
 森茂峠祠の正面から斜面に取り付き、7時いよいよ登山開始。第1鉄塔直前の急斜面には電力会社によるプラスチックの階段が設けてあった。初めは杉の常緑樹が疎にあったが、総じて落葉樹林が多く、第2、第3鉄塔周辺は広い雪上歩きとなった。予想よりも雪は緩くはなく、順調に高度を稼いだ。第3鉄塔からは西方に向かって4回ほどのアップダウンをしながら頂上を目指すことになる。途中の3箇所のピークを小休止、給水タイムとした。下界ほどではないが、気温は高めであるので、2リットルの水を用意した。また下山時には雪解けによって踏み跡が消えることもあることから、Kさんは準備した赤布を取り付けた細竹や赤テープを設置しながら登った。
 ピーク1614mに10時到着。広い尾根で視界を遮るものが無い。1km先に目指す頂上が見えた。頂上手前には一部薮が露出しており、そこをクリアせねばならない。そこまでの広い尾根の雪上歩きは、雪山ならではの醍醐味である。
 頂上手前の薮は背丈を越す笹であり、左右を回り込もうにも術が無い。というのは両側の雪の斜面は大きなクラックや雪崩れが発生しているからだ。斜面下方に覆いかぶさっている2m越えの笹薮の中を潜るように進入し、両手で掻き分け、足で踏み付け、格闘すること15分で薮漕ぎは終わった。栗ヶ岳頂上の3等三角点も笹の中にあった。山名を記した表示板が頂上に無いことを事前に知ったKさんは、自作の表示板を持参しての登頂となった。みのハイキングクラブのマークがしっかりと描いてあった。
 不思議なことにこの辺りだけが笹であり、歩いて来た他のルートは視界が開けた明るく広い尾根であった。剱岳から槍、穂高岳、御嶽山に至る北アルプス全景や、白さが際立つ白山、別山が眼前にある。北に目をやれば猿ヶ馬場山、目立つ三角形の籾糠山、人形山、金剛堂山、白木峰が連ねている。
 風もない穏やかなゆったりとした1時間の昼食後、下山開始。下山時の足元は、ワカン、スノーシュー、チェーンスパイク、ツボ足と各自それぞれだった。
 森茂峠登山口まで2時間45分で到着。これからは1時間の林道歩きである。幸いなことに林道の両脇にはフキノトウが顔を出していた。左右に目を動かし、落ち葉に隠れている蕾をいかに見つけるかに精神を集中して歩くと疲れも薄らぐ。買い物袋に2杯分採れた。
 今回の栗ヶ岳山行の素晴らしさは、遮るものの無い、広くて明るい雪山の尾根歩きの楽しみを味わうことができるということである。森茂峠登山口まで除雪されて車で来られれば、もっと多くの方が楽しむことができるだろうと思った。歩行9時間20分という厳しい山行であったが、CLをはじめ、皆様のお陰で無事下山できた。感謝至極。                                                                                                                                      (記録担当 多賀さんの報告より)

 

                        (写真提供 多賀さん・古谷さん)

 

                             (GPS軌跡提供 古谷さん)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あつみトレイル(雨乞山・大山)中止おお知らせ

2022-04-03 | 掲示板

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする