クラブ山行報告
2024年5月26日(日) 参加者20名 (女性11名 男性9名) 天候 曇り
CL 圓戸さん
感想・雑記
今年もこの日がやってきた。1年に1度のロープワーク、岩稜歩きの講習会。槍ヶ岳山行に参加希望者は受講が必須だ。
曇り空のもと、まずは東屋前の広場にてCLのご指導でロープワークの講習が始まる。次から次へと出てくる名称と結び方や作り方に頭が爆発寸前。
それでも、ひとつひとつ講習内容をこなしていく。皆さん、真剣な表情だ。11時頃、第3ゲレンデへ移動し少し早い昼食。
その後、5班を2グループに分け、1グループは1ピッチへ移動。トップロープで確保してもらいながら上り、クライムダウンで下りる練習をする。
3点支持、岩に対する足の置き方(直角)、岩から体を離す、急がず確実に上り、下りる、など掛け声が聞こえる中、慎重に練習した。
2グループは第3ゲレンデにて、全員がマッシャーを使って山頂へ。その後、ムンターヒッチ(半マスト)で懸垂下降の練習。
懸垂下降時には不安定な足場にバランスを崩すこともあったが、無事に練習を終えた。
14時30分頃、全員で下山開始。東屋前でCLのご挨拶後、集合写真を撮り、解散となった。
CLはじめ諸役の皆さん、事前にロープの準備をしてくださったFさん、Tさん、1グループで練習中ずっとビレイをしてくださったTさん、
Mさん、2グループで動作安全確認等をしてくださったCL、Uさん、Mさん、ありがとうございました。
「ロープワークは自分を助け、人も助けられる。知識なので荷物のように重くない。いつも持ち運べるように、ぜひ覚えてください」
というCLの言葉に「その通りだ!」と納得したが、1度で覚えられるものではないので、繰り返し練習をすることが大切だと感じた。
(記録担当 E・Aさんの報告より)
コースタイム
関7:30==創造の森8:00~8:15・・・東屋広場でロープワーク~11:00・・・
第3ゲレンデ移動、昼食、練習11:10~14:30・・・東屋広場で集合写真14:45==関15:30
- ロープワーク講習概要
1.ハーネスの作り方:チェストハーネス、シットハーネス
2.ロープの結び方:エイトノット、インラインエイト、ラビットイヤー、ボーライン
3.ロープ連結の仕方:ダブルフィッシャーマン、シートベント、オーバーハンド
4.カラビナへの連結:グローブヒッチ、ムンターヒッチ、ガルダーヒッチ
5.ロープへスリングの結び方:クレムハイスト、マッシャー及びマッシャートレ
(写真担当 F・Yさん)
(地図提供 N・Mさん)
(地図提供 F・Yさん)