みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

焼岳(北峰)

2018-08-26 | クラブ山行

 クラブ報告

2018年8月26日(日)   天候 曇り   参加者 23名  ( Aコース 18名・ Bコース 5名 )                                           

  

CL 日比野さん
Aコースの記録 (中の湯―上高地コース)
 関に4時集合と早朝の暗い時間でしたが、皆さん時間前に集合し、予定時間通り出発することが出来ました。途中ひるがの高原SAでトイレ休憩をし、新中の湯登山口に向け車を進めました。すでに駐車場は満車でしたが路肩に寄せるようにして駐車しました。天気は、台風が日本海へ抜けていき曇りで時々日が差す程度でしたが、雨が降らず登山には良い天気でした。
 A班、B班、C班の班毎にまとまって各班のGLの指示で登り始めました。最初は平坦な道でしたが、古い車の残骸を過ぎた辺りから急な登りになり、本格的な登山になってきました。急坂を1時間ほど登っていくと生い茂っていた木々が開けた広場につきました。小休止をして頂上に向け登り始めました。樹林帯から笹原を進み、大小の岩石の間をジグザグに登っていくというコースで、きついながらも変化に富んで楽しいコースでした。頂上近くでは、煙が上がっていて風向きによって時々硫黄臭くなります。岩をよじ登ると焼岳北峰頂上でした。残念ながら頂上はガスが出て真っ白で絶景を見ることが出来ませんでした。
 頂上では全員揃って記念撮影をし、C班は別れて中の湯登山口へ向け下山しました。1時間予定より早く頂上へ到着した為、A班・B班は昼食を焼岳小屋で取ることとし下山しました。
 岩や石の急斜面を降りてちょっと登り返しすると焼岳小屋に到着。昼ご飯を食べました。居合わせたほかの登山者からか担いで持ってきたスイカをいただきました。甘くおいしかった。食べた後は、上高地へ向け下山を開始しました。笹原を下っていくと話に聞いていたハシゴ場が何度かあり、アスレッチク気分で降りていきました。樹林帯に入り林道を進むと観光地の上高地バスターミナルに到着。無事に全員下山できありがとうございました。頂上での大パノラマは次回の楽しみにします。さすが百名山また登りたくなる山でした。今度は紅葉のときに是非。
 それぞれタクシーに分乗し、駐車してある新中の湯登山口へその後、飛騨バスターミナルの温泉に入り、ここでCL日比野さんより挨拶があり解散することになり、各々関に帰着しました。
 CLさんSLさんはじめ各役割を担当された方々、そして車の運転をされた方々長距離の運転お疲れ様でした。感謝いたします。
                    (Aコース記録担当 五十川さんの報告より)

Aコースタイム (中の湯―上高地コース)
400==美濃IC==ひるがの高原SA==新中の湯登山口P630650・・広場815・・焼岳(北峰)9351030・・中尾峠・・焼岳小屋11101145・・新中尾峠・・田代橋1350・・上高地バスターミナル1410==タクシー==新中の湯登山口P1500==平湯バスターミナル(温泉)1630==関1900

                                                                  (Aコース写真提供 山田Mさん)



コースの記録 (中の湯からのピストンコース)
 関をAコースとともに出発しました。5時にひるがのPAでトイレ休憩。もう一度トイレ休憩を経て、登山口に635分に到着。軽くストレッチをして、A班から出発しました。私たちC班は、6時55分、最後に出発しました。
 最初から急登で息が切れて、すぐに嫌になりました。景観もなく、地面は少しぬかるんでいます。むしむしするのと、特有のにおいが気になりました。私たちC班は、Hさんを先頭にマイペースで歩きました。一時間ほど歩いて、立ち休憩。この時はまだ、B班と一緒でした。8時20分に広場に到着。私の高度計では2041mを指しています。ガスの中から、時々素敵な景色が顔をのぞかせます。
 その後、ごつごつとした岩と岩の間を登っていくと稜線に。でもガスってなにも見えず。風が吹いて寒さを感じました。硫黄のにおいが鼻を突きます。学生時代の実験を思い出しました。頂上直前に一か所危険な個所がありましたが、下山の方、上りの方、お互いに譲り合って頂上へ。10時。頂上には三角点がなくてがっかりしました。南峰にあると教えてもらいました。ガスってなにも見えないので、記念写真を撮って、AB班と別れました。
 私たちは、まだ早かったのですがお弁当にしました。寒かったので、温かい飲み物が一番嬉しかったです。寒さでゆっくりもできず、10時30分に下山することにしました。帰りは、ゆっくりとおしゃべりをしながら帰りました。稜線を下ったところで、晴れ渡ってきました。背中ごしに素晴らしい景色、尖った焼け岳北峰を見ることができました。今日は午後から晴れだとのこと、もう一度頂上まで戻りたくなりました。
 たくさんの人とすれ違いました。信州大学の地質調査の学生さんたちと教授の方と出会いました。学生さんの中で、一番遅れて登ってきた女学生に思わず、飴やらキャラメルやらのお菓子を差しだして、「頑張ってね。」「大阪のおばちゃんではないよ。」と声を掛けました。学生さんたちは、全員ヘルメットを着用していました。見習わなくてはいけませんね。また、トレランの若い方にも会いました。このごつごつとした岩の間を走っていくのはすごいことです。下山の最後のところで追い抜かされました。若い方が結構ラフなスタイルで登っていて、人気の山なのかなと感じました。
 食べられる黒い実や赤い実を口に入れて、味を確かめたり、花の名前を教えてもらったりしながら、12時丁度に広場まで来たので、休憩。写真を撮ってもらったり、アイスコーヒーをごちそうになったりして、一息入れました。ここから近いと思ったのですが、予想外に遠く、また、最後は嫌になってきたのだが、車の音が聞こえてきて、登山口に到着できました。午後1時40分でした。
 その後、お風呂に入って、午後3時には平湯バスターミナルを後にしました。関には、午後5時半に到着しました。Nさんの完全復帰おめでとうございます。リハビリテーションに励むお話は胸を打つものがありました。山を愛する心を学ばせてもらいました。頂上でゆっくり出来たらもっとよかったです。
                (Bコース記録担当 粥川さんの報告より)

Bコースタイム (中の湯からのピストンコース)
関 4:00 == 美濃IC == 飛騨清見IC == 新中の湯登山口  P 6:35~55・・・ 広場 8:20・・・ 焼岳(北峰) 10:00~10:30(昼食)・・・ 広場・・・新中の湯登山口P13: 40==平湯バス停(入浴)14:00~15:00== 飛騨清見IC ==関 17:30

(Bコース写真提供 堀越さん)



  

(地図提供 古谷さん) 

 

 

 

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御在所山トレーニング

2018-08-23 | 自主山行

主山行報告

2018年8月19日(日)    天候 晴れ    参加者 22名

CL 松尾Cさん
 御在所岳と聞くとロープウエーがあり、楽に登ることができるイメージがある。しかし、今回の中道登山道は、ガイドブックには「アルペンムード満点で、岩場をぬう登降を繰り返し、砂礫の斜面や鎖場もある。」と書いてあった。確かに登り始めると段差のある登山道で、滑りやすい溝があり、息が切れる。ストックは持たない方が登りやすい。難所キレットの岩場は鎖を使って慎重に下る。下山ルートでは、木の根っこが多く急な坂で歩きにくい。でも、今回は剱岳の練習登山で、このくらいで「疲れた」とか「えらい!」とは言わない決心でみんな参加している。
 でも、みのハイキングクラブでは、全体のペースを見ながらリーダーが立ち休憩を適当に入れ、みんなが登れるような配慮があった。巨大な花崗岩の(おば)レ石や地蔵岩など、巨岩や奇岩があり、下山途中では岩登りも経験させてもらった。「あれ、登れない」と弱音を吐くと「登れないのなら止めておいた方がいいよ。下る方が難しいから。」とアドバイスされ、余計にやる気が出で、何とか登ることができて楽しくなった。Hさんは、何と15kgの重い荷物を背負い、リュック肩紐が千切れそうだった。
 このクラブに入ってまだ5ヶ月目の自分は、登山中に先輩達の努力や頑張りを見たり聞いたりすることができ、充実した時間を過ごすことができた。このコースを考え準備しリードしてくださった方々、たった900円の費用で楽しい山登りができたことに感謝したい。岩の歴史を話してくださったFさん。山の品格と歴史に触れることができ、より満足できた。剱岳登山までに後3週間。「鍛えておいてください。」と言われているが、登れるかなと心配する気持ちと頑張りたいという気持ちが混在している。
                  (記録担当 後藤Kさんより)

コースタイム
関4:00==岐阜県庁4:45==いなべ市==R477==道の駅菰野6:15==鈴鹿スカイライン==旧料金所跡駐車場6:30~6:40・・中道登山道6:55・・(おば)レ岩7:35・・5合目7:45・・7合目8:25・・8合目9:00(1111m)・・富士見岩9:25・・山頂9:45~10:45(昼食)・・国見岳11:50・・岩登り12:40・・籐内(とうない)屋13:45・・駐車場14:30==グリーンホテル(温泉)15:00~16:00==関18:30


                                                           (写真提供  古谷さん


 

  (地図提供 古谷さん)

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百々ヶ峰(クリーンハイク)

2018-08-11 | クラブ山行

クラブ報告

2018年8月11日(土)山の日    天候 晴れ     参加者 24名

              

CL 須田Kさん 
 連日、猛暑の続く「山の日」に百々ヶ峰クリーンハイク活動が行われました。
現地集合(三田洞P、長良川P)からAコース~Eコースの登山道を五班に分かれ各自レジ袋、清掃用具持参で各コースごとに百々ヶ峰山頂をめざしました。
 関市役所P集合組(A・B・C)班は、8:00(三田洞P)着、CLさんから熱中症などに、ならない様こまめな水分補給をして登る様、あいさつに続き、体験山行(岐阜メディアコスモスMさん)の紹介後、8:20分に(気温32℃)の中、各コースに分かれ出発しました。Bコースは風もなく暑い中、ゴミを探しながらの山行。
 「山の日」の為なのか、この暑さの中でも何人かの登山者とすれ違いながら、山頂を目指しましたが、登山道も良く整備され、また最近は登山者のマナーも良く、山を愛する人が増えたのか、ゴミはほとんど見当たりませんでした。
 西百々ヶ峰に9:00、山頂に9:45分に到着しました。10:00前後に各班全員山頂に到着。山頂は心地良い風の中で休憩、雑談。
 EコースからのFさんが途中で、火箸しを持って登っているので他の登山者から、問いかけられ、「山の日」にはみのハイキングクラブで例年、こうして、清掃登山を行っていると、対話すると、すごく感心されていたという事でした。
 10:20分に下山を始め、帰路も清掃しながら(三田洞P着)近くの東屋に全員無事に下山。
 集合写真、ジュースで乾杯後、接待係さんが準備された、具沢山(ねぎ、みょうが、青じそ、とうふ、もずくの天ぷら、諸々)などの薬味に、食べるラー油にて一味違った味付けをされよく冷えた素麺をいただく。
 暑さも忘れ、とても美味しかったです。
 また、マンゴー味のわらび餅にスイカのデザート、ピクルスの数々、持参した昼食も食べずじまいでした。
 満腹になったところで東屋の清掃の後にCLさんのあいさつがあり、現地解散しました。
 暑い日でしたが、CLさん、接待係さん、諸役の皆さん有難うございました。来年も美味しい「そうめん」…いや、美しい自然環境を守るため、参加したいと思います。
尚、ゴミの量は本当に少なく、レジ袋2袋ぐらいでした。
                            (記録担当 可児さんの報告より)

 

  コースタイム
(A・B・C班)C班は三田洞ふれあいの森駐車場集合組
 関P7:30=三田洞ふれあいの森駐車場8:00・・・(3班に分かれ)・・・
 百々ヶ峰山頂10:00・・・鞍部10:00・・・管理道路から登山道へ・・・四季の森
 センター脇の東屋11:10~12:30(昼食、お楽しみ会)

(D・E班)古津長良川P集合組
 古津長良川P・・・(2班に分かれ)・・・百々ヶ峰山頂10:00・・・鞍部10:00
 ・・・管理道路から登山道へ・・・四季の森センター脇の東屋11:10~12:30
 (昼食、お楽しみ会)


 

                                          (写真提供 安田Mさん)

     

 

 

 

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霧ヶ峰(車山)

2018-08-07 | クラブ山行

クラブ報告

2018年8月5日(日)    天候 曇りのち晴れ     参加者 22名

                                

CL 高桑さん
 連日の記録的猛暑に少々夏バテ気味。そんな中、今日は涼を求めての山行で楽しみです。定刻に関市役所を発車し、美濃加茂SA3名と合流し、一路車山肩Pに向かいますが、連日容赦なく照り付ける太陽が今日は顔を見せません。車山山頂からの展望を楽しみにしていたので少し心配です。そんな中、Aさん手作りのプリンが配られ、美味しくいただき元気百倍です。

 
車山肩Pは、標高1,805m、爽やかな風が吹き、これぞ天然クーラー。バスから降りるやいなや「涼しい」「気持ちいい」という声が上がります。ストレッチを済ませ、2班に分かれ出発。どんなお花に出会えるか楽しみです。ニッコウキスゲは終わっていましたが、次々に現れる沢山の花の名前を、周りの人と確認しながらの登山は楽しかったです。中でも可憐なツリガネニンジン、ハクサンフウロそしてマツムシソウが沢山咲いていて感激。
 山頂には、気象庁が平成11年に設置した、レーダーによる気象観測を行う上部が丸いドームの観測所が有り、東京から遠隔操作をしているそうです。林間学校で千葉県から沢山の小学生が来ていました。山頂からは360度の大パノラマを期待しましたが、はっきり確認できたのは八ヶ岳・蓼科山とその前の白樺湖ぐらいで山の稜線がハッキリせず残念でした。三角点にタッチし、恒例のCL力作の横断幕を掲げ記念撮影。
小さな4本の御柱に囲まれた車山神社に移動して休憩です。諏訪大社の御柱祭が開催される年の9月に小宮御柱祭が開催され、麓から山頂に御柱が曳航されるとありました。

 滑りやすい石段を下ると左側に鹿の食害から植物を守るため電気柵が張られていました。自然保護の為どの山も鹿対策に苦慮しているようです。3差路の車山乗越を直進してなだらかな斜面を登ると標高1,836m蝶々深山です。周囲はどこまでも続く草原風景です。緩やかに下って行くと物見岩が見えてきます。標高1,783m巨大な岩が積み重なっている物見岩で昼食です。ここからは車山のドームとこれから行く八島ヶ原湿原を望むことができました。
 八島ヶ原湿原迄は、最初はガレガレ、そのうちゴロゴロした大きな石を過ぎ湿原に近づくと湿原に注ぐ小さな沢が見られますが、この天気で沢は涸れています。鎌ヶ池キャンプ場跡でトイレ休憩後、「ゲートC」と表示された鹿柵の扉を開け中に入ると八島ヶ原湿原に出ます。標高1,640mにある日本最南端にある高層湿原の八島ヶ原湿原は国の天然記念物の指定をうけています。照り付ける太陽にオミナエシの黄色がキラキラしています。アサマフウロも色鮮やかで今回初めて見る事ができました。そして何よりヤナギランの群生が見事でした。所々木道が痛んでいるので花に気をとられていると危ないです。

 八島湿原PKに出て、これから車山肩Pまで2時間余り歩くか、バスに迎えに来てもらうか二者択一。圧倒的に後者が多く、バスが着く迄の時間ソフトクリームを食べる人、ジュースで喉を潤おす人、それぞれに時間を潰します。バスに乗り込み途中の駒ヶ岳SAで休憩をとるも、その暑さは今まで涼しかっただけに一段とこたえます。
 猛暑の中CLはじめ諸役の皆さまお疲れさま。涼しい山行そして沢山のお花に出会えたことに感謝です。 

 出会った花
ハクサンフウロ、マツムシソウ、ヨツバヒヨドリ、エゾカワラナデシコ、ツリガネニンジン、ワレモコウ、ヨツバシオガマ、オトギリソウ、クガイソウ、ミヤマシシウド、ヤマハハコ、オンタデ、ヤナギラン、アザミ、アキノキリンソウ、コオリユリ、マルバダケブキ、ハギ、シモツッケソウ、オミナエシ、キンミズヒキ、ヒメトラノオ、ヤマホタルブクロ、イブキボウフウ、ゲンノショウコウ、コウゾリナ、ウツボグサ、アサマフウロ、オオバギボウシ、ウスユキソウ、ヒヨドリバナ、タチフウロ    
                     (記録担当 藤沢さんの報告より)

 コースタイム
関 4:58 = 富加関IC 5:10 = 美濃加茂SA = 恵那峡SA = 諏訪湖SA =諏訪IC 7:53 = 車山肩P 8:37~59 … 車山山頂(霧ヶ峰)9:40~45 … 車山神社9:48~ 10:00 … 車山乗越 10:19 … 蝶々深山10:45~55 … 物見岩(昼食)11:18~57 … 鎌ヶ池キャンプ場跡(トイレ休憩)12:30~35 … 鎌ヶ池12:37 … 八島湿原PK 13:03~33 = 諏訪IC 14:15 = 駒ヶ岳SA = 美濃加茂SA = 富加関IC 17:14 = 関 17:34 


      

 (写真提供 古谷さん)


(地図提供 松尾Cさん)

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