‘Tis Nature's Voice~それは自然の声~Ⅱ

みらくる・あっこの気ままブログ

大阪楽友協会ピアノグループ演奏会、有難うございました♪

2013-10-14 05:27:41 | My Consert
10月13日
三連休の中日、昨日から秋らしい風に変わり、爽やかな晴天に恵まれました。

   

私は三回目の研究発表会への参加で、今回は大阪教育大学天王寺キャンパス「ミレニアムホール」でした。
100席ほどの室内楽向けホールですが、ここは一般貸出はしておらず、関係者の先生がグループに入られたので、使わせていただくことになったそうです。
使用ピアノは、ライプチヒの「ブリュートナー」、ベルギーの「ベヒシュタイン」の2台で、ソロを弾く方は好きな方を選ぶ、または2曲を弾き比べる、そして2台のピアノのための曲などと、ピアノにこだわる研究会らしい演奏会です。
私は歌なので弾くことはありませんが、とてもいい音でした。もう一つカバーの掛かった小さいピアノがあり、学校の体育館から見つかった、昭和初期戦後すぐにヤマハで作られた、味わいのあるピアノらしい。日本歌曲を歌うには、最新のピアノよりは似合うのではないかと、とても音色が気になるところです。
いいピアノが置いてあるので、録音借りでも出来ればいいと思うのですが…。話によると一般貸し出しも検討するとのことです。

前回まではドイツ・リートだったのですが、歌詞対訳を入れてもらうのが気の毒ということもありますし、やはり日本語の歌曲はストレートに心に届けられるというのが大きいです。
北原白秋、山田耕筰コンビの不朽の名作は、西洋の優れた歌曲とも全くひけを取らない奥深さを感じました。詩の情念を歌と楽器により、不気味な美しさのハーモニーに乗せ、語っていくところに、シジスモンド・ディンディア(イタリア初期バロックの声楽の教師でもあった)の歌の世界と、非常に共通するということを体感しました。
大昔は不良学校だった私の出身高校の校歌が、なんとこのコンビによるもので、それはどこにもないような美しい校歌でした。インターネットで調べると、この二人による校歌は沢山作られていて、人気が高かったようですね。
毎回ピアノを弾いてくださっている飯塚幸穂さんは、若い頃から様々な声楽家の伴奏を経験して来られたのですが、いつも新鮮な気持ちでアプローチされるので、毎回歌曲の魅力を練習ごとに発見していけて楽しいです。今回も有難うございました(*^-^*)。
また今回はお客様もけっこう入られて、ピアノに混じってひと時のホッとタイムに歌はなるみたいで、その役割はいいなぁ~と思っています。
お客様も、本当に有難うございました

   
私の癒しはやっぱり猫とスイーツデニーズの秋ケーキで締める

コメント
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