‘Tis Nature's Voice~それは自然の声~Ⅱ

みらくる・あっこの気ままブログ

メープルちゃんの、シュシュ・デビュー。

2015-07-30 11:30:06 | My Consert
7月26日
アンサンブル・シュシュ第42回定例演奏会が、岸和田・自泉会館で行われました。


梅雨が明けて猛暑となりましたが、台風12号の直撃も待逃れ、無事にコンサートを迎えることが出来ました。

  朝起きると「暁の光」という名前の大輪朝顔が咲いていて、今日の曲目に相応しいと思いました
アイリッシュハープの”メープルちゃん”が、ブロークン・コンソートで、シュシュ・デビューだったのですが、梅雨が明けたと思ったら、それまで不思議ともっていたハープの弦が、太いのが何日か前に1本、当日に細いのが1本切れてしまうというアクシデントに。
太い方は取り寄せていたのですが、細いのが当日わかり、どうしようかと思っていたら、山本さんが沢山リュートやガンバの弦を持って来ておられたのと、チェンバロ調律平山照秋さんが居られたので、ガンバの弦を急遽張っていただき、しのげました(*'▽')。
ガット弦(羊の腸)なので湿気に弱く、梅雨時期には置いてるだけで、何本かは切れるのは常識的なのです。


シャルパンティエのエール「咲いておくれ、可愛い花達よ」。可愛い笛の二重奏と、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボのコンティヌオで、フランスの優雅なエール・ド・クールですが、日本の平安時代の貴族が恋愛にふけった和歌を書くのとどこか似ている、ヒマなヴェルサイユ宮殿の貴族の音楽です。




ヘンデルドイツ・アリアを演奏しだしたら、あれ?音がなんか足りない!「ゴメン、ちょっと待って…」とテオルボの久保田さん(^-^;。
今回は、トラヴェルソの植田さんを酷使する、声楽プログラムに無理矢理していまいました(^-^;。
ヴァイオリンの上田さんのガンバ・コンティヌオ、ラインが歌うように描かれるので、みな手を抜けない…(^-^;。

 今回、名古屋からチェンバリストのT氏がいらして、写真をいっぱい撮って、データで送っていただきました。
演奏家はやっぱり、演奏してる時の表情が一番いいので、それを見事に捉えている写真を見せていただいて、わーっ、なんてセクシーな表情!と思い、掲載させていただきます。

        
カプスベルガーの合奏(ブロークン・コンソート)、異種類の楽器の組み合わせ。バロック・ギター、バス・ガンバ安藤麻衣子さん、アーチ・リュート、テオルボ山本登美則さん、
ハープと歌は私・笹山晶子トレブル・ガンバ久保田夏男さん、リコーダー、チェンバロ高橋晴子さん。


ヴィオラ・ダ・ガンバ、バロック・ヴァイオリン上田浩之さん、バロック・ヴァイオリン針谷綾音さん、リコーダー財前奈緒子さん、チェンバロ山下佐智子さん、
フラウト・トラヴェルソ植田雅彦さん、チェンバロ岡本裕美さん、ヴァイオリン立花良一さん、ピアノ高橋晴子さん、バロック・チェロ久保田夏男さん。

 
楽器紹介や恒例の全体合奏、打ち上げは展示室で。そこが一日空いていたので、そこで個人練習なども出来てよかったです。




大正ロマンな建物の中で、和やかな雰囲気、古楽器にはとても良く合っているホールだと、毎回言っていただいています
猛暑の中、足をお運びくださったお客さま、どうも有難うございました


外に出ると、台風の風が強かったので、ちょといい感じのメープルちゃんとの記念写真が撮れました。










コメント
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