もう3月になってしまいました。日は長いのですが、いつまでも寒いです。
2月22日(=^・^=)
浜離宮朝日ホールで、最後の「冬の旅」でした。
とても有名なホールなので、一度行ってみたかったことと、東京へ行く目的は家族に会うこともあります。
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ティル・フェルナーを真ん中に、ハッピー写真
。
東京公演へ行くと、コンサートで出会う、それぞれのファンの方達との交流も楽しみです。音楽の趣味が合う同じ価値観の方と、一緒に聴き、語り合うのはとても有意義なひと時です。
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日本は狭い国とはいえ、あっちこっちへの移動は、大変だったと思います。またちょうどこの週は、春の前触れで、温度変化が極端に激しい時でもありましたので、お身体にこたえたのではと思いますが、それも生身の人間の演奏を聴くという貴重な経験です。
サイン会では「疲れた~」とおっしゃっていましたが、本当に明るく穏やかで、ファン・サービスも一生懸命のパドモアさんです。
今回は九州へも、西日本の方の新たな場所での演奏で、また二人の魅力を発信されたのではないでしょうか、充実感に満ちた表情をされていました(*^^)v。
パドモアさんの古くからのファンは、やはりバッハの受難曲での、福音史家のイメージがあるので、「冬の旅」を聴いていても、イエスの歩んだ道のりを、思い起こさずにはおれないようです。困難な状況で自分と闘いながら、ひたすら前へ歩き続ける主人公、そしてパドモアさん自身も、厳しい道のりを頑張って来られて、それが全部重なって、歌に反映されているようです。
今回の「冬の旅」で私が大きく共感できたのは、”道しるべ”という曲です。パドモアさんも「冬の旅」の中で一曲好きな曲を挙げるとしたら、”道しるべ”と言っておられました。
私達も常に、何かの選択をしながら、日々生活を送っています。日々の選択が人生を決めていきます。常に道しるべが目の前に出てくるのです。どちらを選択するのかと、人に従って行く場合も多いですが、それも従うかという選択をしているのです。
~未だかつて戻ってきた者のない道を 僕は行かねばならないのだ~ という詩が最後にあります。誰も踏み入れたことのない、雪の上に新たな足跡をつけていく行く。新しいことをする人は、皆そんな道を選んでいます。
これはイエスの足取りを連想させますし、歌曲に新境地を開拓したシューベルトとも重なります。もう選んでしまった以上、後戻りはで出来ない。全然後戻りしても悪くないですが、それに人生のウェイトを大きく置いている人は、後戻りするには勿体無い域にあるのです。
”宿屋”♭一つの安らかな調、フラットは〇に近い神の世界。そこからも追い出される。
”幻の太陽”~太陽が三つ空にかかっているのが見えた~、三つの太陽は、愛と希望と信仰、神と子と精霊、キリスト教の三位一体を表す。~たしかにこの間まで、僕も三つ持っていた、しかし良い方の二つが欠け、残った一つも消えてしまえばいい!。 残った一つは信仰だろうか?
「マタイ受難曲」で、イエスの最後の言葉が「エリ、エリ、ラマ、アザプタニ」で、福音史家が「これは、私の神よ、私の神よ、どうして私をお見捨てになったのですか、という意味である。」と歌います。
「水車小屋」の”紅白染め分けの3つの薔薇”という詩が出てきますが、薔薇は太陽のことで、純潔の白と受難の赤が、キリスト教信仰を表しています。
パドモアさんのシューベルトは、古楽の世界で宗教曲を歌い続けてきた人の説得力があり、声を自在に操るバロック唱法、そして演劇的な表現と、これもまた三位一体のような歌唱です。
シューベルトが上演を聴くことの無かった、ソプラノ歌手に依頼されて作った、一部、三部がミューラーの詩による「岩の上の羊飼い」。
クリスチャンの人の話しでは、羊飼いは一番身分の低い職業で、救世主の誕生を真っ先に見つけるのが羊飼い、キリスト教は一番下層階級の人にも光をもたらす。そんな羊飼いを高い岩の上に立たせる、という所にも宗教的意味があると言います。
Der Frühling will kommen, der Frühling, meine Freud, nun mach' ich mich fertig zum Wandern bereit.
春は来ようとしている、春、私の喜びよ、私はもう旅の仕度は出来ています。
遺作と言われるこの歌曲を聴けば、シューベルトは本当に心の強い人だったんだな~と感じます。
イースターが近づいています。パドモアさんは受難曲で、忙しそうですね。http://www.markpadmore.com/
今年の11月は、ポール・ルイスと古典派とロマン派の歌曲です。
11月22日・王子ホール
24日・王子ホール
25日・静岡音楽館AOI
29日・ポール・ルイス、ピアノソロ・王子ホール
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コンサート後に「ゆりかもめ」からの夜景を観ることにして、タクシーで汐留駅へ。
何やらコスプレをして、ゴーカートを運転する外人さんの集団が(;'∀')。ひときわ大きなビルに電気がついているので、運転手さんに聞くと、話題の「電通」のビルでした。まだ9時過ぎだったので、明かりはついているのですが、10時になったら電気が一斉に消されるらしい。お婿ちゃんが電通の下請けデザイン会社に勤めてるので、まだ仕事が終ってない電通の社員さんが、数人来ることもあるとか…(*_*;。
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ゆりかもめの終点が、これまた話題の「豊洲」で、終点まで行って、また汐留まで帰りました。電車の中が明るく動いているので、あまり写真はよく撮れませんでしたが、煌々と明りがついているオフィスビルが多い。遅くまで働いている人がいっぱいいるのですね。
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ホテルの窓からは、東京タワーがけっこう大きく観える。
2月22日(=^・^=)
浜離宮朝日ホールで、最後の「冬の旅」でした。
とても有名なホールなので、一度行ってみたかったことと、東京へ行く目的は家族に会うこともあります。
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ティル・フェルナーを真ん中に、ハッピー写真
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東京公演へ行くと、コンサートで出会う、それぞれのファンの方達との交流も楽しみです。音楽の趣味が合う同じ価値観の方と、一緒に聴き、語り合うのはとても有意義なひと時です。
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サイン会では「疲れた~」とおっしゃっていましたが、本当に明るく穏やかで、ファン・サービスも一生懸命のパドモアさんです。
今回は九州へも、西日本の方の新たな場所での演奏で、また二人の魅力を発信されたのではないでしょうか、充実感に満ちた表情をされていました(*^^)v。
パドモアさんの古くからのファンは、やはりバッハの受難曲での、福音史家のイメージがあるので、「冬の旅」を聴いていても、イエスの歩んだ道のりを、思い起こさずにはおれないようです。困難な状況で自分と闘いながら、ひたすら前へ歩き続ける主人公、そしてパドモアさん自身も、厳しい道のりを頑張って来られて、それが全部重なって、歌に反映されているようです。
今回の「冬の旅」で私が大きく共感できたのは、”道しるべ”という曲です。パドモアさんも「冬の旅」の中で一曲好きな曲を挙げるとしたら、”道しるべ”と言っておられました。
私達も常に、何かの選択をしながら、日々生活を送っています。日々の選択が人生を決めていきます。常に道しるべが目の前に出てくるのです。どちらを選択するのかと、人に従って行く場合も多いですが、それも従うかという選択をしているのです。
~未だかつて戻ってきた者のない道を 僕は行かねばならないのだ~ という詩が最後にあります。誰も踏み入れたことのない、雪の上に新たな足跡をつけていく行く。新しいことをする人は、皆そんな道を選んでいます。
これはイエスの足取りを連想させますし、歌曲に新境地を開拓したシューベルトとも重なります。もう選んでしまった以上、後戻りはで出来ない。全然後戻りしても悪くないですが、それに人生のウェイトを大きく置いている人は、後戻りするには勿体無い域にあるのです。
”宿屋”♭一つの安らかな調、フラットは〇に近い神の世界。そこからも追い出される。
”幻の太陽”~太陽が三つ空にかかっているのが見えた~、三つの太陽は、愛と希望と信仰、神と子と精霊、キリスト教の三位一体を表す。~たしかにこの間まで、僕も三つ持っていた、しかし良い方の二つが欠け、残った一つも消えてしまえばいい!。 残った一つは信仰だろうか?
「マタイ受難曲」で、イエスの最後の言葉が「エリ、エリ、ラマ、アザプタニ」で、福音史家が「これは、私の神よ、私の神よ、どうして私をお見捨てになったのですか、という意味である。」と歌います。
「水車小屋」の”紅白染め分けの3つの薔薇”という詩が出てきますが、薔薇は太陽のことで、純潔の白と受難の赤が、キリスト教信仰を表しています。
パドモアさんのシューベルトは、古楽の世界で宗教曲を歌い続けてきた人の説得力があり、声を自在に操るバロック唱法、そして演劇的な表現と、これもまた三位一体のような歌唱です。
シューベルトが上演を聴くことの無かった、ソプラノ歌手に依頼されて作った、一部、三部がミューラーの詩による「岩の上の羊飼い」。
クリスチャンの人の話しでは、羊飼いは一番身分の低い職業で、救世主の誕生を真っ先に見つけるのが羊飼い、キリスト教は一番下層階級の人にも光をもたらす。そんな羊飼いを高い岩の上に立たせる、という所にも宗教的意味があると言います。
Der Frühling will kommen, der Frühling, meine Freud, nun mach' ich mich fertig zum Wandern bereit.
春は来ようとしている、春、私の喜びよ、私はもう旅の仕度は出来ています。
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イースターが近づいています。パドモアさんは受難曲で、忙しそうですね。http://www.markpadmore.com/
今年の11月は、ポール・ルイスと古典派とロマン派の歌曲です。
11月22日・王子ホール
24日・王子ホール
25日・静岡音楽館AOI
29日・ポール・ルイス、ピアノソロ・王子ホール
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コンサート後に「ゆりかもめ」からの夜景を観ることにして、タクシーで汐留駅へ。
何やらコスプレをして、ゴーカートを運転する外人さんの集団が(;'∀')。ひときわ大きなビルに電気がついているので、運転手さんに聞くと、話題の「電通」のビルでした。まだ9時過ぎだったので、明かりはついているのですが、10時になったら電気が一斉に消されるらしい。お婿ちゃんが電通の下請けデザイン会社に勤めてるので、まだ仕事が終ってない電通の社員さんが、数人来ることもあるとか…(*_*;。
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ゆりかもめの終点が、これまた話題の「豊洲」で、終点まで行って、また汐留まで帰りました。電車の中が明るく動いているので、あまり写真はよく撮れませんでしたが、煌々と明りがついているオフィスビルが多い。遅くまで働いている人がいっぱいいるのですね。
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ホテルの窓からは、東京タワーがけっこう大きく観える。