‘Tis Nature's Voice~それは自然の声~Ⅱ

みらくる・あっこの気ままブログ

ブリテン「戦争レクイエム」、20世紀宗教曲上の最高傑作が聴けました。

2012-09-19 12:47:27 | More Mark Padmore
9月17日未明

BSプレミアムシアターで放映された、ブリテン「戦争レクイエム」を観ました。
期待通り、廃墟のような旧コヴェントリー大聖堂と、新しい聖堂のモダンな内装を映像で観ることも出来、しかも凄い名曲の名演が聴けました

    

通常のレクイエムのラテン語の典礼文と、ウィルフレッド・オーエンの英語の詩が、混ぜられながら、曲は進んでいきます。オーエンの詩の戦争の悲惨さ、人々の苦しみ、兵士の狂乱など、実に上手く入れられていて、コーラス隊とソリストがアンサンブルしていきます。別の場所にいる10代と思われる少女達のみによる透き通った声も、とても美しいく効果的
オーケストラ楽器も多彩で、ピアノまで入っていました。ちなみにYAMAHAと書いてありました。

テノールのマーク・パドモア氏は、今や宗教曲において、古いものから新しいものまで、欠かせない第一人者ですね
男声二人は、エンジェルの声だったり、兵士の声だったり、とてもいいデュエットでした
破壊された古い教会を残しながら、新しくなったコヴェントリー大聖堂に相応しい内容の曲で、20世紀を代表する歴史的名曲だと思いました






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