‘Tis Nature's Voice~それは自然の声~Ⅱ

みらくる・あっこの気ままブログ

シルバー・ウィーク、人が動き出した感①濱田芳通さんのセミナーへ

2020-09-22 21:49:55 | Music
新型コロナの感染のなかなか収まらない中、安倍首相の突然の辞任で、”令和おじさん”こと菅官房長官が首相になるという、シルバーウイーク前に大きな動きがありました。
9月に入ってからも猛暑日が続きましたが、台風の後に急に秋が訪れ雨も続きましたが、四連休は過ごしやすい秋晴れに恵まれ、色んな規制も解除されていき、Go To トラベルなどで観光地へも多くの人の動きがあったようです

19日、久々に豊中の「ノワアコルデ音楽アートサロン」で、コルネット、リコーダー奏者の濱田芳通さんによる、リコーダー・セミナーがあり、私はリコーダーは吹かないのですが、濱田さんの講座を聞いてみたいと思い、聴講を申し込みました。


多くのコンサートが中止になっていましたので、ノワアコルデでも久々に人が集まる講習会だったそうです。


過去に自分のコンサートや公開レッスンなど、しょっちゅう来ていましたが、私も久々に懐かしの場所に来れた感じです。チェンバロは変わっていました。


定員は20名でキャンセル待ちもあったようで、椅子は一個空けて座るように、オーナーの平井悦子さんの絵が貼られていました。


最初は濱田さんのイタリア初期バロックの奏法などの講義から。リコーダーやヴァイオリンの旋律楽器は、歌よりもずっと音数が多いのですが、4つの8分音符を吹くのにも、イタリア的な演奏はイタリア語のイントネーションから来る、イタリア人気質と関係すると、決して4つの音を均等には演奏しない、生き生きとした表現が出来る法則のようなものを教わりました。歌の場合もたくさんのディミニューション、装飾がありますので、大いに参考になります。


リコーダーの人達によるアンサンブル指導は、ダウランド、プレトリウス、シュメルツァーなど、色んな国のものが取り上げられていました。参加者の方たち、これだけいても誰一人知った人がいなくて、リコーダー人口って結構多いんだな~、みんなグループ組んでる仲間なのかな~?と思っていましたが、ほぼ皆さん知らない同士だったそう。個人レッスンも聴けましたが、初期バロックを吹く人や、ファン・エイクなど技巧的な曲を持って来られていました。


お昼ご飯は、どこかお店に入ろうと思い、珈琲の美味しそうな古い喫茶店に入りました。やはりコロナ対策で、アクリル板がテーブルに設置されていて、穴から食事を入れられるのは初めてで、ちょっと可笑しかったです🍛☕。食べ終わった食器は何故か普通に持って行かれました(^-^;。

この日チェンバロを担当していた吉竹百合子さんとは、モンテヴェルディの「Vespro」以来の再開で、凄くチェンバロが上手いと思いました。


マスクで写真はやっぱり変なので、マスクを外して撮り直し。左から吉竹さん、濱田先生、私笹山晶子です。


リコーダーの皆さんで集合写真を撮られるのに、聴講生の私までちゃっかり入ってしまいました。
(今回のお世話進行係りの織田優子さんに送っていただいた写真です)


濱田さんの著書やCDなど。本は完売になりました。


新型コロナ騒動以来、車に乗っていてもテレビばかり気になって観ていましたが、久々に音楽を聴きながら帰ろうと「アントネッロ」のCDを購入。自分を取り返さねば…
腰痛で寝込んでいてから初めてコンサートに来て、癒されたのもここ「ノワアコルデ」でしたが、コロナ渦で鬱々としている時、またノワへ来て、濱田芳通さんの楽しすぎる講座と、情熱溢れる演奏も聴けて、凄く癒されました🐤🍀。


懐かしの「gigi」のケーキ店、お店が狭いため一人ずつしか入れません。




敬老の日の仲間入りをしたがっている、初老の夫に「敬老の日・ロールケーキ」と、猫クッキーを買ってかえりました
行きも帰りも高速道路は混んでいたので、やはりそれだけ人が動いていると察しました。










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