来年2月のマーク・パドモア&ティル・フェルナーの、いずみホールと岡崎市シビックホールのチラシが届きました。
2017年2月18日16:00開演、シューベルト「美しき水車小屋の娘」D795
2017年2月19日15:00開演、シューベルト「冬の旅」D911&ブラームスの4つのバラード作品10という、ピアノ独奏曲も最初に置かれています。
それぞれの機関誌も付いていて、インタビューが掲載されています。二人の出会いが、エイドリアン・ブレンデル(ブレンデルの息子さん)の主催するコンサートで、初めて「水車小屋」を共演したのがきっかけだそうです。
それぞれの曲の解説的なことが語られていますが、シビックホールの「コロネットインフォメーション」という冊子の方は、少しくだけた感じで、岡崎市は鰻が名物ですが、二人とも鰻は好きですか?という質問に二人とも大好きです!と答えていました。昨日は夫が食欲がないので、鰻を食べに行こうと言って、うなぎ屋さんの前で並んで待っていた時に、この冊子を丁度読んでいたので、すごく笑けてしまいました(^-^;。鰻は今とても高いですが、ご褒美に是非食べてくださいね!
いずみホールの「Jupiter」には、春から毎号シューベルトの特集記事が載っていて、楽しみに読んでいますが、今月号が丁度「冬の旅」の解説です。
終曲の「Der Leiermann・辻音楽師」の奏でる楽器は、ハーディーガーディーだと書いてあって、ピアノの左手の空虚5度(ドローン)が61回繰り返されるとありました。あまり回数とか気にしたことは無かったのですが、そのハーディーガーディーの音に興味が沸き、動画で検索していると、いかにもそれらしいドイツ語でしゃべって歌う、お爺さんの動画が出てきました。
ボロボロの民族衣装を着て、歌声は声楽的なしっかりした発声をしておられるのです。
お爺さんは馬の頭の付いた、お花の模様が描かれた、古そうな楽器を持っていて、違う動画ではハープも弾き歌いしています。シューベルトの時代って、古い楽器もたくさん町中で演奏されていたんでしょうか。リュートや竪琴なども歌の中によく出てきますし、絵にも出てきますね。
Eberhard Kummer sings Oswald von Wolkenstein (from min. 3:02)
今回のプログラムは、「冬の旅」の前に、ブラームスの21歳の時のピアノ曲、「4つのバラード」が演奏されるようですが、第1番が「冬の旅」の第1曲目「Gute Nacht・おやすみ」と同じ調のニ短調で、左手は空虚5度で始まります。第2番が同主調のニ長調で、「おやすみ」も途中からニ長調に転調する節があります。そして第3番が並行調でロ短調、第4番が同主調でロ長調という、かなり音楽愛好家心をくすぐられる曲で、冬の旅への入り口にとてもぴったりの曲。
これはやはりティルの案でしょうか…?なんという渋い選曲、ライエルマンまで一環されている。
2017年2月21日19:00開演 アクロス福岡シンフォニーホール「冬の旅」D.911
http://www.acros.or.jp/r_event/event_detail.php?event_id=8294
ティル・フェルナーは、2017年の秋から2019年まで4回にわたって、本場のシューベルティアーデで、シューベルト・チクルスを組んでいくそうです。
http://ks-schoerke.de/till-fellner-klavierrzitale-20152016/
日本でもやってほしい。ティルのシューベルト・ピアノ曲は全く聴いたことがないのです…。
クリスティアン・ベザイデンホウトは、この秋チェンバロで来日です。
http://www.allegromusic.co.jp/Artist.htm
2017年2月18日16:00開演、シューベルト「美しき水車小屋の娘」D795
2017年2月19日15:00開演、シューベルト「冬の旅」D911&ブラームスの4つのバラード作品10という、ピアノ独奏曲も最初に置かれています。
それぞれの機関誌も付いていて、インタビューが掲載されています。二人の出会いが、エイドリアン・ブレンデル(ブレンデルの息子さん)の主催するコンサートで、初めて「水車小屋」を共演したのがきっかけだそうです。
それぞれの曲の解説的なことが語られていますが、シビックホールの「コロネットインフォメーション」という冊子の方は、少しくだけた感じで、岡崎市は鰻が名物ですが、二人とも鰻は好きですか?という質問に二人とも大好きです!と答えていました。昨日は夫が食欲がないので、鰻を食べに行こうと言って、うなぎ屋さんの前で並んで待っていた時に、この冊子を丁度読んでいたので、すごく笑けてしまいました(^-^;。鰻は今とても高いですが、ご褒美に是非食べてくださいね!
いずみホールの「Jupiter」には、春から毎号シューベルトの特集記事が載っていて、楽しみに読んでいますが、今月号が丁度「冬の旅」の解説です。
終曲の「Der Leiermann・辻音楽師」の奏でる楽器は、ハーディーガーディーだと書いてあって、ピアノの左手の空虚5度(ドローン)が61回繰り返されるとありました。あまり回数とか気にしたことは無かったのですが、そのハーディーガーディーの音に興味が沸き、動画で検索していると、いかにもそれらしいドイツ語でしゃべって歌う、お爺さんの動画が出てきました。
ボロボロの民族衣装を着て、歌声は声楽的なしっかりした発声をしておられるのです。
お爺さんは馬の頭の付いた、お花の模様が描かれた、古そうな楽器を持っていて、違う動画ではハープも弾き歌いしています。シューベルトの時代って、古い楽器もたくさん町中で演奏されていたんでしょうか。リュートや竪琴なども歌の中によく出てきますし、絵にも出てきますね。
Eberhard Kummer sings Oswald von Wolkenstein (from min. 3:02)
今回のプログラムは、「冬の旅」の前に、ブラームスの21歳の時のピアノ曲、「4つのバラード」が演奏されるようですが、第1番が「冬の旅」の第1曲目「Gute Nacht・おやすみ」と同じ調のニ短調で、左手は空虚5度で始まります。第2番が同主調のニ長調で、「おやすみ」も途中からニ長調に転調する節があります。そして第3番が並行調でロ短調、第4番が同主調でロ長調という、かなり音楽愛好家心をくすぐられる曲で、冬の旅への入り口にとてもぴったりの曲。
これはやはりティルの案でしょうか…?なんという渋い選曲、ライエルマンまで一環されている。
2017年2月21日19:00開演 アクロス福岡シンフォニーホール「冬の旅」D.911
http://www.acros.or.jp/r_event/event_detail.php?event_id=8294
ティル・フェルナーは、2017年の秋から2019年まで4回にわたって、本場のシューベルティアーデで、シューベルト・チクルスを組んでいくそうです。
http://ks-schoerke.de/till-fellner-klavierrzitale-20152016/
日本でもやってほしい。ティルのシューベルト・ピアノ曲は全く聴いたことがないのです…。
クリスティアン・ベザイデンホウトは、この秋チェンバロで来日です。
http://www.allegromusic.co.jp/Artist.htm
コメント、どうも有難うございます。よくブログを見て下さっているのですね(*^^*)。
福岡公演へ行かれたということは、九州方面にお住まいでしょうか?
パドモアさん繋がりのピアニストも応援していますが、ティル・フェルナーは、モダン・ピアニストの中で一番好きです。純粋に音が美しく、音楽づくりが解りやすいと感じます。
外国のコンサートは、ま行ったことがありません。というか、本州にとどまっています(^-^;。
またいつか、何処かのコンサート会場で見かけたら、是非お声がけくださいね!