
蝶野との夢の合体、「モモクロ」から始まった
Mr.しものアメリカンドリームマッチ
超人、ハルク・ホーガンとの一戦は
予想通りというべきか当然というべきか
ホーガンの圧勝で終わった。
しかし、ホーガンという
プロレス界のアイコンを相手に
掟破りの逆ハルクアップなど
独自の世界観を展開したMr.しもに対し
アメリカのプロレスファンから
惜しみない賞賛の声が贈られた。
自由で寛容な米国人の国民性が
よく現れた1シーンと言えるだろう。

しかし、敗れたMr.しもは
敗因を蝶野に責任転嫁。
「ピンチのときに助けてくれると思ったのに
なんで見てるだけだったんすか!?
あと一息だったのに・・・!」
少しだけ笑みを浮かべ
この様子を見ている蝶野。
自身のプロレスキャリア30周年に
しばしの戯れを満喫したといったところか?

「それよりコレはいいのかオラエーッ?」
蝶野に見せられたケータイの画面には
数日前に告知された
ほこワングランプリ2014の
参戦レスラー募集のお知らせが・・・。
「ウホッ!
前大会のファイナリストであるこのオレに
何の知らせもないなんて・・・!」

驚きを隠せないMr.しもは
蝶野に別れを告げると
急いだ様子で会場を後にする。
ホーガン戦の余韻に浸る間もなく
緊急帰国することとなった。
急げ、Mr.しも!
早くしないとほこワン2014の出場資格を
得ることができないなどという事態も・・・!?
THE END
★Mr.しもの中の人の裏話★
同時展開中だった
ほこワン2014のストーリーと絡めつつも
ホーガンとのストーリーは
これにて終了となります。
前回の蝶野とのストーリーの最後に
蝶野というキャラクターを
このまま終わらせてしまうのは勿体ないと
このような展開を用意してみましたが
結果的に世界で最も有名なプロレスラー
ハルク・ホーガンと戦うという
これ以上ない展開ができたことは
私にとっても非常に刺激的でした。
じゃあ、更にここから
別のストーリーに繋いでやろうなどと
野心たっぷりなことを考えてまして
実はもう1つ、別のストーリーに
皆さんを誘(いざな)いたいと思います。
ほこワンの参加選手紹介とともに
新しいストーリーの方でも
お楽しみいただければ幸いです。

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