ほっこりプロレス主催の
シングルマッチトーナメント
ほこワングランプリ2014に
新たな参戦者が名乗りを上げた。
彼の名は、スモーキー・スミス。
彼が信じるものはただ一つ。
アメリカンプロレスこそが
世界最強であるということだ。
その信念には一点の曇りもない。
広大な大地と自由な空気に包まれたアメリカ。
彼はそこで生まれ、育った。
しかし、彼はほとんど英語を話さない。
流暢(りゅうちょう)過ぎる日本語を巧みに操る。
「もしかして、英語を話せないのではないか？」
そんな疑問を持つ者もいるかもしれない。
いや、違う。
彼は英語を話せないのではなく、話さないのだ。
「郷に入っては郷に従え」
それを実践しているに過ぎない。
彼が好きな食べ物は、焼き鳥とホッピーだ。
試合の後、焼き鳥屋に立ち寄っては
所属団体の上層部のグチをこぼしながら
焼き鳥とホッピーを堪能する。
枝豆豆腐も悪くない。
たこわさがあればなおいい。
「もしかして、日本人なんじゃないか？」
そんな疑問を持つ者もいるかもしれない。
いや、違う。
彼は仕方なく日本食を食べているのだ。
「郷に入っては郷に従え」
それを実践しているに過ぎない。
日本文化に適応しすぎているスミスだが
試合ともなれば話は違う。
信奉するアメリカンスタイルで
一気にラッシュをかけるスミス。
パンチ、パンチ、またパンチ！
いいぞ、スミス！
・・・んっ、どうしたスミス!?
急に下を向いて考え込んでいる。
どうやら何か違和感を感じ始めた様子だ。
すると突然、フライングメイヤーから
チンロックを仕掛けるスミス。
おいおい、どうしたスミス!?
もう試合も終盤ですよ!?
今度は相手の技を受け始めるスミス。
えっ、ラッシュはいいの!?
負けちゃうよ!?
あぁ、ほら言わんこっちゃない！
彼の名は、スモーキー・スミス。
彼が信じるものはただ一つ。
アメリカンプロレスこそが
世界最強であるということだ。
その信念には一点の曇りも・・・あるだろコレ。
エントリーNo.8
スモーキー・スミス
本場、アメリカのレスリングこそが最強であり至高。
それこそが彼の信念であり、絶対的な価値観。
・・・のはずなのだが、言葉とは裏腹に
ファイトスタイルはどう見てもジャパニーズスタイル。
英語がほとんど話せないことからも
日本生まれの日本育ちなのではないかという噂も・・・。
リング外ではスーツ姿で葉巻を燻らせるジェントルマン。
得意技は、コブラクラッチ。
to be continued...
★Mr.しもの中の人の裏話★
お待たせしました！
スモーキー・スミスの登場です。
今回の煽り記事も
全力でふざけながら書きました。
なんかもう試合するまでもなく
この記事だけでお腹いっぱいな気もします(笑)
ジャパニーズスタイル好きだけど
決してそれを認めないツンデレキャラという
大変面白い設定があるのですが
今回の記事に関しては
喋らない方が面白いと思ったので
あえてそれは使っていません。
トーナメント中に使えれば・・・って
さすがにそれは厳しいか。
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