
本日行われた
全日本プロレスの
後楽園大会、
そのうち
チャンピオンカーニバル
公式戦の4試合を
視聴しました。
メインイベント前までの
試合結果により
秋山と丸藤の公式戦は
時間内に決着がつけば
勝った方が
優勝決定戦に進出という
非常にシンプルな構図に。
私にとってはこの試合、
チャンカンの
優勝決定戦が
どうという話よりも
5年前、
退団が決まっていた秋山に
シングル戦で敗れた借りを
丸藤に返してもらいたい、
ノアにはいない
「超えるべき壁」を
今こそ超えてほしい、
そんな気持ちで
見ていました。
試合はもうね、
何1つ文句ありませんよ。
お互いをよく知る者同士、
だからこそできる
ハイレベルな読み合い、
お互いを良く知る者同士、
だからこそ退けない
プライドのぶつかり合い、
最高でした。
昨日も書きましたが
丸藤のターニング
ポイントには
いつも秋山の
姿がありました。
白GHC戴冠、
GHCヘビー初戴冠・・・。
いずれも
その対戦相手は
秋山でした。
気づけば丸藤も
ノアの中ではベテランの域。
そんな丸藤だからこそ
秋山のように
自分に立ちふさがってくれる
対戦相手を
求めたんでしょうね。
戦前のコメントから
この試合への期待値は
非常に高くなっていました。
それでもその期待に応える、
あるいは上回る試合を
2人は見せてくれたと
思います。
秋山の非情な攻めには
「スターネス」時代を
髣髴とさせるものが
ありましたし
そんな秋山に対しても
精神的に上に立とうとする
丸藤の挑戦的な姿勢も
素晴らしかった。
少なくとも
ノアのリングでは
絶対に見られない
丸藤の姿でしたね。
試合を決めたのは
5年前にはなかった
丸藤の新たな武器、
「虎王」。
乱れ打ったと
言ってもいいほど
連発で繰り出された虎王は
奇しくも秋山の
必勝パターンである
ジャンピングニーの連打を
髣髴とさせるものでした。
代名詞の不知火でもなく
ノアを背負っている
思いを乗せての
エメラルドフロウジョン
でもなく
かつてGHCヘビーのベルトを
秋山から奪取した技、
完璧首固めでもなく
丸藤自身、
秋山に何度も喰らい続けた
膝蹴りで決めたところが
感動的でした。
もう私、
涙腺ゆるみまくりの
涙ドバーッですよ。
プロレスは「ドラマ」。
本当にそうだと思います。
もう一戦、
優勝決定戦がありますが
またそこで
新たなドラマが
生まれるかもしれません。
いやもう最高っすなぁ、
プロレスって!!

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