Mr.しもの前途遼遠

オンラインプロレスラー、Mr.しもとザ・ミックの成長日記みたいなものです。

全日本5.24後楽園大会観戦記

2018-05-25 12:09:48 | プロレス観戦記

仕事を終えた後、
丸藤の三冠挑戦を
見届ける為に
急いで全日本プロレスの
後楽園大会へ!



私が駆けつけた時点で
S席が1枚だけ
残ってましたが
あとは立見席のみ。
迷わずS席を購入!!
超満員札止め達成ですね。



後楽園ホールに
入ったのが19:00過ぎ。
第3試合の途中でした。
この画だけ見ると
どこの団体か
わからないですね(笑)



大盛況のうちに
第3試合が終了。
ものすごい熱気で
メインイベントかと
思いました。


第4試合
TAJIRI KAI
鈴木鼓太郎
 vs 
崔領二
ディラン・ジェイムス
佐藤恵一


世界タッグの前哨戦として
組まれたこの試合。
王者組の2人、
特にTAJIRIが
いきいきとしてました。
崔に対しては
グリーンミストも発射。
挑戦者組はずっと
王者組に翻弄された形で
前哨戦は完敗に近い
内容でしたね。



試合を決めたのは
鼓太郎の
ブルーディスティニー
でした。


セミファイナル
ジェイク・リー
岩本煌史
 vs 
野村直矢 ヨシタツ


復帰戦ということもあり
声援を集めていたジェイク。



復帰戦とは思えない
のびのびとしたファイトを
見せていました。



フィニッシュは
鮮やかなバックドロップ。
Wikipedia情報によると
全日本プロレスで
再デビューしたときも
野村からこの技で
勝っているみたいですね。



一方の
ワールドフェイマスですが
全然ダメ。
ヒドかったです。
第1試合から
出直して来いと。


メインイベント
三冠ヘビー級選手権試合
宮原健斗 vs 丸藤正道


セミの試合が終わり
メインの煽りVが始まると
一転して会場に
緊張感が走ります。



先に入場したのは
王者の宮原。
ファンからの
健斗コールの大きさが
人気を物語っていました。
立派になりましたねぇ・・・。



外敵挑戦者の丸藤も
大歓声で迎えられました。
全日本ファン、温かい!!



ブーイングの類は
いっさいナシ!
超満員のファンが見守る中、
最高の空気で
いよいよ試合開始です。



立ち上がりは
全日本らしい王道展開。



先に仕掛けたのは
王者・宮原の方。
場外で何度も放った
ヘッドバットは
その衝撃音の凄まじさに
観客も思わず唸ります。



丸藤も負けじと
四方のコーナーを背負わせ
痛みを逃がせないようにして
胸板への切り裂くチョップ!!















ここから試合開始後
10分経過するまで
ほぼ丸藤のターン。
ひたすらにヘッドロック。
宮原がどう返そうとしても
それをいなしてヘッドロック。
完全に丸藤の
横綱相撲でしたね。



宮原は串刺し式の
ランニングニーで反撃。
これが強烈に決まり
丸藤は膝からガクッと
崩れ落ちました。



しばらく
宮原の攻撃が続くも
丸藤は得意の
打撃コンビネーションで
反撃に成功。
そしてこのドヤ顔である。



丸藤らしい
変幻自在なファイトも。
この日の丸藤、
キレッキレです!!





断崖式の
パイルドライバーを
宮原がこらえると
ステップキック!
川田との
トークバトルでは
「もうちょっと勉強して」と
本家に言われて
しまいましたが・・・!?
直後に断崖杭打ちを
炸裂させました。





試合の8割は
丸藤が掌握していたものの
宮原は要所で見せる
反撃技が強烈!!
ブラックアウトからの
滞空式のジャーマンは
それだけで決まっても
おかしくないほどの
インパクトでした。







シャットダウン狙いは
丸藤が耐えて
主にビッグマッチでしか
使わない奥の手、
変型の三角絞めで
切り替えします。



こちらも
ビッグマッチ用の大技、
複雑怪奇に
相手をクラッチしての
バックドロップも。







不知火で
決まらないとみるや
切り札の
エメラルドフロウジョンを
狙う丸藤。





宮原が耐えて
背後からの
ブラックアウト。
ここで両者ダウン。
ボルテージは最高潮へ。





フィニッシュは
壮絶な打撃戦に。
まずは丸藤が
しなるトラースキックから
虎王を決めますが・・・





今度はリング中央で
丸藤の虎王と
宮原のブラックアウトが
ぶつかり合います。





同系統の技を
使う両者ですが
競り勝ったのは
宮原でした。
三冠王者の
意地とプライドで
ブラックアウトの連撃。
息をもつかせぬ連続攻撃は
丸藤が秋山に対して
チャンピオンカーニバルで
放った虎王の連打を
髣髴とさせました。





フラフラになった丸藤を
背後から捕らえた宮原が
トドメの
シャットダウン
スープレックス!!
これでカウント3、
決着となりました。



うれしそうに
ベルトの感触を
確かめる宮原。
それを見た丸藤は
何を思っていたのでしょう?
そんなところに
思いを巡らせるのも
プロレスファンの醍醐味。



退場の際、
秋山の目の前で
リングに向かって
深々と頭を下げる丸藤、
これは溜まらない1シーン!!



宮原のマイクの前に
ジェイムスがリングに上がり
三冠挑戦を表明。
正直、熱戦の余韻を
壊してほしくないなぁと
感じていたのですが
そこは空気の読める男、
最低限のマイクで
リングを降りました。



丸藤が負けたのは
残念でしたが
宮原のフィニッシュの
怒涛のラッシュを
見せられては
納得するしかないですね。
全日本のエース、
宮原健斗は
ホンモノでした。





最後はいつものアレ。



全日本プロレス、
想像以上の熱量に
ただただ驚かされました。
よくノアの会場を
「お通夜みたいだ」と
揶揄されることがありますが
なんだかちょっと
それもわかるような
気持ちになりましたね(笑)
お客さんの野次も
ポジティブなものが多く
会場の雰囲気が
素晴らしかったですね。
あの空気感だから
選手も良い試合をしようと
より一層
頑張れるんだろうなと。



この大会、
私は丸藤の三冠王座戴冠を
見届けるつもりで
足を運びました。
残念ながら
望んだ結末には
なりませんでしたが
帰りに一緒に
ご飯を食べているときに
プロレス仲間の
Koba.さんが
私に言った言葉、
「イイ夢見させて
 もらいましたね」
が心に沁みました。

またいつか・・・
この夢の続きを・・・!!



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