今回は
ファイプロワールドで
オリジナルレスラーを
エディットする際、
私が女子レスラーに次いで
難しいと感じている
ハイフライヤータイプの
レスラーのお話です。
苦手意識を
克服できなかった為、
私がこれまでに作った
オリジナルレスラーには
ハイフライヤータイプが
1人もいません。
そこで今回は
ファイプロワールドの
デフォルトレスラーの中でも
一番のハイフライヤー
タイプと思われる
カーツ・ラウディを
お借りして
話を進めていきます。
必殺技が
ファイヤーバードスプラッシュで
得意技にその上位技、
フェニックススプラッシュを
装備している辺りに
製作者のこだわりが
感じられます。
おそらく
通常の試合では
ファイヤーバードで
フィニッシュを取り
大舞台では奥の手として
フェニックスを解禁する、
そんな選手なんだと
思います。
ハヤブサと
思いっきりかぶってるのは
ご愛嬌ということで。
まず、そもそもなぜ
オリジナルの
ハイフライヤーが
敷居が高いのかという
話をしますと
ゲームのシステム上、
実際にはどんなに
難易度の高い技でも
ボタン一発で
出てしまうから、
これが一番の
足枷になっていると
思います。
画像の
キャノンボールセントーン、
いわゆる
630°スプラッシュですが
現実のプロレス界で
このウルトラ難度の大技を
使用できる選手は
ごく少数のみ。
並外れた
運動能力を持つ
トップレスラーにしか
使用できないというところに
この技の価値があります。
ところが
先ほども書いた通り
ファイプロワールドでは
どんなレスラーでも
装備させてしまえば
ボタン一発で
繰り出せてしまいます。
女子レスラーであろうと
巨漢レスラーであろうと
ポンコツ三流
レスラーだろうと
簡単に繰り出せて
しまうんですよね。
ハイレベルな飛び技の
希少価値自体が
ゲーム世界の中で
なくなってしまっていること、
これがハイフライヤーが
光を放ちにくい
大きな要因の1つです。
もう1つの要因は
CPUロジックの
組みにくさに
あると思っています。
ハイフライヤーとして
戦わせる以上、
やはりフィニッシュは
こだわりの必殺技で
決めたいところ。
ところが
コーナーダイブ技は
当然ながら
コーナー付近でしか
発動できませんし
駆け上がり飛び技や
雪崩式の技を狙うならば
更に左右どちらかの
コーナー付近で
戦わなければなりません。
フィニッシュ技を
狙える場所が
限定されているので
より確実に
フィニッシュ技を
発動させようと考えれば
飛び技を使用する
確率そのものを
全体的に上げておく
必要があり
それが結果的に
本来こだわりたいはずの
フィニッシュ技を
乱発してしまう事態を
引き起こしかねない。
ロジック派にとっては
この辺りのバランスが
非常に難しいんですよね。
よりフィニッシュ技を
狙いやすくするには
相手のダメージが
大きいときの組み技で
ハンマースルーや
フロントヘッドロックの
確率を上げておき
こだわり度も
高めに設定しておくのが
無難かと思われます。
事実、デフォルトで
収録されているレスラーは
その傾向が強いですね。
ゲームシステム的に
ハイフライヤーが
輝きを放ちにくい話は
ここまでにしておいて
ではここからは
どのように立ち回らせれば
ハイフライヤーとして
アイデンティティーを
確立できそうかを
考えてみたいと思います。
まず大前提として
乱発しないっていうのが
必須ですよね。
実はゲームバランスを
考えたときに
組み小技に
相手をダウンさせて
自分はすぐ動ける
タイプの技を入れておき
駆け上り×ボタン技で
追い討ちを入れるのは
ゲーム序盤の
ダメージソースとしては
かなりオイシイんですよ。
ただもう
それをやってしまったら
「セメント」ですよね。
もし皆さんが
プロレスを
見せたいのであれば
ダメージが大きいからと
飛び技を連発するのは
ご法度です。
フィニッシュに
行くまでの
一般的な行程は
以下の通りになります。
1.セットする
2.アピールする
3.ダイビング技を入れる
もちろん必ずしも
1→2→3と
全行程を経る必要は
ありません。
アピールしないレスラーも
セットを意識しない
レスラーもいるでしょう。
セットというのは
飛び技を出す前に
自分の飛びたいポイントに
相手をダウンさせることで
実際のプロレスでは
ダイビング技の
目測を誤らないよう
飛距離を調整する際に
最も重要な行程だと
言われています。
セットに使う技は
一般的に
ボディスラムや
シュミット式
バックブリーカー、
サイドスラムなどの
印象が強いです。
もちろん
もっと大技から
ダイビング技を狙う
選手もいますが
高難度の
ダイビング技ほど
セットが重要になると
考えてもらって
問題ないかと思います。
ファイプロワールドでは
相手を好きな位置に
動かすことができる
フロントヘッドロック
(組んでR1ボタン)で
相手をセットするのが
一番現実的だと
思います。
・・・が・・・
やはりこだわるなら
ボディスラムや
シュミット式
バックブリーカーあたりが
一番ではないかと。
小技のボディスラムでも
中技として
(組んで方向キー+×ボタン)
セットしておくと
ダウン時間も長くなり
よりダイビング技を
決めやすくなります。
個人的には
このセットする場所にも
プロレス愛が出ると
思ってまして
たとえば
450°スプラッシュや
フェニックス
スプラッシュのように
高く飛んで縦回転を
多めに入れる飛び技は
コーナー近くに
相手をセットすると
より現実的ですし・・・
ダイビングボディプレスや
ダイビングヘッドバットのような
対戦相手を見ながら
正面から飛べる技、
ラウンディング
ボディプレスのように
低空で長い距離を
飛ぶタイプの技は
コーナーから
相手を遠いところに
セットした方が
より美しく見えます。
ゲームですからね。
別にここまで
再現する必要は
まったくないんですけど
もしハイフライヤーとして
頂点を目指すのであれば
意識してほしい部分です。
アピールに関しては
なくてもいい部分ですが
やはりあった方が
直後のダイビング技が
映えるというもの。
アピールの中には
トップロープ上で
行えるものもありますので
どれを使うのか、
いつ使うのかは
皆さんのセンスに
なるのかなと。
フィニッシュ技に関しては
私はその技が
その選手にとって
一番の見せ場になるよう
必要以上に他に
派手な技を装備させないよう
注意しています。
ハイフライヤーを
エディットしようとすると
スピーディーな攻撃で
畳み掛けたいという
意識が働いてしまい
どうしても
スピード感のある技、
派手な技が多く
なりがちですので
十分にご注意を!!
デフォルトレスラー、
カーツ・ラウディに
目を移してみますと
各種蹴り技や
投げ技も充実しています。
要所ではこれらの技で
カウント2.9を狙いながら
ブレーンバスターや
チンロックなど
オーソドックスな技も
あえて織り交ぜていき
試合に緩急をつけていくと
よりスタイリッシュに
戦えそうです。
ハイフライヤーなら
場外ダイビング技も
1試合に1度は
狙っていきたいところ。
特に試合序盤で
狙っていくと
実際のプロレス同様、
お客さんの目を
釘付けにできそうですよね。
えっ・・・!?
序盤だと
相手がピヨらなくて
よけられてしまう!?
回避したい奴には
回避させてやれば
いいんですよ、
そんなもん!(笑)
コーナー駆け上りの
使い方として
覚えておいてほしいのが
○ボタンを使う方法。
コーナー駆け上り技は
□ボタンでスタンド相手に
×ボタンでダウン相手に
追撃ができますが
○ボタンで駆け上ると
技を出さずに
トップロープ上で
待機します。
序盤から中盤に
ここから
トペ・アトミコや
サマーソルトドロップ
などを狙うと
なんかちょっと
それっぽく見えます。
ハイフライヤー=飛び技、
そう思い込んでしまうと
ドンドン一流の
ハイフライヤーから
遠ざかってしまう、
私はそんな気がしています。
始めにも述べたとおり
このゲームでは
どんなに難しくて
ド派手な技も
ボタン一発で
出せてしまいます。
だからこそ
それ以外の技で
いかに試合に緩急を
つけられるか、
ハイフライヤーを
エディットする上で
私が一番
重要だと思っているのは
そこですね。
かつて私が
別のオンラインゲームで
丸藤を使っていたとき、
いかに間を詰めて
スピーディーに戦えるかが
大事だと思っていました。
今にして思えば
それは違ったのかなと。
少なくとも
本当のトップレスラーは
自分が何かに
動かされるのではなく
自分の動きで
場の空気を変えられる、
そういうレスラーで
あるはずなんですよ。
真のハイフライヤーへの道は
決して簡単ではありませんが
是非、読者の皆様にも
挑戦していただければと
思います。
私は・・・
ダメでしたけど・・・。
ちなみに・・・
ロジック派の皆様には
是非ともセット技に
雪崩式の攻撃や
対角線串刺し攻撃を
検討してもらえればと
思っています。
届かないように見えて
ギリギリで届く距離、
その距離を意図的に
作り出すことが出来れば・・・。
最高にカッコイイ
ハイフライヤーへの
近道かもしれません!?
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