物置小屋の住人

趣味で育てている東洋蘭、バラの写真と日本蜜蜂の育成記録を気の向くままに。

寒蘭 山苗「八京の虎斑」の新芽

2019-07-18 | 寒蘭山苗
あれから1年、新芽が出てはバックをふるい、残った葉先もじわじわと枯れこんで、このままでは消えていく運命にあった山苗「八京の虎斑」

ミズゴケ単用で植え替えてみたところ、新芽が2本出てきた。
そのうちの1本が伸びてきた。

何とかこの夏を乗りきってほしい。











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新芽の成長

2019-07-18 | 寒蘭
蘭舎は冬季は暖房をしている。
最低温度が3℃を切らない様にセットしていた(はじめは0℃のつもりだったが、ゆるくなっていたようだ)が、記録を見ると実際は4~5℃ともう少し高くなっていた。

気温の低い地域では夏(芽吹きから休眠まで)の成長期間が短く、秋までに完成しきれず成木になるまでに2年掛かる話を聞いたことがある。
実際、我が家でも(これは作に問題があるのだろうが)秋までに成長しきれなかった木が翌春に伸び始めることがままある。

園芸雑誌に3月になると温室の最低気温を一気に10℃迄上げて、3月から蘭を起こすことで夏の成長期間を1カ月長くし、秋までにバルブを完成させる記事が載っていた。

これをまねて、3月には7℃、その1週間後には10℃に設定したのだ。

4月中頃の植替えでは既に根が動いている株もあり、成績は良い様に感じていた。

ところがここにきて新芽の勢いが今一つ感じられないのだ。
新芽が顔を見せる時期も1カ月早いとはいえず、ほぼ例年並みだった。

新芽も小さく、成長の速度も遅いような気がする。

この春に棚入れした寒蘭は小さな木であっても新芽がグングン伸びている。
各地で新芽会が開かれているのでそれが普通なのだろう。

しかし我が舎のそれは、小さい芽のままだ。
新芽会があったとしても出せるものは無いだろう。

加温するとボケるとはこのことだろうか。












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