物置小屋の住人

趣味で育てている東洋蘭、バラの写真と日本蜜蜂の育成記録を気の向くままに。

エビネ小屋 ー 「今日も穴掘り」

2023-09-30 | 蘭舎
今日で3日目、毎日少しづつ掘っていた穴も残り5箇所となりました。
この穴に砂利を敷き基礎となる束石を置いて水平と高さをだします。
その後に単管パイプを仮組した状態でコンクリートで固める予定です。
本来なら束石の位置を出してコンクリートで固めた後に単管パイプを組むところですが、自信がないのでいい加減にやります。
基礎固めに使う砕石を近くの砕石場に買いに行きました。軽トラの荷台にホッパーで、積み込んでくれます。
以前はどれだけ積んでも一回1000円でしたが、諸物価高騰の折、石も倍の2000円に💦
帰宅してからの積み下ろしや移動を考えると、積んでもらうより自分で土嚢に詰めた方が効率的かと思い束石の数だけつめました。
が、なんせ暑い🥵。ギンギンの日差しをさえぎる日陰は無く、ダンプカーの砂ぼこりにベルトコンベアから落ちてくる砕石の砂ぼこりが汗に付いて真っ黒になりました。
家に帰って土嚢を下ろし、残りの穴掘りを終えた頃には、もうヘトヘト、動けません🥵




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寒蘭 「三世冠」の蕾

2023-09-30 | 寒蘭
毎年一番早く花茎を伸ばしてくる「三世冠」この紫帯びた蕾の色に魅せられてしまいます。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エビネ小屋作り ー 「穴掘り」

2023-09-27 | 蘭舎
あれから2週間、あまりにも暑いのでずっと手付かずだった。

少し朝夕が涼しくなって来たので、重い腰を上げる事にした。
小屋の設置場所にある棚にしていた枕木10本を撤去し、棚脚のブロック約120個を移動しました。
置く場所も無いので枕木はお隣さんの畑との境界にあるコンクリート壁に沿って並べました。
ちょうど草押さえになって良い感じです。
長めの枕木が4本ありましたが、ブロックの棚脚ごと予定地より少し西に移動しました。これが、重かった💦後日、水田の渡橋に使う事にします。

120個のブロックは小屋の周りに置く事を考えてます。
当初は幅5m x 長さ6mの小屋を考えていましたが、実際に縄張りをしてみると土地の幅が狭く、小屋周囲のメンテナンスを考えると幅4m60cmが限界でした。
若干の仕様変更が必要になりました。
たかが単管パイプですが、しっかりと計算しておかないと後で泣きます。

基礎部の穴掘りを始めました。
40cm x 40cm x 30cmの穴ですが、これが大変です。
ここは元は畑でしたが、地下20cmより下は石ころで普通のスコップでは掘れません。
4箇所掘ってギブアップしました。
なんせ、暑い🥵
残り13箇所、う〜ん

<Before>


<After>


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニオイエビネ 瓶苗「御蔵国宝x御蔵酔香」の移植

2023-09-27 | 無菌培養 ー エビネ
9/21に作成した移植用寒天培地に瓶苗を移植しました。
この瓶苗は山桜交配さん作出の「御蔵国宝x御蔵酔香」で移植には少し大きくなり過ぎました。
移植用培地は1週間経っていますがカビは発生していません。

我が家のクリーンベンチの2度目の使用になりますが、初回使用時(9/21)に蒔いたセッコクの寒天培地にも1週間経ってカビは生えていないのでベンチのフィルター機能は合格という事になるでしょう。
実地指導ではプロトコム~少し芽が出た苗の移植経験はありますが、ここまで大きくなった苗は初めてです。
白金耳は使えないので持ち合わせのピンセットを使いましたが、普通のピンセットでは使い勝手がよくありませんでした。
もう少し腰が弱く、細長いピンセットの方が良さそうです。

<Before>

<After>
左がマザー瓶、右が移植後の瓶



全部で4瓶に移植しました。
Kさん、ご指導有難うございました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

消毒

2023-09-25 | 蘭いろいろ
9月中旬がハモグリバエ防除の適期とのことで、昨年もこの時期に殺虫・殺菌を行なっています。
今年は消毒の回数を少なくするつもりだが、大切な花芽を虫にやられては1年の成果が台無しになってしまいます。
蘭舎周りでは昨年よりもバッタの数が多いと感じています。
なので周りの防風林や花壇、草むらにも散布しました。
エビネの葉ダニは今のところ見つけていませんが、殺ダニも考えて殺虫剤は前回と同様にコテツフロアブルにしました。
適用害虫にはハダニ、アザミウマ、ヨトウムシ、アオムシはあるけど、バッタは無いなぁ💦



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

セッコクの播種(移植用培地の作成)

2023-09-21 | 無菌培養 ー エビネ
愛媛のSさんが、播種の練習用にとセッコクの種子を送ってくれました。
Sさんいつもありがとうございます。
種子の消毒から、培地作成、播種まで皆さんから指導して頂いたやり方をレビューしながらワンステップづつ行いました。
前回の失敗を繰り返さないように慎重に、慎重に!

今回は初めて我が家の中古クリーンベンチを使いました。
フィルターの機能検証も兼ねる事になります。
1週間後にカビが出なければ現時点での(多分来年も)機能はOKと判断して良いでしょう。

作業前にシャープ空気清浄器を2時間程運転しながら作業部屋を清浄しました。
部屋に舞う埃があれば少しは綺麗になるでしょう。
クリーンベンチ内部も事前に消毒用アルコールで拭き、殺菌灯を点灯しておきました。
その後、作業直前の30分前にベンチファンをONにし送風を開始しました。
最近視力が落ちて来たので見やすくする為に、ベンチ内の蛍光灯に加えて手元を照らすLEDのライトスタンドを追加設置しました。


今回も計1000cc、100cc X 10瓶の寒天培地を作成しました。
何から混入したら良いか混入手順等も教えて頂きスムースに培地を作ることが出来ました。

ph調整も一発で決まりました。
ディスポーサルスポイトからこぼれた塩酸35%が人差し指に付着し、直ぐに洗い流しましたが痛みを感じました。
ゴム手袋着用等の注意が必要ですね。

この圧力鍋は一度に5瓶(計500cc)の煮沸消毒が出来ます。
前回は4瓶しか入れなかったので、瓶が倒れてそのまま自然冷却すると寒天が斜めに固まったり、水が浸入しました。
針金で枠が必要かと考えていましたが、ピッタリ5瓶を入れることが出来ました。
2回の煮沸で計10瓶が出来るので効率的です。
私にはちょうど良い大きさです。

セッコクの種子です。
サンプルキャップに入れて次塩素酸ナトリウム希釈液で消毒します。

奥にあるのがLEDのライトスタンドです。
表面も埃の溜まる凸凹が少なくスマートで気に入りました。
蛍光灯でも十分な明るさがあるのですが、これで照らすと細部まで良く見えて作業性が良くなりました。

白金耳で寒天培地に播きました。
全部で3瓶です。

1カ月ほどで生え始めるとのことです。
観察してみます。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エビネ クリーンベンチの改修

2023-09-18 | 無菌培養 ー エビネ
フィルターの機能の検証を行う前にクリーンベンチの改修を行う事にしました。

取扱説明書には前にも述べた通り
 「HEPAフィルタはじん埃の蓄積とともに圧力損失が高くなり、その処理風量が減少し清浄度が保たれなくなります。風速が02m/sec以下になりましたらサービスセンターにフィルタを交換するように連絡してください。」
との記載があります。
ここで「清浄度が保てなくなります。」の意味するところについて、メーカーに下記①②の質問をしました。

 ①    目づまりにより、風量が保てなくなり作業開口部からの汚染された空気が逆流入してしまいベンチ内の清浄度が保てなくなるのであって、
②    フィルター本体の集塵効率の「0.3μm粒子にて99.99%以上」のスペックが低下する訳ではない。

メーカーより
①はご指摘通りですが
②は目詰まりによって風速の低下と合わせて集塵効率の低下にも影響する
との回答を得ました。

②の対策はフィルター交換しかありませんが、既に部品供給は終了しています。
①の対策として作業開口部にアクリル板を張って目詰まりに伴う風量低下による逆流を防ぐ事にしました。現時点でできる対策はこれぐらいです。
(この対策はメーカーには一切関係はありません。当方の勝手な判断と責任で行うものです。)

最近のクリーンベンチは前面のガラス窓を上下して開口部の高さを調整出来るようになっていますが、このクリーンベンチは開口部の高さは37cmでその上面が固定式のガラス窓になっています。
ガラス越しの作業というよりも、開口部を広くして風量でクリーンカーテンを作り、作業性を良くした設計と思います。

今回、開口部を20cmにする様に固定式のガラス窓の下部に透明アクリル板を脱着出来る様にしてみました。

<before>見にくいですが上部はガラス板が固定されています。



<after>固定したガラス板の下に着脱式の透明アクリル板を取り付けました。

もっとも、前使用者がフィルターの交換をいつ実施したかも不明の為、もしかすると今現在の風量は十分にあるかもしれません。実際、FAN SWをONにすると強すぎると感じるくらいの風量があります。
であれば、追加のアクリル板は当面は不要ということになります。
要はやってみなけりゃ、カビ(可否?)もわからんと言う事でした(笑)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エビネ クリーンベンチのフィルター機能の検証

2023-09-17 | 無菌培養 ー エビネ
ヤフオクで落札したクリーンベンチの各部の動作確認については先日完了しました。
しかし、フィルターの機能については確認ができていませんでした。
フィルターが機能しなければ、ベンチ内の清浄性は確保されず、播種作業でカビ等のコンタミが発生することになります。

銘板記載の型式から、日立製のKCV-750APG3であることが判明しました。
フィルターを交換すればOKなのでメーカーにフィルターの部品の有無を問い合わせたところ、本体は2008年に製造中止となり、2017年には全ての交換部品の供給も終了したとの回答を得ました。

したがって現在取りついているフィルターが機能するかどうかの検証をすることにしました。

取り寄せた取説には
「HEPAフィルタはじん埃の蓄積とともに圧力損失が高くなり、その処理風量が減少し清浄度が保たれなくなります。風速が02m/sec以下になりましたらサービスセンターにフィルタを交換するように連絡してください。」

との記載がありますが、02m/secを計測するための風速計など持ち合わせている筈もないので、以下の方法でフィルター機能の検証をすることにしました。

① 加熱殺菌した寒天瓶を1週間ほど放置しカビが生えないことを確認する。
② ①でカビが生えてなく無菌状態を確認した寒天瓶をクリーンベンチに入れて、瓶蓋を開けて10分~20分放置する。
③ 瓶蓋を閉めて1週間放置し、カビが発生しないことを確認する。

これでカビが生えなければ、現時点でのクリーンベンチ内の清浄度は保たれている、すなわちフィルターは機能していることが確認できます。
ちなみに、仕様書記載のフィルター本体の集塵効率は「0.3μm粒子にて99.99%以上」とのことです。

いずれ、じん埃の蓄積により使えなくなる日が来ます。
その時は、無菌箱に改修して使おうと思います。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

対馬素心 「大河素」 その後(6)

2023-09-15 | 日本春蘭
あれから2ヶ月半、Ⓐ、Ⓑどちらの株も4枚葉が出て前木を越えました。
現在も伸長中です。
左がⒶ、右がⒷです。
根の部分にはミズゴケを巻いてあるので今秋に植替えるか、このまま年を越させるか悩んでいます。


<Ⓐ>

<Ⓑ>


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨年の今日

2023-09-14 | 蘭いろいろ
ブログから、「昨年の今日の記事」がメールで届いた。
今年は本当に暑いが、昨年も暑かったんだなぁ。
あと、一週間の辛坊かな。
ちなみに今日は舎内33℃でした。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寒蘭 「天山」のズポ抜け - その後(補足)

2023-09-13 | 寒蘭
2020年8月に発生した天山のズポ抜けについて、先日、処置後の状況を「寒蘭 「天山」のズポ抜け - その後」でレポートしました。

レポの中で、2株に割った新芽1本立ちは枯れたかもしれないと書きました。

今日、水遣り中に黄色ラベルの挿された鉢を見ていたらその中にありました。
2本➕今年の新芽(伸長中)の3本になって、しっかり生きていました。
ちなみに黄色ラベルは昨年中に植替えを済ませておかなければならない株です💦




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

施肥

2023-09-12 | 蘭いろいろ
固形肥料をやった。
今日は左側の窓際の棚だけです。
1週間程で全棚に置きます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニオイエビネ 播種 ー1週後の様子

2023-09-10 | 無菌培養 ー エビネ
あれから1週間、寒天培地、液体培地共にカビは発生していません。
とりあえず第一段階はクリアしたようです。






①W


②W

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寒蘭 「天山」のズポ抜け - その後

2023-09-08 | 寒蘭
先日「その後の様子が分かったら教えて欲しい」とのコメントを頂きました。

さっそく棚卸しリストを検索すると棚No.B70-6に1株ありました。
蘭舎の半分はまだリストアップ(棚卸し)出来ていないので、もう1株はそちら側にあるか、若しくは新芽1本だったので枯れてしまったのかもしれません。
枯れた方が確率は高そうです。

残っていたのは当時(バック木+新芽)の2条で、現在は(3条+今年の新芽;大きく伸長中)になっていました。
植え替えて以降、ヅポ抜けガ再発することなく2022年、2023年と順調に成長したようです。
残念ながら花芽は見つかりませんでした。

びっくりしたのはダコニールに11時間も漬け込んでも何ともないという事でした。
もしかすると、その方が良かったのかも???







コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エビネ小屋(5号蘭舎)作り ー 「3号蘭舎の撤去」

2023-09-08 | 蘭舎
その後、真夏に入ったのでほぼ作業を中断していました。
9月に入り少しだけ涼しくなったので、エビネ小屋つくりを再開しました。

まずは3号蘭舎の撤去です。
中の九華と春蘭を軒下に移動しました。
次に解体です。

涼しくなったのは朝方だけで、日中は猛暑です。
今日はここまでにしました。
棚台のまくら木の片付けが重労働ですな。

<before>

<after>


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする